みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
30.小津監督の映画に出てくる人ってどうしてみんなこんなにもいい人たちばかりなんでしょう。それも善人的ないいひとではなくて、それぞれが弱さや皮肉さを持ち合わせている。こんな人たちばかりの世の中だったら、いいなぁ。それと、岩下志麻が岩下志麻だとわからないくらい若いですね。岸田今日子はとってもチャーミングでした。 【kaneko】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-06-21 17:00:36) 29.この作品に詰まっているのは、戦後敗戦国日本での紳士の在り方とか、父としての在り方、友人関係の在り方の美学だと思う。実は通り過ぎてみれば戦争なんてどこか遠くに感じてしまうものなんやろうな。そりゃそうか。何故か分からん内に信じてきたものが崩れ去って、何故か分からんけど数年後には普通に暮らせてるんだから。この時代にこの作品見た人は何を思ったんやろう。映画の中の温かさや考え方が色んな人に影響を与えたんやろうな。心打たれて高度成長期乗り越えた(かな?)。ありふれた日常の一面にある人生のほろ苦さを通じて本当の幸せに気づくこの作品は、まさに秋刀魚の味。小津作品の中で初めて見た作品。当初は低い固定アングルにも、力みがなくてリズム感あるセリフの数々にも驚いたな。笠智衆って良い俳優やなぁ。あの背中からブワーっと出てる哀愁はやばかった。あと、岩下志麻がすごく綺麗だった!すごく都会的で洗練されてるのが伝わってくるし。 【ハッシーふりかけ】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2006-04-19 02:02:35) 28.東京物語よりは平凡な生活を描いた作品ですが、こちらの方が好感をもてました。 【午後のコーヒー】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-11-26 22:57:00) 27.なるほど、これが小津監督最後の作品なんですね。どうも観ていてこの方が「麦秋」よりも「晩春」に近い気がしたものの「晩春」ほどの感動が出来なかった。相変わらずしみじみと聞かせる台詞など良いのだが、今まで観た小津監督の作品の中では1番下の気がする。けど最近の日本映画のレベルから比べたらかなり上です。それだけ昔の日本映画は素晴らしい映画が多かったと言って良いのではないでしょうか! 【青観】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-25 14:31:09) 26.画面枠自体の静けさと、画面の中のにぎやかさの対比が全てである。いろんな人が指摘するように、ストーリー的には『晩春』とかとほとんど変わんない。印象に残ったのは、長男夫妻のシーン(佐田啓二と岡田まり子)。フレームから人がでていくのを待ったく気にせず、フィックスのまま写しつづけるカメラ。岡田のぶどうの食べ方。小津は目がいい。長男夫妻のアパートが『秋日和』の原節子・司葉子親子のアパートと『お早う』の佐田啓二(売れない翻訳家)のやつとまったく一緒なのが面白い。妻に似ているママのいる(岸田今日子)バーで軍艦マーチにあわせて敬礼する姿が、小津の兵隊への暖かい気持ちを示していると見えた。戦争讃美とかではなく、一緒に騒いだ仲間への敬礼ではないか。軍隊は現代で言えば男子校とか大学みたいな意義も持っていたのだと気づかされる。 【wunderlich】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-21 16:18:43) 25.画すべてが完全に安定した構図。全編が質の高い写真の並みの画なので見ていて飽きない。このスタイルを作り出した小津安二郎はすごい。そして、あのカワイイ人は誰だと思ったら岩下志摩でビックリ。 【Sleepingビリ-】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-07-29 22:39:51) 24.小津監督の遺作がこの映画っていうのはちょっと寂しい。例によって例のごとくの一人娘が嫁に行くまでの一騒動。本筋より、笠智衆たちが学生時代憧れてた恩師の娘(杉村春子)が口うるさいオバサンになっちゃってるのを見て、皆がシュンとするってエピソードの方が印象に残ってます。小津のカラー作なら自分は「彼岸花」がベストだと思うけどなあ。 【放浪紳士チャーリー】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-06-04 11:17:31) 23.こんなにも雰囲気に魅了されたのは久しぶり。出だしの工場の煙突群は、煙なしでは絵なのではと錯覚させられ、繰り返しが多く一見無意味に見える会話は断じて必要でありそこにいる人となりを感じさせてくれるし、引いたアングルによる室内はその場の空気をも共有させてくれる。そして、あれよあれよとのめり込む自分に気付く。登場人物にも無駄がない。肩肘張らずに存在を示してるのは流石!素朴ながらも眩く光るなんとも言えず好きな会話群の中でも、ぼくはこれを推したい!父が式後に寄ったバーでの岸田今日子とのやりとり。「お葬式ですか?」「まぁ・・・そんなもんだよ。」この他愛のない返事に万感の思いを感じるんだなぁ。。 【れこば】さん 9点(2005-01-28 21:40:21) 22.タイトル「秋刀魚の味」。秋刀魚は一度も出てこない。が、見終わった後、秋刀魚を食したような気にさせられてしまう。「小津安二郎」に造詣が深いわけではないのですが、小津監督の遺作としてすべての小津作品を象徴するようなタイトルではないかと思う時、つくづく秋刀魚ってすごい魚だなーと感心せずにはいられなかったのです。 【彦馬】さん 7点(2004-03-27 20:42:59) 21.佐田啓二、中井貴一に似すぎだよ、髪形まで似てんジャン、って逆だよ逆。にしても結構いいスイングしてました。貴一もゴルフ上手らしいしね。正直、ちょっぴり物足りない、でも学友と別れてから一人きりになった、笠の彼しか出せない静かで奥深い味わいこれはどの作品よりもよく出ている。 【亜流派 十五郎】さん 4点(2004-03-02 20:02:23) 20.駄目だ。分からん。なんでこの監督がこれほどまでに崇められているのか、さっぱりわからん。NASAの陰謀なのか。みんなスカラー波を浴びているのか……。確かに日本の古き良き時代を切り取った映画であり、「なんか懐かしいな」と若輩者の私にも感じさせてはくれるのだが――それだけなのである。テレビで流れていても不思議でないレベルではなかろうかとも思う。それとも自分の審美眼を疑うべきなのか。己の観客としての低俗さを嘆くべきなのか。もしかしたらもっと年をとれば分かるのだろうか……。私も早くこの映画の良さが分かる年になりたい。 と、以前評したのだけれど笠智衆が娘と我が身を想う心情と岩下志麻の美しさを今になってホンワカと思い返したのでプラス一点。 (ビデオ) 【komati】さん 6点(2004-02-22 19:30:15) 19.笠さんて本当に味わい深いと言うか、優しくてかわいくて穏やかで控えめで、こんなお父さんいいなぁ。 結婚式後のトリスバーのカウンターで静かに酒を飲みながら、いろんな思いを噛み締めている表情にうるるときました。 だけど、お嫁に行かないという選択⇒哀れな末路っていう価値観が底辺に流れているような気がして、ちょっと気分悪し。そういう時代だったんでしょうけれども。。 【柊】さん 7点(2004-01-28 11:33:48) 18.小津が死の前年に撮った遺作であり、すべてが磨き込まれた小津芸術の完成形。でありながら、娯楽作品としても一級品。カラー映像が本当に美しく、どのシーンも味わい深い。ムダなものは何ひとつない映画。映画監督は普通、キャリアの初期や中期に最盛期があって、その後下り坂になるイメージがあるが、小津は老いるほどに高みへ上っていった監督ではないだろうか。この作品は役者陣にも見所が多く、特に後の“水戸黄門”東野英治郎が主役を奪うかのような存在感を見せる。出世したかつての教え子たちに対し、卑屈さすれすれの態度で接する落ちぶれた元教師であり、娘を嫁にやれなかったダメな父親。これで泣けてしまうのが大人の男というもの。他にも、しっかりした面と初々しさの両面を見せる若き日の岩下志麻の美しさ、当時から年齢不詳な(?)岸田今日子、当たり前だが中井貴一そっくりの佐田啓二、と今では演技以外の別の面からも楽しめる豪華キャスト。ホームドラマのひと言では到底片付けられない、「ジャパニーズ家庭エンターテインメント」とでも言うべき作品。 【眠い悪魔】さん 9点(2004-01-27 11:57:37) 17.テレビでやっていた「小津特集」で先に多くの小津映画を見ていたためか、この作品を見る頃にはもはやマンネリ状態に…。内容も『晩春』の焼き直しのように感じてしまいました。小津監督の作品は、続けて見ると新鮮味がなくなり、退屈になってしまう懸念があるので、アメリカ映画を見すぎた後の一服の清涼剤として見ると、その良さが分かるのだと思います。この映画もそうした状態で見直してみると、もっと楽しめたと思います。 【プミポン】さん 5点(2004-01-16 01:15:07)(良:1票) 16.タイトルでイメージをふくらませた通り、哀愁というかせつなさというか、名状しがたい感覚を与えられました。 【its】さん 8点(2004-01-05 00:54:58) 15.娘を嫁にやるという本当にどこにでもある普通の物語でも、これほどまでに丁寧に描き連ねれば上質な映画に成り得るという非常に味わい深い映画だと思う。小津作品はまだ今作しか見ていないが、この映画監督がこれほどまでに伝説的に崇められるのも、この何とも言えない味わいを前にすると分かるような気がする。 【鉄腕麗人】さん 7点(2003-12-24 01:34:07) 14.小津の映画は、短い台詞に、何とも言えないリアリティがあるなあ。この映画でいうと、「ちっちゃいんだ。太ってんだ。可愛いんだ」というのがそれ。言葉のリズムが、とっても心地良い。微苦笑を誘うユーモアも、たまらない。そして、そこはかとない哀歓と諦観、無常観も決して重苦しくない。軽いタッチで撮られた枯淡の境地の作品。 【ひろみつ】さん 8点(2003-12-21 00:54:46) 13.本当に小津映画というのは不思議な魅力に満ちている。加東大介が軍隊時代を思い出して店の中を歩き回るシーンがとても印象的でした。 【ロイ・ニアリー】さん 9点(2003-12-12 12:30:14) 12.他の小津作品に比べるとちょっとなんだか重苦しい。しかしトリスバーのシーンは切なくて泣ける。笠智衆はよく軍艦マーチ唄いながら帰ってこなかったなぁ。 【黒猫クロマティ】さん 7点(2003-12-12 10:57:09) 11. 【STYX21】さん 5点(2003-11-19 01:10:41)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS