みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.前半はイマイチのめり込めなかったが、さすがはCノーラン、後半は引き込まれた。やはり現実と非現実の狭間を描くのは得意分野。隣のポップコーン姐さんがオープニングから20分にわたってポリポリうるさく集中できなかったのも一因。映画館でポップコーンをバケツで売るのも如何なものか。 【kaaaz】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-07-19 19:07:08) 2.この「インセプション」が私の初レビューです。 まず思った感想が、「この映画を作った人間の【アイデア】を盗みたい」。すごい映画を創る人間がいるもんです。クリストファー・ノーラン監督はやはりやってくれた。 「夢の中の話」というのは決して斬新とは言えないが、練りに練られた脚本、無重力アクション、スローモーションなど独特の映像などはやはり素晴らしい。そして日本人としては渡辺謙の活躍は嬉しい限り。 ただ、何点か言わせていただくと、この手の映画によく登場する【強烈な悪役】が特にいないのでアクションシーンに緊迫感やスッキリ感があまり感じられない。さらには彼らが言う【インセプションの危険と難しさ】がいまいちピンとこなかったことと、ミッションのスケールが意外とこじんまりしてるかな…と。 「会社をつぶす」よりも、せっかくなら世界を変えてしまうようなもっとすごいことできるんじゃないかと思った。 この映画は1回じゃ十分楽しめない。何度も観ることでどんどん深く潜れる映画。 【テンパーる】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-07-19 10:40:58)(良:2票) 1.一度観ただけでは細部まで理解することができない複雑な映画だが、それを補って余りある中毒性を持った映画だった。予告編で流される今までに観たことのない映像とドラマチックな音楽。それの実物を確認するだけでも、映画館に足を運ぶ意味がある。期待を裏切らない新感覚の映像体験だった。 ネタバレしないためにはどこまで書いてよいのか線引きが難しいが、「主人公のコブと5人の仲間が、ある男にあるイメージを植え付けるための夢を見せようとする」ことがこの映画の骨子になる。より正確に言うと、「彼の夢に入り込み(イコール皆で同じ夢を見るということだが)、その世界でそれぞれがそれぞれの与えられた役割を演じて、その男がその内容を啓示として受け取るように画策する」ことだ。この時点で、説明はかなり複雑なことになっているのだが、この映画の中では夢を共有すること自体は意外と簡単で、専用の機械をお互いに接続して一緒に寝ればいいだけだ。そして、この映画の面白い点は筋ではないので、これ以上の説明は差し控えたい。 この映画の魅力は「独特の」映像世界にあると思う。近年「アバター」など3Dの映画が多く公開されているが、2Dでも十分に堪能できた。その世界は派手なのではなくて、まさに「夢の世界」で、無重力だったりアジアだったり銀世界だったり土砂降りだったりする。背景がコスプレのごとく変化する映画と言っても差し支えないだろう。たとえば「007シリーズ」は色んな場所でアクションが展開するのが面白いのだが、これを観ていたら思わずそれを連想した。でも、できればIMAXで観たかった! 予想通り、評価が分かれているようだが、僕は好みなので、是非問題点が改良された続編をお願いしたい。筋を観るべき映画ではないと言いつつも、設定が複雑なので色々と説明不足な部分もあるような気がするし。確かに監督の肩に力が入りすぎた感じもするし。たとえ失敗作と言われようとも、僕は「少なくとも前に倒れている!」と擁護したい。来週もう一度観る予定だ。 【追記】映画館で字幕版を再鑑賞。上のレビューでは「説明不足な部分がある」と書いてましたが、よく観てみると作品中できちんと説明されている部分も多いですね。ただし、情報量が多すぎて、字幕で追うのはちょっと限界があるかも。次は吹替えでも鑑賞したい。とにかく何回も観たい作品。この映像は何度観ても興奮する。1点プラスで9点! 【枕流】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-07-18 22:46:19)(良:1票)
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