みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
39.当時あまり期待せず見に行くと、周りはおばさんばかり。正直引いていました。ところが、いきなりかっちょいい音楽が流れ気分は夢見心地。そのままグイグイ引っ張られ、気づいたらエビータは成り上がってでかくなり、すぐに萎んで葬られていました。すっげ。的確に流麗に切り出されるゲバラの批判を、エビータがその猛々しいまでの生命力で弾き返す。もう文句のつけようもありませんでした。いや、ひとつだけ。ティーンエイジ設定のマドンナのしわの無理さ加減。金髪に変わったらぜんぜん気にならなくなりましたが、あれはマドンナ以外でよかったのでは。あんな首しわで生娘って言われても 【綺羅☆KIRA】さん 10点(2004-09-27 02:36:38) 38.これだけの壮大な設定の中、主人公エビ-タは観衆を魅了させなければいけない。しかも歌で。そのエビ-タを演じたマドンナ、聞かせます!酔わせます!泣かせます! しかしながら壮大なミュージッククリップとも感じてしまうのは聞かせすぎたのか、それとも歌手マドンナのイメージを拭えない私のせいか?進行役のバンデラスはすごく良かった。歌もダンスもソレを本業とするマドンナに負けてません。個人的には(アルゼンチンというよりキューバの英雄として名立たる大革命家の)チェ・ゲバラがどう話にからんでくるんだろうと思い見てしまい、結果ちょっと拍子抜け感あり。マドンナの独唱はたしかに感動モンでしたが、主役が歌い踊るよりも皆が歌い踊るところにミュージカルの醍醐味を感じる私を満足させるシーンは(あるにはあったが)少なかった。かと言って民衆のペロンコールに音階をつけるのはちょっと..「ペーロン、ペーロン・・・」って、なんか怪しげな振興宗教の集会みたいだった。 【R&A】さん 6点(2004-08-26 15:13:38) 37.この映画は疲れました。ぜーんぶ歌ですから、息つけないですよ。全部の文章に「はい、ここ大事」ってアンダーラインが引かれてる教科書みたいな。「もっと要点を絞ってよ」って感じです。正直、全編歌のみにする必要はなかったと思います。私はミュージカルは嫌いではないんですよ。ただ、要所要所の表現のひとつとして歌を使う方が効果的なのではないかと。歌のみにしてしまったせいで話にメリハリがなく、また、全編に渡って同じ表現手法を使い続けてるために、感情表現はかなり乏しくなっています。結局はエビータのオフィシャルな人生をなぞるだけに終わってるんですね。伝記映画の醍醐味って、歴史上の人物を伝説ではなく人格として描くことですから、その点で言えばいまいちでした。人生の踏み台として男を使ってきたエバが、どうやって聖女エビータに生まれ変わったのか?そのへんが一番の疑問ですね。ペロン大統領だって、元はエバの踏み台のひとりだったわけでしょ。そんな夫婦関係ってどうだったのよとも思ったんですけど、驚くほどそのへんには触れられないし。何か都合の悪いことでもあるんですかね。ただし、映画としては決して無視できない風格を持っています。ひとつひとつの映像は完璧だし、俳優の演技もよし。私は実際のエビータをよく知らないんですけど、映画を見る限りではマドンナははまり役でした。そして、狂言回しのアントニオ・バンデラスが最高。彼が最高のラテン系アクターであることは、この映画を見ればわかります。というわけで、決して損をする映画ではないので6点を献上します。 【ザ・チャンバラ】さん 6点(2004-08-09 21:03:09) 36.エバ・ペロンという女性の話は恵まれない境遇からのし上がったというシンデレラストーリーに加え、若くして亡くなったという悲劇性、それが実話ということで一層興味深い。 華やかで美しく語られる表の顔と、狂言まわしのバンデラスが語るその裏の一面を合わせるとこの数奇な人生を生きた女性の姿が垣間見える。がぜん本当のエバの姿への好奇心がわいた。 セリフのほとんどが歌で進行するがA・ロイド・ウエーバーの曲はメロディラインがどれも美しく心地よい。 特にDon't cry for me Argentineは歌詞を変えてたびたび歌われるが聞きほれるほどの名曲。 マドンナはスキャンダラスというイメージでしか知らなかったが、歌は声が綺麗で情感があるし、華やかでエネルギッシュなのが上昇志向のエバのイメージに重なる。 それ以上びっくりしたのが狂言回しのバンデラスの歌のうまさ。 歌がメインのミュージカルとしては申し分ないレベルです。これは舞台未見なのでこちらも見たくなりました。 【キリコ】さん 8点(2004-07-29 23:28:01)(良:1票) 35.全編、歌、歌、歌、...ミュージカルアレルギーの私には、ちょっと辛い...でも、ここまで徹底されると、なんか脳がマヒして..普通にストーリーに集中出来たような気が.. したがって評価も6点.. 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-07-05 12:20:48) 34.すごく分かりやすかった。マドンナ・・なめてたけど良かった。社会的なミュージカル、以外に面白い。 【★ピカリン★】さん 7点(2004-06-20 22:50:31) 33.監督の腕次第でアカデミー賞総なめできる最高の題材だったはず。そう思った。 【モチキチ】さん 7点(2004-05-17 06:20:33) 32.スキャンダラスなマドンナとバンデラスの組み合わせは濃いよなぁ。しかしなぜこの2人なんだろうか?という理由は、この映画を見てはじめて分かった。 2人とも歌がとてもうまい。 意外な歌唱力をみせるバンデラスと意外な演技力を魅せるマドンナ。 それにド派手な2人にふさわしいゴージャスなミュージカル映画だった。 勢いだけの映画と言えないこともないが、その勢いがすごい。 後半は観ているほうが息切れしてくるほどだ。 バンデラスはなぜか真面目な顔をしていても笑える。なぜだろうか。 【花守湖】さん 8点(2004-05-16 11:32:58)(良:1票) 31.演技と唄のメリハリのあるミュージカルを期待した。お話がとっても魅力的なだけに歌うだけの女優さんを起用したのが残念。後半はそれだけでも惹きつけられたからやっぱり面白いドラマ。 【スルフィスタ】さん 6点(2004-04-29 02:41:53) 30.以前劇団四季のミュージカルで観た。折角映画になったのに舞台の世界を超えることができていなかった。元々、ミュージカルとしても完成度が低く、歌としても有名なのは1曲しかないし、ひねりも発見も何もない。ミュージカルの映画化の難しさはきっとあの名作West Side Storyの偉大さと無関係ではないだろう。 【momonoki】さん 4点(2004-03-10 16:16:17) 29.新大陸がヨーロッパからの移民を盛んに受け入れていた頃に「アメリカは広いけれど、生活水準はアルゼンチンのほうが上だし・・・どちらに移住しようかな?」なんて考える移民志願者がいたなんて今では信じられない話かもしれません。今でもアルゼンチンの生活水準はある意味でアメリカよりも上かもしれませんが、貧富の差に起因する不安定な政治情勢や累積対外債務のせいでアルゼンチンがアメリカと同等の先進国だとは誰も思わないのです。エバ・ペロンは政権の福祉厚生担当大臣に任命しようという意見さえあったほどのやり手で、癌によるわずか33歳での死は本当に惜しまれます。彼女がもう10年か20年長生きしていたら貧富の差による民衆の不満はかなり緩和されていて、現在の世界でアルゼンチンはアメリカと肩を並べていたかもしれません。”Don’t cry for me Argentina”なんて歌われてもアルゼンチン国民ではないこちらのほうが泣きたくなります。エビータの死去がアルゼンチンに及ぼした影響を考えればドキュメンタリーなんていう生々しい手段は重すぎます。第一、ペロン政府の是非など、これからの歴史の判断を待たなければいけない内容に触れないわけにはいかないでしょう。一方で一人の女性としてのエビータの人生は永遠のシンデレラ・ストーリーなのでミュージカルにはぴったりだと思います。数々の政治上の問題にもかかわらずアルゼンチンはラテン文化を純粋培養している国で、この国に花開いたラテン文化の粋を堪能したい方はカルロス・サウラ監督のアルゼンチン映画「タンゴ」を、政情不安が庶民に及ぼしてきた影響に興味がわいた方は「オフィシャル・ストーリー」を是非ご覧ください。 【かわまり】さん 8点(2004-03-07 09:36:22) 28.ミュージカルは苦手…と思っていたらすんなり観れた。ミュージカルというより贅を凝らした長編MTVという感じ。新鮮で良かったです。 【番茶】さん 7点(2004-03-03 23:59:27) 27.ミュージカルものは初めて見たんだけど、思ったより違和感なく入っていけた。マドンナってもっとケバいイメージだったけど、成り上がって頂点まで極めていった男性的な魅力と同時に、同居するはかなくてもろい女性の魅力もかもし出していて、演技力もどれどれなかなかいけてると思った。ストーリーは平べったい感じだけど、マドンナの圧倒的な哀愁や力強さを漂わせる歌唱力を堪能すれば、それでいいんじゃないでしょうか。バンデラスともども他のキャストも、引き出し多いな~と思ったし。バンデラスなんてミュージカルというイメージとはほど遠い存在だったからかなり意外だったけど、そのイメージをぶち壊して尊敬の念まで抱いてしまった。 【ブッチ・ハーモン】さん 7点(2004-03-02 18:37:05) 26.横目で見ながら書いていますが映像不用の映画かと。マドンナは勿論ですが、バンデラスがあんなに歌が上手いとは知りませんでした。他の役者さんも(ミュージカル的視点で)いい線ついてます。でも映画としては演技りょあわわわいえ少々ツマラナイと思いました。 【私目安】さん 6点(2004-02-27 00:40:04) 25.マドンナの歌がうまい・・・・。それだけでびっくりでした。この役のバンデラスがあまり・・・。ちょっと熱い。他の作品のバンデラスのが好きです。とはいえこの映画はマドンナの努力で素晴らしかったと思います。ミュージカルなのに歌が下手じゃ見てらんねーから。 【cock succer blues lee】さん 6点(2003-12-03 14:03:39) 24.自分が幸せになる事が、民衆の幸せにも繋がると信じていたエバ。それは、やはり自分が底辺から這い上がってきた体験が彼女にそう信じさせたのだと思います。だけど、彼女の肉体の器は、彼女の大きな意志を受け止めるには、脆過ぎたんでしょうね。マドンナの存在感としっかりとした歌唱によって描かれる悲劇は、円熟味が増してきたアラン・パーカーの演出力と、フレームの中に画をピタッと確かな構図に収める天才ダリウス・コンジのカメラによって風格あるミュージカルへと昇華されていました。ロケ中心のリアルな映像とミュージカルの融合には、どうしても違和感が生じるという問題は、この映画でも解消されてはいませんでしたが(リアリズム、というものから最も遠いところにあるのがミュージカルですからね)。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-11-28 13:20:46) 23.最初は曲に変なギター音が入ったりして、中途半端に古臭いなぁと思ってみていたが、後半すごくよくなった。「Don't Cry for me~」の歌はかなり好き。 【いざ、ベガス】さん 6点(2003-11-25 00:48:09) 22.ほんとに、曲とマドンナの歌唱力がすばらしい。映像はもちろんいいし、バンちゃんの視線や表情もすごくインパクトを感じるから、ふつうのドラマ部分をふくらませて、メリハリをつけてくれたら、さぞ素晴らしい映画になっただろう!と思うのに、なぜそうしなかったんだろう、というのが、大きなナゾです。サントラは聴けば聴くほどすんばらしいから、じゃ映画は別につくらなくてもよかったじゃん、とも思ってしまいますね・・。 【おばちゃん】さん 7点(2003-11-23 20:47:21) 21.姉と観に行って「いつ始まるんだろうね」と聞いてしまったバカや野郎。身内で良かった(^^ゞ サントラは傑作だと思う。 【ロウル】さん 7点(2003-11-07 21:44:19)(笑:1票) 20.セリフのほとんどない歌ばっかりのミュージカル、しかも歴史ものだったけど、テンポよく進んでわかりやすかったし、かなり楽しめた♪アントニオ・バンデラスが良かった。マドンナもなんとなくはかなげで、かわいかった。 【ジョナサン★】さん 6点(2003-10-25 19:59:36)
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