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【クチコミ・感想】
3.楽しい映画ではありませんし、映画としての出来も決して素晴らしいと言えるものではない。ただしこの映画のように、作られることに意義のある映画というのは実際にあるものですし、その意義が極めて高いので文句なく10点をつけました。観るべき映画だと思いますし、例えばカメラっていうのはこう回すんだよ、シナリオっていうのはこう書くんだよ、という映画では全く無いですが、映画というものにはこういう使命も間違いなく存在しているんだという一つの例ではあると思います。何が起こっているのか知りながら世界中の人々が何一つ出来なかったジェノサイド、人類史上でも稀に見るほどの大量虐殺を、せめて後世に語り継いで行こうとすることは大切です。ドン・チードルはその謙虚な個性で、無力ながらも出来るだけのことをしようと務めたごく普通の一人のホテルマンに非常にハマりました。ウソ臭い感動のツボや、ありがちなハリウッド的盛り上がりには欠けますが、人間が正気を保つことの難しい状況の中で、ヒロイズムでなく平凡な人間のあり様を貫いた主人公には尊敬の念を覚えます。久しぶりに善玉を演じたニック・ノルティ、理想に燃えて現地に入りながらも志半ばで帰還せざるを得ないホアキン・フェニックス、電話一本で主人公を救おうとするホテル・オーナーのジャン・レノ、皆それぞれに素晴らしい演技を見せてくれました。観たことを忘れない映画であると思います。 【anemone】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-05-07 03:20:07)(良:6票)
2.金曜の夜、恋人と見に行く映画ではありません。後悔しますよ(後悔した私)。観終わると、世界のどこかで起こる様々な悲劇に無力な自分に悲しくなります。それくらい、惹き込まれてしまうんです。事実にもとづいたストーリーも鮮烈な画像もすべてが衝撃的なのですが、それらを緊迫した演技で表現しているのには脱帽。教育的にもおすすめ。 【ちひろ】さん 7点(2005-03-01 03:40:49)(良:1票)
1.これはすごく重くそして考えさせられる映画だ。演技派ドン・チードルの迫真あるそして説得力のある演技が素晴らしい。大量の死体の上をバンで走り抜けたあと、冷静になろうと思いつつも、ネクタイが結べずいらだつシーンなど印象的。映画のはじめのHutuとTutsiの関係、事件の背景などの説明が分からんところもあって、始めはやや入り込めないところもあったが、途中からはずっとドン・チードルの演技に魅せられた。またその奥さん役のソフィー・オコネドーも非常に好演し緊迫感を出していた。また、シリアスなところに、ところどころ、ロマンチックな場面やギャグなどが盛り込まれていて、最後まで疲れることなく見ることができた。人が人を殺す、しかも大量に殺す、理由もなく殺す、こういうクレージーな状況で、最後まで冷静だったポールとそしてUNのおっちゃん(「何も出来ない」といいつつ、最後まで協力的だった)、赤十字のおねーちゃん、素晴らしいと思う。そうそう、ジャン・レノもよかったよ。 【あまね】さん 9点(2005-01-16 05:50:22)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
160人 |
平均点数 |
7.66点 |
0 | 1 | 0.62% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 5 | 3.12% |
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6 | 26 | 16.25% |
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7 | 38 | 23.75% |
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8 | 42 | 26.25% |
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9 | 37 | 23.12% |
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10 | 11 | 6.88% |
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【その他点数情報】
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