みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
45.自力の努力が生死を分けるのか、分けないのか。それすらもわからない状況で人間はただひたすら生きるしかない。そのうちしだいに動物的本能のような感覚が研ぎ澄まされてくるのだろうが、それはまさにヒューマンな次元とは異なるものだろう。主人公がピアニストという芸術家であることは動物と人間という対比を明らかにする点でわかりやすい。もっともこうした二分法そのものがよいかどうかは別問題だが。強制収用所から解放されたものは、解放後何十年もしてから自殺することがある。主人公のその後が気になるが、事実としては総じて平穏な日々を送ったらしい。それは良いことだと思う。では実際に自死を選んだ人間を題材としていわゆる商業映画を作れるのか。表現を超えた表現として。たとえば『ショアー』とはまた別なタイプの。。。 まあ、いまはこうしたジェノサイドを題材として作品を作ろうとすることだけでも十分意義があると思う。 【バッテリ】さん 7点(2004-04-04 15:00:00) 44.戦争(ナチス)という巨大な悪の前では、人は誰しも卑小で無力な存在であることを、この映画で改めて思い知らされた。ホロコーストを生き残った人たちは、「いい人は帰ってこなかった」と戦後口々に語ったそうだが、誰が善で誰が悪であったか、割り切って語れるものではない。災禍に陥った時、正気と理性を失わず「人」としてあるべき行為がとれるか、自分自身が試されている気がし、そのためにも、正視できないような残酷な場面も、目を見開いて観る必要があると感じた。 【トバモリー】さん 7点(2004-04-04 13:22:25) 43.後半はほとんどセリフがなかったのだが、すごく入り込めた。 今までの戦争映画で、ナチは悪いように描かれていたが、中には正しい人もいたということが分かった。 必死で生き延びようとするシーンには胸をうたれた。 【すごろく】さん 7点(2004-03-27 20:23:18) 42.主人公は運が良すぎますね。まあ、それはこの人の今までの人徳というのものだろう。ユダヤの差別を淡々と描いてるおかげで、さらに一層残酷さが伝わってきました。 【アルテマ温泉】さん 7点(2004-03-18 18:43:29) 41.普通に楽しめました。どこがと質問されれば難しいのですが・・・ 【ゆきむら】さん 7点(2004-03-17 08:53:16) 40.実話ものとして良く出来ていると思います。本当は泣く事を期待して観たんですが、実話を元にしているのでドラマティックさは影をひそめ、リアルな話を見せられ「こんな事があったのだ」と考えさせられました。歴史を語る上でも貴重な作品だと思います。 【ゆうしゃ】さん 7点(2004-03-03 12:57:51) 39.見ている間じゅう、ずっと眉間にシワが寄っていたと思う。主観的なものを一切排して、主人公の目の前で起こった出来事を、ただただ淡々と描いていく。うろうろと逃げ回る主人公の姿には嫌悪感すら覚えるが、それをも淡々と描き出す冷徹な視線がリアルで壮絶。主人公がドイツ人の将校の前でピアノを弾くシーンで、背筋をピンと伸ばしてピアノの前に座る姿に胸を打たれた。 【あさ】さん 7点(2004-02-23 12:00:59) 38.役者の演技はさすがでしたが、なんかスッキリしませんね。自分だけ助かってさあ・・・感動はしませんでしたよ。 【やっぱトラボルタでしょう】さん [DVD(字幕)] 7点(2004-01-20 17:55:35) 37.戦争の悲惨さと言うより人間も本質的には残酷な生き物なのかなあと思いました。なかなかの傑作です。 【ぽじっこ】さん 7点(2004-01-13 21:05:21) 36.戦争の悲惨さが良く描かれていると思った映画。一人の実話を通してうまく描かれていると思う。ただ、ラストがすこしあっさりし過ぎかな。言葉ではなくてもいいから、主人公の気持ち(ドイツ将校に対して)がわかるシーンが欲しかったような気もする。あと、ピアニストである意味があまり描かれてないかなぁとも思った。 【ほかろん】さん 7点(2004-01-11 15:01:16) 35.新年明けて観て、非常にくらい気持ちになりました。 年始向けの映画じゃなかった。。。。 【杏と蛍】さん 7点(2004-01-08 02:50:39) 34. 【its】さん 7点(2004-01-05 01:14:09) 33.映像的にすごい映画。戦争の悲惨さが伝わる作品だと思う。ただ人の善意に乗って逃げ回る姿は、ロマンポランスキーのアメリカに来れなくなったバックレ人生を彷彿とさせます。 【バチケン】さん 7点(2003-12-29 18:34:17) 32.何が起こっているのか、言葉での説明がほとんどない淡々とした描写でした。幸運にも生き残ることができたユダヤ系ポーランド人のピアニストの目を通しての描写なのでしょう。戦争体験を語り継ぐことは重要だと思うし、こういう映画が今でも作られると云うことに映画文化の良さを再認識しました。 【カオナシ3号】さん 7点(2003-12-26 09:34:00) 31.芸は身を助ける。長いものには巻かれろ。情けは人のためならず。この映画から得た生き残りのための教訓です。 【東京50km圏道路地図】さん 7点(2003-12-26 00:22:35) 30.泣ける映画かなと思ってたけど、結構淡々としている。正直言えば、いままでのナチスを取り扱った映画と大きな違いはないと思った。 【ボーリック】さん 7点(2003-12-21 00:59:22) 29.シュピルマンのどんどんやつれていく姿が哀しいです。 【たま】さん 7点(2003-12-16 11:25:54) 28.映像はもちろん、物語も灰色に包まれ、それが静の描写をより際だたせる。 淡々と、進行していく映像が逆に恐ろしさを醸しだしており凄みを感じた。 【青犬】さん 7点(2003-12-01 22:31:28) 27.当時、おれが好きだった娘(のちの彼女)とそれをサポートする友達2人(男1女1)と見に行きました。CMを見て“戦争の中で恋に落ちるピアニストの熱烈なラブストーリー”と勝手に勘違い。それに投影する自分の恋心に胸をわくわくさせて上映時間を首を長くして待ったのだが…うげっ。 凄惨な場面のオンパレードに隣で好きな娘はずぅ~と泣きながら目をそむけてました。ハンカチでも渡して“かっこいい男”を演出すればよかったおれだったが、そのとき映画の真意と先入観のギャップへのショックで思考は完璧ストップ…。 でも映画はよかったです(笑 【(*´▽`*)ゎぃ】さん 7点(2003-12-01 21:41:08) 26.一言悲劇という映画だな~。結構主人公の人はラッキーというかなんとか生きのびようという姿勢がすざましい。とにかく今のドイツは約60年前だと考えると驚く。 【ピース】さん 7点(2003-11-21 10:38:35)
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