みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
266.重い。心が割れそうになる。でも、またみてみたい。でも見るには勇気が必要。 【やんいー】さん 8点(2002-06-28 12:45:17) 265.今は亡き自分の母とラップし、心苦しくなった。セルマのような親は少なくないはず。もう、見ることは出来ません。。。 【1児の父】さん 9点(2002-06-25 17:53:32) 264.この映画を見た人で、セルマの馬鹿さ加減がムカつくと言う人がいる。じゃあ、その人に聞きたい。馬鹿で愚かな人間は主人公になる資格さえ無いのかと。聡明な人間しか主人公になれないのかと。失明すると分かっていて生むのは親のエゴだという人もいる。じゃあ、その人に聞きたい。目に障害を持つ人間は、この世に生まれてはいけないのかと。セルマみたく、あんたいったい何考えてんのさ、少しはなんか言えよ、といいたくなるような人って、この世の中にはたくさんいるじゃない。この映画は、そんな人達が辿ってしまうかも知れない末路を、刻々と描いた映画なんだ。そして、監督はそんなのいたいけな一人の女を、悲劇の中に放り込む。ここまでは全く、『奇跡の海』と変わっていない。しかし、決定的に違うのは、ラストにおいてなのだ。べスとは逆に、セルマは、自分で幸福までたどり着く。自らの心音を頼りに、死の恐怖を軽く飛び越え、あっという間にそこまでたどり着くさまを描いたこの映画は、奇跡だ。その奇跡こそが、それまでのあざとさを払拭している。これほどの映画は、これ以降、二度と現れないだろう。 【ククル】さん 10点(2002-06-24 16:15:24)(良:3票) 263.賛否両論の激しい作品ですが、私は大好きです。セルマの生き方に反感を持つ人も多いようですが、同じ子を持つ母として、私はとても共感できます。私でも、我が子が自分と同じ苦しみを味わってこの先の人生を生きていかねばならないとしたら、やはり自分の命に代えてでも『目』を与えると思います。彼女を頭が悪いと批判する意見も多いですが、私は逆だと思います。お金を取り上げられることを恐れ、真実を話さない所、ジーンへの底知れない愛情がありながらも、監獄の中で一度もそれを表現しようとしない所、すべてジーンのために考えられた最高の母の愛情ではないでしょうか。 ミュージカルシーンも、圧感!感動しました。最高です!! ただし、あまりにもショッキングなラストには、恐怖さえ覚えました。あのシーンだけは映さないでほしかった・・・。そうすれば、いつまでも最高の余韻を味わえたのでは・・・と思います。 【子を持つ母】さん 10点(2002-06-11 12:10:22) 262.みんな泣いた!しかし「泣くために観る映画」ではない。感動するために観る映画でもない。自慢するほど映画を観ている訳でもないが、感動できる映画って他にも一杯ある気がするが。恐らく、これを観て感動した人とは、観る視点が違うのでしょう。 【☆】さん 2点(2002-06-05 01:12:04) 261.あまりの前評判の高さに期待して見に行ったのではずしてしまった感じ。映像とか撮影手法はすばらしいんでしょうが、「奇跡の海」の方がよかったと思う。 【staregirl★】さん 4点(2002-06-03 01:03:59) 260.ここまで評価の分かれる映画も珍しいと思う。恐らくこの映画は「ミュージカル映画=ストーリー軽視の娯楽映画」という既成概念みたいなものを壊しているのかもしれない。幼少期から刷り込まれている映画の見方みたいなものだから、観る人によっては激しい嫌悪感を感じてしまうのだろう。ちなみに自分はついていけませんでしたね、落ち込んでたと思ってたら急に笑顔で歌い出されてもね~・・・頭が混乱するっつ~の。 【眼力王】さん 5点(2002-05-28 23:41:12) 259.予告を見たときに必ず見ようと決めていました。 確かにラストシーンはかなりダークな気持ちになりますが、私としてはあれも有りかなと思いますね。 セルマの生き方を”どうのこうの”言ってもしょうがないような気がしますよ。 子供にも遺伝すると分かっていて出産して、その責任として手術をさせるために、ひたすら貯金をしている。 もしも自分の子供が同じ病気を持っていたら、やっぱり同じ事をするのではないでしょうか? ただし人殺しはしませんけどね。w あまりにも純粋なセルマには、終始感動させられました。 一度は観ても損は無いと思います。 酷い評価をしている人もいますが、あくまで自分で判断して欲しいと思います。 【まーくん】さん 9点(2002-05-27 01:46:40) 258.名作だと思う。でも重い。こまごまとしたシーンに泣かされる。他の方も書いているように感動の涙ではない。あまりに理不尽で救いがないように感じながら見ていたが、最後の「私たちがそうさせない限り、最後ではない」が救いなのだろう。エルマの生きる目的は、ジーンに手術を受けさせること、自分が今まで味わってきた思い(大好きなミュージカルを諦めなければならないことも含めて)を絶対に味わわせないこと、これだけに集中していたのだと思う。これがどれだけ大切なことかは本人にしかわからないし、それだけに固執しているからこそ見ていて歯がゆい。これは親子愛とかではないと思う。そうしなければ自分に納得できないのだろう。だから自分が殺人犯として処刑される、または自分がいなくなることで息子がこうむる悲劇については鈍感で、ジーンが手術を受けたと知れば、冷静に死を受け入れている。これで本人は救われたのかもしれないが、見ている側には「これでいいのか?」という疑問は残る。ただ私にはエルマが人ごととは思えない。現実離れというより、理不尽で奇妙な現実の姿を見せつけられた感じがする。次々に色が塗り重ねられて変化していくオープニングが、この映画を象徴しているようでよい。 【さつき】さん 9点(2002-05-25 20:37:30) 257.現代版の『フランダースの犬』みたいだった。焦点が近い、見苦しさを覚える構図は、弱視者の視界を意識したものだろうか。ど近眼の自分にとっては、「見えない」もどかしさというのがよく伝わってきた。しかし、あれほど大事に抱えてきた秘密を、なぜあんな奴に?そんなものかもしれないが、そこのところが、どうも唐突だ。あまりにもストレートに生きすぎるセルマ。最後は視界の苦しさなど気にならない自分がいた。人生にエピローグは無い。 【ridge plot】さん 10点(2002-05-24 02:53:12) 256.賛否両論、色々ある映画だと思いますが、ラストの衝撃的なシーンは、私も二度と見たくないです。ただ、セルマはセルマでしかいられない、他の誰にも彼女の生き方をとやかく言う筋合いはない、それだけは強く思います。・・とにかくつらい映画ですね。 【都忘れ】さん 8点(2002-05-20 17:51:55) 255.好き嫌い分かれてしまいますね・・・。私は後者のほうです。印象には残るのですが・・・残りすぎたのか見終わった後に気持ち悪くなってしまいました。 【むにゅ】さん 1点(2002-05-15 05:48:02) 254.この映画は監督の言う通り 好き嫌いがはっきり分かれますね。僕は今まで見た映画のベスト5に入るほど好きでしたけど(笑)。(100点満点に換算すると、98点)とにかくミュージカルシーンの見せ方がもの凄く良かったし、ビョークの歌声もむちゃくちゃ素晴らしかった。そしてなにより、この映画は締めくくりがいい。端的に言うと、セルマはもうすぐ処刑されるのを分かっているのだが、それでも息子への無償の愛を貫き続け、そして刑が執行された。ここが凄く良かった。現実を直視しているようで。ただ、マイナス点も2つあります。1つは、オープニングでず~っと音楽だけが流れてくるところ。あれは何が言いたいのかよく分からなかった(笑)。もう1つは、時間が長かった。この2箇所がマイナスです。でも、それ意外はみんな良かった。ホントに。見た後で、久々に心の底から「素晴らしい!」と言いたくなったほどだもの。僕は基本的にハッピーエンドの映画は嫌いなので、むしろこういった映画の方が好きです。現にこの映画はDVDで4回も見てますし(笑)。ただ、これは昼間に見るべき映画ですね。いちいち夜にこれを見たら、翌日 気が重くなりますよ(笑)。まあ 結果がどうであれ、昼間に時間があるなら一度はこの映画を見るのをオススメします。下手なハリウッド映画よりかは格段と上ですから。 【ネクセル】さん 10点(2002-05-13 00:57:22) 253.リアリティがないのは確かだけれども、この映画はそんなには求めていないのだろうと思う。これは童話みたいなものだからと、監督が言うのもうなずける。ストーリーの持っていき方は強引な点もあるけど、我々が直視しなければいけないものを見せてくれたような気もした。 【敗者復活戦】さん 8点(2002-05-11 15:26:54) 252.確かに泣けた。でも感動してというより悲しくて泣くといったカンジ。『火垂の墓』状態。2度と観る事はないけど、列車のミュージカルシーンは圧巻。あそこだけはもう一度観たい。 【姿焼き】さん 6点(2002-05-04 07:45:12) 251.純粋なだけに痛い!表現も独特でおもしろかった。だけど何も頼まれたからって人撃つことないのに。自首すれば正当防衛でしょ。と言うか貯金しなよと思いました。 【あみ】さん 3点(2002-05-02 09:51:52) 250.<ネタばれあります>セルマの生は閉じられた闇の中にあり、その闇の中に鮮やかな色彩と調和の世界を創り出し、まさに「闇の中で踊る」ことによって現実の生を保ち得ている。それは目の病に直接的に起因しているというよりも、子供の頃に下されたその運命の宣告ゆえではないか。その宣告が彼女の生に対する認識に決定的に刻印され、自らの生き方の可能性を制限している。後半、死刑の宣告が、失明に関する運命の宣告と同じ構造の、より深刻なバリエーションとして真の闇へと彼女を導いていく。最後のシーンでは、実は人間の生そのものが闇から生まれ闇へと葬り去られる束の間の幻影にすぎず、セルマの心の中できらめく調和の世界(心の声)こそ永遠不変のものではないかという劇的な価値の逆転がなされる。肉体の終焉による制限された生という意味においては、どんな人間もセルマと同じ運命を背負っているが、もしその時が訪れたとしたら私はセルマのように最後の瞬間に魂の永遠性を信じることができるだろうか。 【マミ】さん 8点(2002-05-02 09:08:40)(良:1票) 249.いい意味で、映画の枠をぶち破ってくれました。それにしても、一人で見ると本当に恐いですね。。音楽が。 【sugar】さん 9点(2002-05-02 05:36:25) 248.好きじゃないけど「嫌い」と言う一言で切り捨てるのも違う。そんな単純な次元で片付けられない。俗に言う「感動した」わけでは決してないけれど、心に触れる確かなものがあった。ストーリー性やメッセージ性などはもはやどうでもよく、映像を使ったこういう表現、こういう世界もあるのかという新鮮な驚き、映画の奥深さを垣間見た気がする。映画を構成するすべての要素が微妙に複雑に巧く絡み合って、独自の、絶妙な雰囲気を創り出してる。繊細で、透明、圧倒的なオリジナリティー。同じ脚本を、他の監督、他の演出、他の俳優で製作したら「大っ嫌い」と断言できるだろうと思える作品。そう思えるだけに、「好きじゃないけど、嫌いじゃない」と思わせるこの映画の「何か」は、そうそうあるものではないと思う。なんとも言葉では表現しがたい変なカンジ。ただ私がこんなに肯定的なのは、あのラストを事前に知った上で、かなりの覚悟をして観たせいだと思います。(REVIEW数の多さに何気なく開いたこのページでいきなり結末を知ってしまいました…(-_-;) )幸か不幸か、そのおかげでストーリー展開以外の部分にも目を向ける余裕がありました。確かに何も知らない人が観れば、「うそでしょ???」というストーリー展開に引っ張られてそんな余裕はないだろうし、最後があれではかなりキツイかも。否派の人は視点を変えてもう一度観てみるとまた印象が違うのかもしれませんが、そういう人はとてもじゃないけどもう二度と観る気にはなれないんでしょうね。 【ちび】さん 8点(2002-05-01 23:01:23) 247.ミュージカルは苦手だけどビョ―クの声が好きなので苦ではありませんでした。映像は見ててかなり酔います... 【ジャガー】さん 6点(2002-05-01 12:28:09)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS