みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
10.んふー(泣)、一映画ファンとして、小津映画の良さが今ひとつ分からないのがさみしい。ここは「未来への自分に対する宿題」ということで(うまく逃げたね)。 【ぐるぐる】さん 6点(2003-11-14 19:17:44) 9.いいねぇー。あったかいよねぇー。この映画って、全体的に暖かい色を多くしてますよね。それが内容とあってるんだまた。よかったです、お父さん。 【あろえりーな】さん 7点(2003-10-30 21:20:30) 8.優しくて、厳しい。思いやりは世界共通の言語さ。この、一見すると古臭い日本映画は、時と共に風化するどころか、驚くほどのみずみずしさを増していく。 【水の上のハイウェイ】さん 9点(2003-10-26 06:12:02) 7.小津映画って全然イヤミっぽくないんだよなー、本作も淡々としているがなんだか観た後充実した気分にさせてくれるそんな映画だ。人生の本質がそこにあるような気がする。 【たましろ】さん 9点(2003-10-13 20:31:16) 6.小津作品は地味なホームドラマで出演者も同じような常連が多いから、作品を混同しやすい。これも淡々としたホームドラマなんだけど笠智衆の父親がいい。一番娘の幸せを願って嫁がせながら、その夜は寂しくて飲まずにはいられない。酔って帰って一人でしみじみ寂しさを感じさせるその姿にグッとくる。もう一人の父娘のひょうたんの東野英治郎がまた言葉にならないほど素晴らしい。(往き遅れた娘は杉村春子)恐れられるくらいの元教師は今はしがない飲み屋の卑屈な飲んべえおやじになっている。同級会に恩師で呼ばれて「早く(嫁に)やればよかったんだけど、つい便利に使ってしまった・・」とグチをこぼす。それを聞いて考えてしまうこのもう1人の父。朴訥とした味は笠さん独自の情感、もう理想の父親像です。 【キリコ】さん 7点(2003-09-14 18:46:56) 5.非常に地味で最初から最後まで娘を嫁にやるお父さんの日常を淡々と描くだけなんだけど、それでもなんとなく見せてしまうあたりがこの監督の偉大さなのだろうと思う。好きな人はハマるだろうなと思う。お父さん役の笠智衆が味わい深くてよかった。 【スマイル・ペコ】さん 6点(2003-06-07 13:56:00) 4.トリスバーで笑いあい、敬礼しあう3人を見るたびに、人間って悲しいけどいいもんだね、映画っていいなァと思う。 【るーす】さん 9点(2003-06-04 21:58:03) 3.昨年は小津の生誕100年だったというのに水をさすようでなんですが、この作品が遺作なのは、ちと淋しすぎやしないか? 何度も観ているからこそ思うのだが、多くの人が指摘するように、やはり晩年の諸作には作家としての広がりがちょっと欠けているような気がする。当時の撮影所長だった城戸四郎に"小津は二人いらない"と言われて松竹を追われてからの成瀬巳喜男の作品群の充実ぶりと比べると、残念ながらそう感じてしまう。やはり、「山中貞雄がもっと生き永らえていたなら(あの戦争で若くして死ぬことがなかったならば)、山中と共に、彼の盟友である小津ももっと多様な傑作が数多く残せたのでは」と、とても淋しく悔しい気持ちになるのは、私だけなのでしょうか? 追記:とはいうものの、先日BSで再見(途中からだけど)したら、結構面白く観れてしまいました。まあ、難しいことは抜きにして、とにかく小津を楽しみましょうよ!(←って、おまえなあ) 【なるせたろう】さん 9点(2003-01-18 18:20:21) 2.独特の映像美。どのシーンをとってもひとつの絵画になる計算された線対称の世界、淡々とした流れの中に何とも言えない寂しさを覚える。日本映画ってイイなーとしみじみ思える作品。 【キャリオカ】さん 8点(2002-03-29 18:50:13) 1.これはすごかった。よかった。拍手!!笠智衆いい。あの棒読み口調がたまらない。日本の「おとうさん」そのものだ。昔の縁談ってねー、こういうふうだったか、と納得。でもそれはそれでいいじゃない、と思える。だって笠智衆は娘の幸せだけをねがっているんだもん。その後、テレビなんかで笠智衆の顔をみるだけでなきそうになりますもん。多少静かなテンポなのは、最近の映画を見なれた人には前半ちょっときついかもしれないけど、そんなものはスグに慣れますって。小津監督は、黒澤監督とも一味ちがっていいですねーー。人物に「背中」で語らせる手法、とでも言いましょうか。日本人の美意識ってものがあるとしたら、この作品はそれを形にしたといえるのではないでしょうか。 【ちずぺ】さん 10点(2001-09-10 11:05:03)
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