みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
23.大コケぶりに妙な期待をしたのですが、実際に見ると意外とあなどれない作品だなと思いました。話がわかりづらく世間一般に認められる映画ではないと思いますが、映画好きや批評家から酷評を受けるほどのものでもないでしょう。とにかく映像美に感心。ブレードランナーからマトリックスまでSFといえば闇。テクノロジーの無機質さと闇は抜群の相性なのですが、この映画はそれを覆す試みをしており、かつ成功させているのです。雲ひとつない真昼間に緑いっぱいの庭園を走り抜けてSFを成立させているのです。また、通常のSFではテクノロジーを感じさせるマシーンや建造物が登場するものですが、この映画では代わりに小道具でそれを表現しているので独特な印象となっています。それらを見せる監督の美意識も大したもので、独特なデザインをうまく作品に取り込んでいます。外敵を感知するとトゲになる芝生や、足に手のひらを移植している暗殺者等の突飛なアイデアもダサくすることなく映像化に成功させており、なかなかセンスの良い人だなと感心しました。一方でストーリーはいまいち弱く、陰謀の根幹がクローン技術でしたなんてのはSFではよくある話で、またテクノロジーに生命の神秘性が追いつくというテーマもSFの常套句なのでアイデア自体は別段特殊なものではありません。また、脚本に舌っ足らずなところがいくつも目につきます。まずイーオンがなぜレジスタンス活動を行っているかの説明がないので、彼女がトレヴァーと心を通わせていく過程のドラマが引き立っていません。人類はたったひとつの都市に密集して暮らしているのに、イーオンは兵士をボコボコ倒せるような訓練をどこで受けたんだというそもそもの疑問もスッキリしないし。都市上空を旋回している飛行船が実はクローン製造工場だったというどんでんも、そもそもあんなものがどういう理由付けをされて飛んでたのかの説明がないのでどんでんになってないし。また、政府トップの暗殺があまりに簡単なのも納得できず、その上その暗殺犯がいとも簡単に逃亡し、しかも再びトレヴァーに接触しに行けちゃうという安易さは回避すべきだったと思います。とまぁ脚本には穴が多いのですが、これはビジュアルを見せるための映画なんだと割り切ってみると、バカみたいな話でビジュアルを台無しにせずきちんと硬派な印象を残しているので、良くはありませんがそれほど悪くもないと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-11-25 23:39:00) 22.うーん、なんかマトリックスっぽかった。 和な感じの部屋とか置物が多かったね。 なんだかなぁ、イーオンと同等クラスの敵とかがいたら面白かったのかもしれないけど、なーんかすっきりしない。 【ken】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-11-17 15:57:18) 21.シャーリーズ・セロン目当てで見ましたが、それでも4点でした(泣) 雰囲気はマトリックスやリべりオンな感じで特に目新しいものでもなかったし。アクションも目新しいものはなにもありませんでした。セロンのファンでも点数低そうです。 個人的には、ケイト・ベッキンセールのアンダーワールドの方がお奨めです。 【kenz】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-11-08 21:45:08) 20.ストーリーが良くないのか話に入っていけなかったです。SFにありがちだけど好きな設定なのに、なぜかあまり面白くなかった。アクションシーンは見応えあったけど、やっぱりストーリーあってのアクションなので全体的には頂けません。シャーリーズ・セロンは綺麗でした。 【ぽじっこ】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-11-08 21:03:55) 19.シャーリーズ・セロンのちょいと長いプロモーションビデオな感じです。身長177センチで、あの小さな頭蓋骨サイズ・・もしご本人に会えたら感動するなあ。美しすぎるってことで2点プラスです。もちろんストーリーはよく覚えてません。あ、モンスターとノイズとディアボロスも観たくなっちゃったな。それと、ウルトラ・ヴァイオレットとトゥームレイダー。 【★ピカリン★】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-11-03 21:50:23) 18.不思議系ラブストーリー。昨今のクローン題材作品の中では深い内容だと思います。 【くまさん】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-10-22 06:26:42) 17.期待していただけに、外れてがっかり。面白くないです。 【MS】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-10-04 00:06:18) 16.もうなんでしょうか。「ウルトラヴァイオレット」とか観ちゃってると「また女性頑張っちゃう映画か!」とか思うんですが、あのシャーリーズ・セロンがアクションやっちゃうのか!ってだけでDVD買っちゃった私も相当なMですね。ま、そんな雑談はともかく、近未来の統制された社会とその反乱という構図は個人的に好きで、そこでクローンに基づく「実は以前は恋人だったのよ」的な記憶消されちゃったエピソードとかアリだと思うのですが、いかんせんシナリオの展開が薄っぺらくて説明不足なんで、1度観ただけだと「あれ?なんでイーオンは今この塔に登ってるんだっけ?」とか分からなくなります。期待したほどアクションの見せ場もそう多くなく、目新しさも感じないので、シャーリーズ・セロンの新境地を楽しみたい彼女のファン向けの作品かな?と思いました。見終わって思ったのは、ブロンドより黒髪の方が目の力強さが強調されるんだなって事、意外にショートカットも似合うなあって事、黒い衣装が似合ってたなあって事と、トップバスト(びーちく)が見えそうで見えなかったかあという腹八分目的な満足感。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-10-02 00:21:08) 15.シャーリーズ・セロン、アンジェリーナ・ジョリー、ミラ・ジョボビッチ。この3人の女優には、その生い立ち以外にも同じ臭いを感じる。セロンとジョリーはオスカー女優であるにもかかわらず、自身の身体をまさに映像の道具として使い、恥じらいがない反面で色気もない。この作品で、この3人が「アクション映画の揃い踏み」をしたことになるが、三者三様で映画としてもおもしろいので何やら複雑な心情である。「モンスター」で醜い女性を演じた(だからこそ、オスカーが取れたのだが・・・)後のこの作品、セロンが「私はこのとおり美しいのよ、スタイルもいいのよ、アクションもできるわ!」と主張している映画なのであろう。ハル・ベリーやセロン、オスカー女優も一昔前とは性質が変わってきたようだ、それだけ競争の激しい世界か・・・。オスカーを取りながらも、こういう系統の映画に出演し、ほとんどスタントなしで演じたセロンの敬意を表したい。 【ぼぎー】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-09-27 16:07:47)(良:1票) 14.かっこいいCMのアクション部分は始めだけで、物足りない。 クローンが記憶を継承するっていう設定は止めて欲しい。 本気にする人が出てくるよ!! はじめのアクションシーンでボールをばら撒くって、 忍者みたいでよい。だから5点。 【オドリー南の島】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-02 14:27:42) 13.世界観は結構好きです。ストーリー自体はシンプルですので、説明不足の点もありますが、想像で十分補えます。見所は何といってもシャーリーズ・セロン。アクションシーンは少し弱いですが、あの素晴らしいプロポーションとコスチュームを見るだけでも鑑賞の価値はあるかと思います。あとキャラクター的にはシサンドラ(両足が両手の人)が好みですが、全体的に脇役に魅力が少なかったのが残念です。 【目隠シスト】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-04-15 11:18:24) 12.予告編を見て「ジョジョっぽいな」と思った。 冒頭の蝿を瞬きで捕まえるシーン、芝が針になる、 鉄球が勝手に転がってくる・・・随所でジョジョっぽい 雰囲気を感じた、それが目的だったのでわりと満足した。 ほかの方のレビューを見たが、そういうコメントが 一つもなかったので俺だけっぽ。 面白いのか!?といわれると微妙。 やっぱり、どんでん返しとか期待を裏切るような 展開がないと印象が薄れる。 【六爺】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-04-14 12:20:00) 11.ナルニアより遥かに壮大なスケール思えた。最初はお色気アクションかと思いきや、目が離せない映画でした。カップルで行くにはお勧めの映画です。 【シネマパラダイス】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-04-03 18:34:33) 10.キャットウーマンといい勝負です。 【たま】さん [映画館(字幕)] 3点(2006-04-02 16:15:24) 9.シャーリーズ・セロンかっこいいー。CGみたい(笑)。アクションを編集で誤魔化されてるように感じるシーンが結構あって残念。テーマは深いけど、それを表現仕切れてない感じもある。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-04-01 15:33:36) 8.人は死ぬから良い・・・ということは、本当に良いことなのであろうか。僕が思うに、実はやっぱり絶望的なる真理である。この映画を見終わった後は、有限な人生にすばらしさを感じてしまいかねないが、ほんとうは絶望的なことであることを忘れてはならない。だからもっとコミカルにふざけ半分で映画をつくらなければいけなかったと思う。キルビルみたいに。 【no_the_war】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-03-22 22:22:05) 7.皆さんがどういう視点で映画を見て、評価しているのかは俺には分かりませんが(人それぞれなので)ポール婆宝勉流に娯楽エンターテインメントとして評価してみた場合、現実と幻想と存在意識が入り混じった映像で描かれるストーリーに果たしてついて行けるかどうかが、評価の分かれ目だと思う。ストーリーが理解できたならば、シャーリーズ・セロンがカッコ良く、テーマが奥深いアクション映画として楽しめるだろうけど、理解できないならば理解不能以外の何物でもない。かなり好き嫌いが分かれますね。ちなみに俺は周囲の評判にそぐわず、前者でした。さっきも書いたようにシャーリーズ・セロン演じるイーオンはアクションのキレが良くカッコ良かったし(二挺拳銃も決まってました)何よりテーマの意外な奥深さが印象的でした。「人間の生死の尊厳」とでも言うのかな。確かにストーリーは少しややこしいしパッと見B級に見えますが、そんなの全然気にならなかったし『エターナル・サンシャイン』などの作品について行けた人なら問題は無いと思います。思ったんだけど、こういう感じのアクション映画が不評になりがちなのは、観客の鑑賞前の固定概念みたいな物がかなり作用しているんだと思う。『アンダーワールド』もそうだけど、ヒーロー・アクション映画ってのは大抵が、単純明快な勧善懲悪ストーリーだからたまにこういう、良い言い方をすれば「凝っている」悪い言い方をすれば「ややこしい、ゴチャゴチャしている」ストーリーの映画が現れれば、やはり単純なアクション映画を期待した人の中には肩透かしを食らう観客もいる訳で・・・。でも実はヒーロー&ヒロイン映画でこういったメッセージ性を含んだ映画って、かなり少ないんだよね。これからそういう感じの映画も増えてきて欲しいし(娯楽映画=中身のないスカスカ映画ってイメージは持ってもらいたくない)そういう視点で見てみると俺にとっては年間BEST10になりかねない程、強く印象に残った作品なのであります。 【ポール婆宝勉(わいけー)】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-03-22 15:59:04)(良:1票) (笑:1票) 6.革新的な映像世界には“センスの良さ”が溢れているハズなのに、結果として“センスの悪い映画”になってしまっている。 未来世界を描いた映画に多々ありがちなことではあるが、未来世界(映像世界)のビジュアル自体は素晴らしいのに、それが流れる時間のテンポが悪く、映画として単純で退屈に感じる。凝った映像に対して、あまりにありふれたキャラクターとストーリー展開も、それを助長したと思う。 となると、アカデミー女優の“超美貌”アクションに望みを託したいところ。だが、全体的に違和感たっぷりのアクション演出も手伝って、あえなく不発。キャラクター自体にそれほど魅力が無いということもあるが、シーャリーズ・セロンはアクション映画には向いてないと判断するには充分かもしれない。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 3点(2006-03-21 00:50:20) 5.みんな悪りぃな。かつてないほどに満点のSFだったぜ。 各シーンの行間に覗く奥行きの深さを「ずさん」の一言で看過するなんて、そりゃ俺には無理だわ。これはマジモンのSFだ。70年代風でちとクタビレてはいるが、この数十年間語られて来た頭でっかちのテーマ主導型特撮作品よりは間違いなく面白い。もちろんクライマックス以後のストーリーはクズなんだが、この映画の価値はそこにはない。 以下にキーワードを挙げておくので、どれかにピピッときた御仁は見てみるのをお勧めしておく(ただ本作は別に大画面で見る必要はないので、DVDでも宜しいかと)。「チャールズ・L・ハーネス/ワイドスクリーン・バロック」「クリス・ボイス/キャッチワールド」「ブルース・スターリング/巣」「T・J・バス/神鯨」「アルフレッド・ベスター/分解された男」「ロバート・ホールドストック/リードワールド」「士郎正宗/ブラックマジック」「ジーン・ウルフ/新しい太陽の書」(追記:おっと大事な作品を忘れてた! 極北の未来SF、K・W・ジーター/「ドクター・アダー」「グラス・ハンマー」)…。 SFというのは論理の間隙を自らの手で埋める事で味わえるジャンルなのだ。『イーオン・フラックス』の様々な小ネタは、無味乾燥な思いつきのガジェット群ではない。すれっからしのSFマニアが味わうべき間隙が、ここには確実に存在する。 …見に行く前は、5点くらいにしてシャリーズ・セロンとメソッド演技の未来について語る予定だったんだがなあ…それは『モンスター』のレビューに譲ります(笑)。 【エスねこ】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-03-18 22:32:26)(良:1票) 4.シャーリーズ・セロンの不自然な美しさはいいんですが、陳腐なSFって感じでしたね。いや、陳腐なら陳腐で一向に構わずそれでもおもしろい映画って山のようにあるんだけど…うーん。不思議な夢の話も予想できちゃいます。それでまさかそれはないだろうと思ってたら本当にそうだし。レジスタンスもイマイチ理解不能だったなぁ。ハイセキュリティな情報を手に入れられるのなら、統治している兄弟の研究目的までわかりそうなものだけどね。 脚本の穴が目立つとアクションにも目が奪われなくなってしまいます。それにアクションっても限度があるわけじゃないですか。銃を乱射するのも変な側転するのも見慣れた感じがして…。そうですね、この映画は何かどこかで観た感じがするのです。それがSF好きの僕でも納得できなかった理由かもしれません。 【ひろすけ】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-03-16 23:05:48)
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