みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
388.暴力・レイプなどのシーンが過激(・・・といっても現代的視点で見れば大したことは無いが)なので、この映画の好き嫌いはハッキリ分かれると思うけど、完成度が非常に高いので誰が見ても「キューブリック、凄いな」と思うはずです。36年前とは思えないくらいで斬新でスリリングな展開は目が離せないっす。無駄にスプラッター表現のあるホラーよりもよっぽど怖いことのできるキューブリックよ、あなたは天才だ!イカレてるけど・・・。 【ピルグリム】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-01-09 19:36:34) 387.独特の世界観や発想や構成、 その辺りはさすがスタンリー・キューブリック。 簡単に他人がマネすることのできないセンスがある。 星の数ほどあるありきたりな映画とは一線を画する逸品。 そういった意味では非常に興味深い。 ただし個人的な趣味を言うなら、退廃的な内容に好感は持てない。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-01-05 23:36:44) 386.今見てもまったく古さを感じない。キューブリック恐るべし。 【Junker】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-03 22:03:04) 385.更正とは何かを考えさせられる。アレックスは確かに更正したように見えるが、それは洗脳されたに過ぎないのではないか。更正するまでに、いかに罪を犯した自分に向き合うか、そうして自覚した罪悪感にいかに苛まれる立ち直るか、道義的な責任をどう考えるかが重要なのだと思う。洗脳してもそうしたプロセスを経ることはないので、それは真の更正とはいえない。凶悪犯の再犯が問題視され、厳罰化が検討される中でこの映画は重要な示唆を与えるものであると思う。(内容はぶっちゃけ微妙だけどね) 【こまごま】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-12-31 11:20:15) 384.アレックスのような男は嫌。絶対いや。 でもこの映画を好きという人のことは好き。 【momomo】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-12-26 03:57:16)(笑:2票) 383.この映画は35年前の作品にも関わらず、古臭さを感じさせない。何度みても飽きない作品である。 【doctor T】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2006-12-23 20:19:18) 382.かっこいい。あの映画の装置が欲しい・・・。 【名無しD】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-22 23:14:56) 381.30年以上前の作品とは到底思えなかったです。なんですか、このカッコよさは。映像もファッションも扱ってるテーマも、現代の作品といっても全く違和感が無いですね。当時、社会に与えた影響とか想像もつきません。暴力や残虐性すらファッションとして身に纏っている禍々しいアレックス・・・作り手の鬼気迫る情熱が感じられますね。 【mono】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-20 04:57:11) 380.うーん。なんというか、いちいち脳がチクチクするんですが。一言で言えば「強烈」です。ウイリアム・テル協奏曲とか喜びの歌とか、狂気の沙汰を壮大な、軽快な歌で表現するのは反面教師的なものとして一応効果をあげてるようですが、いかんせん精神的に痛すぎる。「芸術ってのはこうなんだよ。分かるか?ほれ、もっと見せてやる!これがハイセンスってやつよ!狂気ってやつよ!」という言葉が聞こえてきそうで。楽しむことは出来ませんでしたが一生忘れないと思います。 【次元転移装置】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-11-21 11:35:36) 379.DVDという物がレンタル屋に現れる前のビデオ時代だった頃、なぜかほとんどのビデオのオープニングにこの「時計じかけのオレンジ」の予告が入っていた。そんなにプッシュするんなら余程の面白さなんだろうなぁ~と思いつつ次の機会に観ようとしてたんだけどついつい忘れてしまい最近DVDで観ました。観終わった感想は・・・んーどうなんでしょう。カルチャーショックみたいな感じかな。気持ち悪かったけど映像・セリフ・音楽・ファッションとか強烈だったのでこんな映画もあっていいんじゃないかなと思った。気になったので幻の最終章の21章も読んでみました。暴力から脱皮できたみたいだけどアレックス=セックス&暴力の塊なのでやっぱ映画版の終わり方が好きかな。 【TRUST NO ONE】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-15 04:36:09) 378.なんでこの映画を好きになったんでしょうかね 【アスモデウス】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-11-14 23:47:33)(笑:1票) 377.グロイ。意味がわからなかったこの世界。カタカナの俗語がたくさん出てきますが、真剣に考えたらダメですね。事態と雰囲気でとらえるしかない。もう本当に自己満足の世界。アートな映画は嫌いじゃないです。でも頭の悪い、センスのない私にはまだわからない作品。それにしても本当にグロイ。 【未歩】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-09-04 12:07:41) 376.敬愛するキューブリック監督らしいアイロニックな映画。 未見のマルチックはトルチョクするぞ! 原作では、この映画の後の最終章、第21章があるのですが、映画、日本語訳版ともに削除されています。気になる方は、探してみてください。(某サイトでその翻訳をされてるサイトあります。) 【パンプキン・キング】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-08-27 12:15:21) 375.初めて映画を芸術だと感じた作品。素晴らしい芸術作品に出会った時、それを語るに足る言葉が見つからず、余計な思考の介入は一切許されない、まさにそんな衝撃に脳天を撃ち抜かれたという感動があった作品です。まあ、間違っても人に軽々しく勧められる作品ではありませんが。自分の人間性を疑われかねない。 【bizen】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-05-05 00:49:54)(笑:1票) 374.ちょっと…、わからなかったですね。楽しめる作品ではないことは確かだと思います。痛いし…。映像をアートとして楽しめるか、という点で考えても、古くて斬新さは感じません 【サイレン】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2006-04-30 23:41:54)(良:1票) 373.キューブリックが描き出す近い未来。ひたすらスタイリッシュに描写される若者の暴力が印象的だった。自分たちの存在を別のものに感じ、共通の言葉を使い共通の服を着る。そんな若者にとって社会なんて汚いもののようにしか映らない。そんな若者のエネルギーの発散と、社会主義的に画一化に向かっていく社会は正に悪夢のよう。1971年に作られたこの作品の未来と、今現在とどれだけの違いがあるだろうか?まさにキューブリックの鋭い視点を感じる。それに加えてキューブリックらしい、清潔感があり不穏な緊張感、整然としたSF的な演出が素晴らしいし、どこか崩れる事を許さないような均衡のようなものがある。そんな演出の中で、この作品のテーマは顕著に浮かび上がる。 【ハッシーふりかけ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-22 19:12:52) 372.グロかった。好きになれません。ただ、マインド・コントロールによる犯罪を抑制が未来社会で云々される様が描かれていて問題提起の姿勢があるので甘い点をつけます。治療を受けた主人公が裸の美女に迫られて拒否するかどうかを学会(?)で実験するなんて、いやしくも学会でありなんでしょうかね。それから、未来なのに二つ穴のカセット・テープで音楽を聴いていたり、「緊急事態なんです。電話を貸してください。」と言って他人の家に侵入するのにも笑ってしまいました。(現代社会で携帯電話を持っていないワルなんて考えられません。)いやはや、人類の進歩というものは計り知れないものなのですよ。 【かわまり】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-20 06:59:26) 371.10点満点や高得点つけている方々がいっぱいいますが、 暴力にあけくれ女性をレイプしまくる映画のどこがいいのでしょうか? 見るべき映画だとか、おしゃれっぽいだからとか、問題作だからとか、 周りに流されて点数つけてんじゃないのかな?って思います。 そういった映像を見て素直に嫌な気持ちにならないのでしょうか、 難しいこというよりも素直に考えるべきものもあると思います。 自分の大事な人がこういった経験をしていたとしたら当然、嫌なはず。 なんでもアートと言ってしまえばそれまでで、表現の自由はありますが、 こういった映画が評価されるというのは、悲しいですね。 男性の一瞬の快楽のために女性は一生の傷をおう。 その女性は大切な人が出来てもきっと幸せな気持ちでセックス出来ないと思います。 セックスはあってもレイプはなしです。 それさえなければまだ好きなんですがね。 【bokugatobu】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-01-02 21:07:51)(良:2票) 370.『フルメタル・ジャケット』や『バリー・リンドン』と同じく、前半と後半で明確な対称性を為す構成となっている。前半では悪の化身ともいうべきアレックスが好き勝手に暴れまわり、多くの観客は不愉快になって、アレックスに対する憎しみを募らせる。後半ではアレックスが暴力を封じられて、ここぞとばかりに被害者たちが復讐する。しかしこの復讐がまた陰惨で、勧善懲悪のカタルシスなどとは程遠い。前半であれほど憎んだ邪悪、"アレックス"たる可能性が、実はすべての人間に潜んでいることを見せつけられる。アレックスに対して怒りを燻らせて「こんなやつ、死刑でも足りない」と思っていた人は少なくないはずだ。その欲求を満たそうとしたとき、被害者はあんなにも醜い加害者になる。前半では犯罪者/悪の側にあった暴力性が、後半では一般人/正義の側にそのままシフトする。 洗脳して表面上は悪から遠ざけることができても、アレックスが更生していなかったのはあきらかだ。暴力性はちょっとやそっとの小細工で封じ込められるものではなく、人間に普遍的に存在する性質の一つだからだ。暴力を憎む気持ちそのものが、暴力に転ずるという皮肉な真実。時計じかけにしたとしても、オレンジはオレンジ。いくら法律や倫理で縛ったとしても、人間もまた動物だ。いずれにせよ、完全な統制は不可能であり、腐敗する可能性は消えることがない。ところで、この映画を嫌悪してキューブリックに嫌がらせした者も少なくなかったそうだけど、随分と「暴力的」な連中だ。本当は「正義」を嵩に掛けた連中こそ、自らの暴力性を意識すべきなのだと思う。 【暴力表現について、追記】 たとえば『はだしのゲン』にだって残酷な表現が多いけど、それはもちろん戦争の悲惨さを伝えるのが目的なのであって、間違っても読者の暴力性を満たすためではありませんよね? キューブリックの場合ひねくれてるからわかりにくいんですけど、本作の暴力表現もそれと同じ意味で必要だったと思うのです。暴力性を満たすための表現ではなく、暴力性を告発するための表現として。キューブリック作品には一貫して人間の暴力性に対する批判的な姿勢が見られます。決して「芸術的だから」というあやふやな理由で軽々しく暴力を扱う人物ではありません。 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-21 19:38:17)(良:1票) 369.題名に惹かれて、ずっと見たかったのだけれど、良さが理解できない。なぜ平均点がこんなに良いのかも。 そもそも主人公がなぜあんな人格に育ってしまったのかが気になる。 【乃駄目】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-12-13 13:29:44)(良:1票)
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