みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
49.いかにもって感じの日本のシロクロ映画。 静かで淡白な感じだが、気が付けばスイスイとこの映画の世界観にのみこまれていってしまうよ。 【norainu】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-09 17:41:02) 48.本作の殺陣をやや問題視する人もいる。剣道好きの友人は、丹波との果し合いを「仲代のへっぴり腰」とからかった。が、あれは命をとらず髷だけを切り落とそうとしているからそうなる。腕をクロスするのは、一方で刀を払う構え。その他、息が上がった様子など、老いた武士の孤軍奮闘を感じさせて、少しも変には感じない。唯一、竹光の切腹の生々しさに比べ、介錯する丹波の刀が止まるところがいただけないのみ。見始めると必ず最後まで見て深い溜息をつく傑作。 【hatoya】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2007-11-29 23:42:33) 47.重かった。なんともいえない感じ。 【12times】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-09-06 23:09:03) 46.驚いた。勝手に「日本人が忘れてしまったアイデンティティ取り戻せ!」的な作品か、カンヌで賞取ったってんなら「オー!ニホンジン・ハラキリ・ブシドー・ファンタスティック!」的な極東文化バンザイ作品か?とタカをククっていたが(相当に失礼ながら。笑)、なんと緊張感のある上質な物語か。配役・脚本の秀逸さもさることながら、終始に衰えることのない張り詰めた緊張感が堪らない。激渋な時代劇というよりかは、これぞ真の人間性を問う本格武士道作品!といった感じ。恐れ入った。 小ネタとは言えなくも無いが、仲代達也、公開当時は30歳という事に気付き、二度驚愕。迫力あり過ぎる。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-07-29 06:05:05) 45.面白かった。普段あまり時代劇は見ないのだが、この映画は切腹の一部始終を描いているだけなのに引き込まれる。随所に退屈させない工夫がなされており、二時間がそれほど長く感じなかった。後半のどんでん返しには意表を突かれました。 【こまごま】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-01-07 00:14:04) 44.静謐で重厚な空気感と共に、登場人物の意外な過去や関連性を示唆し、見る者の興味を持続させるミステリーのような脚本構成が上手い。 重苦しい中にも様々なテーマが汲み取れる作品だが、武士道に対する疑問を提示することで、「封建制=権力=悪」とする、割りと単純な権力批判が見えるのは残念。「罪を犯すにはそれ相応の理由がある」とする立場からも、「弱者=善」「強者=悪」のような二項対立による批判的な問題提起が伺える。 そのため現代にも通じるであろう、「武士道=プライド」といかに折り合いをつけて厳酷な現実を生きていくべきなのかという問い掛けが、逆に伝わりにくくなっていて、無残で後味の悪い思いだけが残ってしまうのが残念。 【FSS】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2006-10-17 03:55:04) 43.期待以上でした、、次々と繰り出される、新事実に..釘付け! 脚本がイイですね~ 秀作です!! 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-09-25 12:14:56) 42.大傑作でした。奥の深い内容と、緻密に練られた構成。それと効果的なカメラワークと演出。どれをとっても最高級。もはや文句の付け所のない大傑作。カメラワークに関して言えば、ローアングルや俯瞰ショットの使いどころは最高。さらに、カメラを傾けて心理的な感情を表現するところや、絶妙な照明の当て方も抜群にうまい。小林監督の映画は始めてみるが、相当なテクニシャンであると思われる。武士の情けと誇りが複雑に入り乱れる仲代達也と三国連太郎の駆け引きも絶品。ラスト30分からのチャンバラシーンは、それまでの緊張感たっぷりの展開から一気に解き放たれるだけあって興奮しまくり!!まだまだ褒めるところは一杯あるけれども書きつくそうでないのでこの辺に・・・。10点! 【ジャザガダ~ン】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-08-19 17:09:07)(良:1票) 41.深い分析は皆さんにお任せして軽いことを言わせてもらいますが、とても「かっこいい」作品ですね。個人的には時代劇は苦手で、情念の濃い、野暮ったさと紙一重の熱さが好きになれないのだけど、その点この映画に関してはとてもクールで、ドライな描き方だと思う(かといって人間ドラマがなっていないというわけではない)。演歌調というよりは暗鬱なブリティッシュ・ロック的な。冒頭の音楽なんかは明らかに日本の伝統楽器を用いているのに、どことなくグランジっぽいし、直線で区切られることの多い武家屋敷の映像は日本的な美とは真逆の冷徹さを感じさせる。「スタイリッシュ」という形容詞の似合う時代劇はとても珍しいと思う。 【no one】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2006-08-09 16:48:46) 40.津雲半四郎は浪人となり苦境を体験する中で、自分がしがみついてきた武士としてのプライドを捨てた。武士道を捨ててでも守らなければならないものを「千々石求女の刀を売る」という行為によって気付かされたのだ。彼の刀さばきは流儀を感じさせない。そんな意味のないものも捨てたのだ。ただただ生きる事に執着し、型破りな半四郎は強く猛々しい。武士という「勝者」の立場を離れた事で本当に大事な本質を知ったのだ。しかし、結局彼の武勇は彼を殺した者達によって体面を守るために塗り変えられる。「真実」とは常に勝者によって作られるのだ。竹光で切腹したと伝えられた求女も、ここまでくると相当怪しい話に聞こえてくるのもうまい。この映画の中に悪者はいない。出てくるのは敗者と未来の敗者。歴史は勝者が作り、強い者が武士道を作ってきた。貧しい国=サッカー強い…… 【ハッシーふりかけ】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2006-07-16 02:02:17) 39.重い映画。今じゃぁ、作れない作品なんだろうねぇ・・・。 【瑞鶴】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-07-05 07:39:17) 38.重い・・・・ただただ重い・・。 【weber】さん [DVD(邦画)] 10点(2006-06-15 15:17:36) 37.すごい映画ですが、人に勧める気になれないし、二度と観たくない。・・・痛そう。 【la_spagna】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-05-04 15:31:24) 36.完璧な作品です。ストーリーも素晴らしく、仲代達矢と三國連太郎のやり取りも非常に見ごたえがあります。 江戸時代の物語ではありますが、現代の我々(特に会社勤めの方)にもあてはまる部分が多く、「時代劇はちょっと・・・」という方にも是非お勧めしたい一本です。 しかし、ラストは、現代でも良くありそうな展開で、ちょっと背筋が冷たくなりました。 133分があっという間に過ぎていく本当に面白い作品でした。 【TM】さん [DVD(邦画)] 10点(2006-04-16 21:57:14) 35.泰平の世が訪れ、武士の多くは浪人へと成り下がり、衣食を憂う。事象の成り行きは全て均衡へと向かい、一定を保つ。疎から密へ、密から疎へ。上がるものあれば下がるものもある。だが、人はそのことに気付かぬフリをする。均衡を崩す者現れれば、世迷い事と切って捨て、かろうじて一定を保つ。津雲半四郎に武士の誇り、武士の魂が宿っていたわけではけしてない。彼は建前を捨て、鎧を纏わず、ただ本質を追求し、真実を見せ付けたに過ぎない。誤読された賛美を受けていることに対して監督はどう感じているのだろうか。“竹光での切腹”、“お預かりしていたものをお返ししましょう”作られすぎた世界で真実を暴く。もしかすると驚異的な作品なのかもしれない。 【stroheim】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-04-16 05:02:13) 34.この映画が世界に通用するクオリティを持った秀作である事を否定するつもりは毛頭ない。しかしこれをこの時期に海外に紹介して、しかもカンヌで賞まで取ってしまった事は、外国人の日本認識を後々まで相当歪曲させてしまったような気がする。自分も時代劇は割と観ている方だが、こんなリアルな切腹シーンを観せられたのは正直初めて。ハラキリという行為自体にも免疫を持たない外国人が、いきなりこれを見せられた場合のショックはどれ位のものだったか想像に難くない。あくまで自分だけの意見としてだが、この映画は日本国内に留めておくべき作品だったと思う。とにかく全編、いささか力みすぎとも思える仲代の眼力(めぢから)に圧倒されました。出てる男優さんたち、皆さん武士の風格を持った容貌してらっしゃいますね。歩き方や所作一つ一つにまで神経が行き届いてました。いかにも完璧主義小林監督らしい重厚な映画。むしろこの映画こそ「武士道残酷物語」。東MAXのルーツをこの仲代の立ち回りポーズに見た! 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(吹替)] 8点(2005-11-28 10:48:46) 33.少し重過ぎました。 【午後のコーヒー】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-25 23:18:41) 32.いきなり「切腹させてくれ」と始まって意味不明。それがちょっとづつ明らかになっていく展開は見ごたえ十分!飯を食っていくためにプライドを捨てていく武士たちに見え隠れするのは武家社会、封建社会の脆弱さそのものなのかもしれません。 【maemae】さん [ビデオ(吹替)] 10点(2005-11-08 03:41:34) 31.これが映画です! 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-06-23 00:14:20) 30.竹光で死んでいった侍には、恐怖とか痛みとかよりも耐え難い屈辱の中で死んでいったのでしょう。その無念を晴らすが為に仲代達矢が一世一代の大勝負に出ます。殺伐とした遠い昔の日本で起こる悲劇にこんなにも多くの方が共感できるのは、もしかしたら今とあまり変わっていないからなのかも知れませんね。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-05-29 22:20:12)
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