みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
35.う~む、これを子供の時に観ていればおそらくインパクト大だったんじゃないかなと思うんです。こういうお話は子供心に強く訴えかけますからね。まぁ、それにしてもソ連とか、東独とか、さすがに時代を感じますね。確かに南極に潜水艦を実際にもってきちゃうとか、いや~よくやったな~と思うんだけど、でもこれだけスケールの大きい話を映像化するんなら、そりゃそれぐらいやらなきゃ意味ないですもんね。今みたいにCGがあるわけでもありませんから。あ、あと草刈さん、外国の俳優みたいな顔だな~。オリビアさんと並んで美男美女でらっしゃる、、、 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-06 23:08:35) 34.アメリカ映画的な乾いたダイナミックな演出と日本的なセンチメンタリズムがないまぜ状態で、うまく溶け合わず見ていて居心地悪かったです。多分公開当時より今の方がよりリアルに感じられる設定でしょうね、これは。あの主題歌、よくテレビのスポットで流れてたよなあ・・・。 【放浪紳士チャーリー】さん 7点(2005-03-14 10:42:16) 33.スペクタクル映画の帝王=ジョージ・ケネディと、2時間ドラマの女王=丘みつ子の顔が1本の映画で両方拝めるという、奇跡のような映画。他のキャストも、ロバート・ヴォーン、ヘンリー・シルヴァなど、実にセコい、じゃなかった、ツボをついた顔ぶれ。それはさておき、人類の滅亡をテーマとした本作、ミイラ化した死体が点々とし、人類がいなくなった後も、何事もなかったかのように静かに佇む大地、その圧倒的な孤独感が胸を打ちます。病原体の蔓延により、世界各地がパニックになり、南極にいた人々が地球上に残される。映画冒頭のタイトルからもう哀し気で、まるでエンドタイトルを見ているような気分。日本の昭和基地にも「戦国自衛隊員」をはじめとした若干名がいたが(角川春樹もちゃっかり生き残ってるゾ)、しかし彼らには、故国で、世界で、何が起きているのか判らない。迫真の暴風の描写と相まって、絶望感が伝わります。一方日本ではパニックに見舞われる人々の姿。ココの描写が映画全体に対して半端で弱く、別にあってもなくても、という気はします(出番の多くない医師役に緒形拳を起用しているのは、少しでも印象を強めようという事なのかも知れないけど)が、多少ムダな描写でも個人的には歓迎(理由は後述)。しかし、生き残ったアキラちゃんが多岐川裕美に発見されるシーンはサスガに変ですね、アキラちゃんのウソ泣きぶり(えーんえーんママは?えーん)。そして何故か飛び乗るモーターボート、この映像にはつい、つげ義春『ねじ式』のラストを思い出してしまいます。さて、米政府の苦悩などを交えつつストーリーは進みますが(詳細略)、終盤で意外な展開、ここで女性達が南極を離れるために砕氷船に乗り込むシーンが実に印象的で、船に近付くボートからのカメラ視線が演出するゾクゾクする臨場感。さらにはラストでまたまた映画の様相は一変し、草刈正雄の世界秘境の旅へと。荒っぽい展開の映画だけど、これだけ様々なシーンを、曲がりなりにも必然性をもって詰め込んでくれると、お腹いっぱい、実に充実感があります。ボリュームに欠ける上述のパニック描写や、昭和基地隊員の存在が後半完全に無視されるなどのせいで、散漫な印象はありますが、逆にこれらの雑然とした感じの徹底ぶりがここではスケール感にまで昇華されており、見応えアリ。そしてラストの草刈正雄はホントにかっこいい。本気で憧れちゃう。 【鱗歌】さん 8点(2004-12-29 10:15:18) 32.ずいぶんお金掛けてずいぶんコケたというイメージが子供心に印象に残っている。当時、草刈正雄はかなり大好きな俳優さんだったのだが・・・設定も細菌によって世界が絶滅という、その後いくつか同じようなネタの映画があるが、その先駆け的な映画。人類絶滅後の人類のあり方としては悪くなかったと思うが、どこかイマイチ感が強い。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2004-12-22 19:05:26) 31.SARSの後に見たので色々と考えさせられた。 【PAD】さん 8点(2004-10-13 13:57:24) 30.最近よくある有名俳優が出演してるだけの内容の薄い洋画に比べたら全然面白い。小松左京の面白いストーリーを角川映画が上手く生かしてスケールのでかい作品に出来上がってる。観終わった後は、感動よりもウィルスに対しての恐怖が残った。 【くうふく】さん 10点(2004-06-08 07:11:33) 29.学生時代にビデオで観たんやけど、それまで観た邦画の中ではグンをぬいておもしろかった記憶が今でも残ってる。なんか洋画に匹敵するくらいの壮大さは今の邦画でもちょっとないんちゃうかな。当時は邦画ってしょぼいなって感じでいたから、これ観た時もあんまり期待してなかった分、ちょっと甘く評価してるかもしれんけど、とにかく壮大さでは邦画の中ではトップクラスやと思う。また観てみたいな。今見たら評価変わるかもしれんけど。人類滅亡系の映画好きにはオススメ。邦画も結構いけます。 【なにわ君】さん 10点(2004-06-08 04:16:41)(良:1票) 28.ひとつの作品に24億円も掛けるなんてこの時代の角川映画にしか出来ない事だろう。確かに掛けた分だけの価値はある。物語のスケールの大きさや兵器開発を批判したテーマの強さも映像からガンガンにじみ出てくる。が、どうにも納得できない部分がある。それはソ連から報復攻撃を受けて飛んできた核ミサイルによって、アメリカ特にワシントンは全滅しているはずで吉住が生き延びられるはずがないと思うのだが、原作ではこの辺りの経緯についてどのように書かれていたのだろうか。日本の映画も結構やるじゃないかと思える数少ない映画で、この編集のまま海外でも公開出来ていたらこのあと作られる邦画にもっと世界配給のチャンスが与えられることになっていたかも知れないと思うと残念。 【WEB職人】さん 7点(2004-05-05 23:35:39)(良:1票) 27.邦画で最高傑作だと思います。何十回観ても見飽きる事がありません。 【gyu_yan】さん 10点(2004-05-02 22:17:21)(笑:1票) 26.「同じ夜に何千人死のうと、人はただひとりで死んでゆく」って感じの儚さを見た。生き残った人々の話中心なのはちょっと退屈。ラストもいまいち。もう少し滅んでいく人類の最期が見たかったりした。800人以上南極に人がいるというのは驚いた。 【バカ王子】さん 6点(2004-04-26 00:16:35) 25.南極で生き残った人々の使命が種の保存になって、男女比が100対1ぐらいの状況で「女性がもっとも貴重な資源」となり、くじ引きで相手を決めて計画出産する場面は考えさせられます。また、誰もいない都市に向かってミサイル発射されるシーンには、かなりの無力感というか脱力感が襲います。でも、5歳の子供が拳銃自殺するのはチトやりすぎかと。 【東京50km圏道路地図】さん 7点(2004-04-19 01:33:55) 24.小松左京先生の小説は、本来映画のクォリティで作った作品を連続ドラマにして、ようやく一部でも表現できるかどうかみたいな内容ですので、この限られた時間ではいい作品に仕上がっていると思います。映画「さよならジュピター」も最低限これくらいのスケールがあればなあ・・。 【フューチャー・イズ・ワイルド】さん 7点(2004-04-11 23:48:42) 23.原作未読ですが、邦画にしては結構スケールの大きな話にもかかわらず、テンポ良く、飽きずに見ることが出来ました。ただ、ウィルスの特性とその影響を説明する前半がやや冗長に感じられた点と、結局何を伝えたいのかがわからないのが残念です。たんに軍拡を戒めたものなのか、あるいはメッセージ性を抜きにして純粋にお話を楽しめばいいのか…。そのへんの焦点が絞りきれていないように思います。あとオリビア・ハッセーは綺麗でした。 【虚学図書之介】さん 7点(2004-04-07 00:29:43) 22.いい話だとは思うんですけど、映画そのものはあっちこっちのいろんなエピソードの断片をつなぎ合わせたようで、アナがあって破れてるわけではないのだけど、つぎはぎみたいに感じました。あと、どの国も平等に扱おうとしている底の底の底に、ちょっとアメリカ(というかアメリカ人)の眼を気にしてヨイショしている感じがして、なんかマゾヒスティック。今見るとそれがヤナ感じです。 【シン】さん 4点(2004-03-11 19:45:31) 21.原作はどうなのかわかりませんが、映画としてはあまり・・・ 【リーム555】さん 3点(2004-02-19 17:40:00) 20.見たのが昔すぎて細かいところを忘れてしまいましたが、いままでに見た日本映画の中でいちばん衝撃を受けた作品かもしれません。ものすごくコワーイ映画だった! 爆弾がいっせいに打ち上げられるのがモニターに写るシーン(だったと思う)、ひとり放浪する草刈の孤独な姿…コワすぎる。 【ETNA】さん 7点(2004-01-20 18:22:54) 19.公開当時非常に怖かった記憶がありますが、今にしてみれば、人類は全滅したわけではなかったので、希望がなくもなかったのかなという気がします。かなり古いSF小説なのかもしれませんが、人為か自然かはともかくとして今日のSARSウイルスの広がりかたを彷彿とさせると思います。 【its】さん 7点(2004-01-05 01:56:48) 18.それまで邦画がつまらないことの最大の言い訳として「役者の顔が違う」と思い込んで来た日本人に、役者が外国人だってダメなものはダメなんだということを強く印象づけた作品。何しろ70年代ハリウッドでパニック・スペクタクルの顔とも言うべきジョージ・ケネディまで連れて来ちゃってこのザマはなんだ。みんなよくこの映画に出たよね。ストーリーも決して悪くないし、それなりに一生懸命撮ってるのはわかるんだけど、やっぱりセコい。草刈正雄はハンサムなので私はもちろん大好きだけど、こういう人物に人類の存亡を委ねてしまうのってジョージ・クルーニーに命を預けるのと変わらないぐらいアブナいと思う。それなりに楽しく観れたし「ふーん」と思って終わるんだけど、観終わった瞬間から今の今まで、もう1回観たいとは1度も思ったことがない。でもオリビア・ハッセーの演技が観られる数少ない作品の1つではある。可愛かったですよね。 【anemone】さん 5点(2003-12-21 02:26:11) 17. 少々荒っぽい演出も見られるが、南極ロケを敢行し、本物の潜水艦(旧式ディーゼル艦だけど)を氷山そびえる南極海に浮かべたのは快挙というほかない。気になったのは日本人俳優の演技が芝居がかってて萎えたこと。テーマソングも名曲だった。 【ロイ・ニアリー】さん 8点(2003-12-12 23:05:42) 16.今の日本映画界ではなかなか作れないと思われる大作。キャストも豪華だし、小松左京の原作のウイルスによる人類滅亡の危機なんて、80年代の映画としては結構先取り感があってなかなかのお話。しかし日本映画独特のモッタリ感があるのは、ちょっと残念か。 【カズゥー柔術】さん 7点(2003-10-22 12:04:33)
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