みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
18.原作未読ですが、おそらく映画化にあたって削ぎ落とすべき原作の濃密な物語を削りきれてなかったんだなぁと思うような、アチコチに過不足を感じてしまう散らばった内容。新聞社内の人間関係や、役職や因縁や構造がこっちが把握する前から当たり前のように繰り広げられて、社内の状況を把握するのがやっとなのに、場面の切り替わりのタイミングが悪いから主軸がつかみにくいし、集中が途切れてしまいます。 オープニングから何言ってるか分からない高島氏にびっくりするも、彼以外にも何言ってるか聞き取れないことが多かったのは役者ではなく音声の問題なのかな。さすがに現代の邦画を字幕で見るのも違う気がしたのでそのままで見ましたがいかがなものかと。 カメラワークには臨場感があったし、キャスティング自体は良かったのですが、役者の熱量がまだ足りない。オフィス内の人もそうだけど、夏に外を駆けずり回っている人が汗一つかいてないことも気になってしまいました。 題材は良かったし、長尺に耐えうる作品だったので、焦点しぼって、もっと夏の熱気と役者の熱気をむんむん出して暑苦しい映画に仕上がってたら絶賛してたと思います。 汗びっしょりの遠藤憲一は迫力あると思うんだよな。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-01-30 10:56:20) 17.面白かったです。あんなに仕事に対して熱くなれたら幸せだと思います。みんなギラギラしててかっこよかった~。昭和っていいな。 【マリモ125cc】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-01-21 07:39:53) 16.この作品の題材になった日航ジャンボ墜落事故は非常に印象に残っています。事故に遭われた方が多かった事とあれだけ悲惨な事故に遭いながらも僅かな生存者がいた事への感動は今でも忘れられません。あの事故の模様が様々な報道機関によって知りえた事、報道機関の苦労話、裏話みたいな物を知ることが出来て大変良かったと思います。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-20 16:23:22) 15.良かったです。新聞記者の映画は初めて観たんですが凄く新鮮で面白かったし、堤真一の演技は観ていて気持ち良かったです。進むにつれて24のジャック・バウアーに観えてきましたwこの作品で携帯電話の便利さに気づき、墜落の原因がいまだに分かっていない事に驚きました。 【映画】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-01-17 16:07:02) 14.全体を通して緊張感が続き、そして熱い!「金融腐蝕列島」と似たテイストが有り、特に新聞社内でのやりとりがリアリティがあった。登場人物も魅力的で良かった。最悪の事故を題材に、考えさせられる映画です。 【ラグ】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-01-13 19:02:20) 13.曲りなりにも新聞業界に関わっていた者としては感慨深いものがありました。 アナログ時代の新聞社、しかも、設備の整っていない地方新聞というハンデ付きの中で奮闘する記者たちの姿を情熱的に描いた意欲作といった感じでしょうか。 命懸けで現場に向かう部下との信頼関係や上司との駆け引き、販売部との小競り合いといった感じに見所は多い。 残念ながら最終的な着地点はすっきりしないのだけど、実話を扱った作品だけにこの辺りの落とし所が限界なのだろうか。 もう一歩踏み込んで問題提起できたら良かったのにと少し残念に思いました。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-01-08 14:23:03) 12.新聞制作の臨場感が圧倒的!これだけでも観る価値はあったと思います。ただ、原作はかなりエピソードを省略されているのでしょう(読んでないので断言できませんが)。飛行機事故以外のシーンは唐突と感じるものばかりでした。最後の娘?に会いに行く所は、必要だったんでしょうか。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-12-31 00:52:48) 11.熱いなー。この情熱を、今日の新聞業界に分けてほしいよ。すごい引き込まれました。それだけに、もっととことんやってほしかったです。この作品を100%出し切るには、2時間半という尺では足りない。せめてもう1時間くらいは必要だった。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-12-29 22:46:23) 10.いや~ この監督さん、腕は一流ですね~ 「突入せよ!あさま..」の時には気が付かなかったけど、すばらし~い!生半可な監督では、こんな作品は絶対撮れません! 決して娯楽作品でない、劇的な感動作でもない、地味で渋~い地方新聞社が舞台のこの物語を、ここまでリアルに描ききっているのは、凄い力量です!編集もカメラワークも高レベル、誇張されているとは思いますが、素人の私からすれば、新聞社の内部事情の描き方は、緊迫感があって迫力満点!..映画としては内容が内容だけに、8点どまりですが..間違いなく玄人好みの良作!!一見の価値あり!.. 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-12-27 12:43:29) 9.かっこいい。しびれてしまった。こんなにも意見のぶつかり合いに圧倒され、心を奪われてしまうのは、現代の社会ではそんなシーンを見ることが少なくなったからだろうか。 自分の信じる正義を貫こうと声を張り上げ、主張する悠木は見てて爽快な気分になる。 自分の意見が周囲と摩擦があるなら、口を噤む癖がついてしまっている私。悠木のように怒りをぶつけることも、悔しさに体を振るわせることもしばらくしていない。 話の軸がぶれてしまっていたところは否めないけれど、私はただただ、記者たちの戦いに心を打たれてしまった。 自分の前に立ちはだかる壁にぶつかることをためらった時、ぜひ見たい映画である。愚直な記者たちに背中を押してもらえるかもしれない。 【うらわっこ】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-08-15 19:19:06) 8.机の上にパソコンはなく、あるのは黒電話。男たちの口から思い思いに吐き出されるタバコの煙でかすむ職場の空気。ああ、昭和の現場だ、と思う。以前、年配の新聞記者から、聞いたことがある。1985年の夏はことに暑かった、と。どの新聞社もまだ江崎グリコの事件を追いかけていて、そこに日航機墜落の一報が入り、そこから一ヶ月近く家に帰れなかったのだ、と。そういうことが、良くも悪くも当たり前だった熱い時代の空気が、よく描かれている映画だったと思う。堺雅人のメリハリある演技が光った。 【豆治】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-08-15 01:30:17) 7.山をめぐる死と生を共通項として,「夏,昭和,濃いキャラ,喧騒と熱気,迫力,対立,スピード」という要素と,「静寂,孤独,現代,枯れたキャラ,融和,スロー」といった反対要素のコントラストで描くという狙いはわかるのですが,監督の演出や気合が空回りしている部分,不親切な箇所,不要と思われるエピソードなどが散見され,そこで観るほうの勢いというか集中力が落ちてしまうのが気にかかりました。ただ,役者さんの演技をはじめ全体としては良く,最後まで見せきる強烈なパワーを持った作品だと思いました。面白かったです。 【veryautumn】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-08 11:49:16) 6.原作を読んでいないので、原作との違いで評価はできませんが、魂の震えるような現場の雰囲気や様子には、鳥肌が立ちました。 それだけで僕には十分な作品でした。 【familysale】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-07-13 21:40:39) 5.とある真夏の日、地方新聞社の編集局フロアが一本の電話を皮切りに、徐々に、確実に、ざわめき始める。 編集局内の人物の配役は、映画ファンにとっては「堅実」と「豪華」が相まみえるベストなキャスティングで、彼らが織り成すその序盤の緊張感を見るだけでも、総毛立ってくる。 昔、地元のTV放送局でカメラアシスタントのアルバイトをしていたことがある。 放送局と新聞社では、根本的にその性質は大きく異なるのかもしれないが、何か突発的な事件の報が飛び込んできた時の緊張感はやはり独特で、フロア内にピンと糸が張るような感覚をよく覚えている。 それが国内事件史に残る未曾有の航空機事故となれば、その糸の張りつめ方は半端なく、各人が努めて冷静であろうとすることで生じる異様な“静寂”と、そこから始まる“怒濤”の情報錯綜の様が見事に表現されていると思う。 1985年。御巣鷹山の日航機墜落事故を題材に、事故を追う地元新聞社での人間模様を、熱く、真摯に描き出した横山秀夫のベストセラーの原作小説も、この映画を初めて観た少し前に読んでいた。 個人的には、ベストセラー作品の映画化に「成功」した稀有な事例だと思っている。 何よりもこの映画の成功を決定づけた要素は、やはりそのキャスティングだ。 それは、それぞれにキャスティングされた俳優たちが、揃いも揃って素晴らしい演技を見せた事に他ならない。 自らの出自と会社との軋轢の間で板挟みになりながらも、信念を貫き、未曾有の事件に向き合う主人公を演じた堤真一をはじめとし、野心溢れる県警キャップを演じた堺雅人、紅一点の新米記者に尾野真千子(最高!)、辣腕上司役の遠藤憲一、新聞社社長に山崎努、田口トモロヲ、堀部圭亮、滝藤賢一、でんでん、マギー……決して流行のスター俳優を揃えたわけではない本当の意味での“オールスターキャスト”だと思う。 描き出されるストーリーは原作同様に、大事故に直面した人間たちの徹底的にリアルな心理描写を主題にしているので、安直な盛り上がりは許されない。 クライマックス、大スクープを手中にした主人公は、最後の最後まで「チェック、ダブルチェック!」の慎重な信条を貫き、ついにはそれを回避してしまう。 観客として「ええ~」と一寸思うが、見返す程にこれこそが真摯な人間描写だと思える。 安易な娯楽性に走らず、それを貫いた原作者も監督も脚本家も、それぞれが一様に技量が高く、巧い。 いまひとつ世間的な評価が低いことが気になるが、何度観ても、その当時の夏の熱さを伝えてくる紛れもない傑作だと思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 10点(2008-07-07 00:21:50) 4.原作から思い描いていたイメージそのままの見事なキャスティング。すべてそこに。 【monteprince】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-07-06 02:46:25) 3.『突入せよ!「あさま山荘」事件』や『金融腐蝕列島[呪縛]』と同様、起きた事に主眼があるのではなく、監督が描こうとしたのは組織の中での人間。完成度は高いと思いますし、キャスティングは最近の邦画の中ではピカ一。堺雅人は嫌いな俳優ナンバー1といってもいいほどでしたが、本昨の中ではジャストフィットでした。日航機事故は題材なのである、ということをふまえた上で見れば、見ごたえはあります。抑制がきいてるからこそ、私は事故の悲惨さや理不尽さに涙も出ました。センチメンタルやお涙ちょうだいがきらいに人にとっては、むしろこういう表現のほうがしっくりきます。 但し、私には2点ほど、どうしても納得のいかないとこがありました。主に、後半。最後にカタルシスが得られないとこが、かなり不満です。でも、そういうのって最近の映画の作り方の傾向なんですかねえ。米映画の「ノーカントリー」でも、同じようなことを感じましたから。それと、不満な点にも通じることなんですが、原田監督は観客の期待や思い込みを裏切ることに勢力を注ぎすぎてる?と思います。映画作家として「自分はこうだ」という主張は必要だとは思うのですが、度が過ぎると、こういうことになるんだなあと。そこにももっと抑制をもりこんだら、もっと大物監督と思えるんですけどねえ。これでは、観客がおいてけぼりになってしまいます。 【おばちゃん】さん [試写会(邦画)] 8点(2008-06-12 21:20:57) 2.日航機の墜落事故をスクープする地方新聞の記者の話ですが、回想部分と現在部分の混ぜ方がいまひとつなのか緊迫感がありません。日航機事故の話と仕事の話、どちらも中途半端だったので見終った後に残るものがありませんでした。もしかしたら演技がオーバーアクションの俳優が多かったので、逆に醒めた目で見てしまったのかもしれません。螢雪次朗がいい味を出しています。 【omut】さん [試写会(邦画)] 5点(2008-06-12 13:06:50) 1.横山秀夫の原作を読んでいないと分かりにくい部分もあるかもしれないが、北関東新聞社内の映像化はかなり良い。映画全体としての出来もかなり良い。2秒も経たないうちに目まぐるしく変わるアングルは、現場の臨場感をひしひしと伝えてくれた。編集技術だけでなく、俳優陣もすばらしかった。中でも座敷席での悠木と等々力のやりとりには脱帽だった。ただ、どうしても、ラストシーンの違和感だけは否めなかった。残念だが、2時間半の枠にはおさまり切らなかったのであろう。原作を読み切ったあとの爽快感が味わえなかったこと・安西の存在が原作と異なる扱いであることで-2点とさせて頂く。しかし、スクリーンに居た悠木はまぎれもなく私の頭の中にあった“悠木和雄”そのものだった。 【SAEKO】さん [試写会(字幕)] 8点(2008-05-27 22:59:54)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS