みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
24. 斜陽の邦画界に一石を投じた角川文庫の映画化第一弾。横溝正史の名を世に知らしめた功績は大である。確か「読んでから見るか、見てから読むか」がキャッチコピーだったと記憶しているが、原作は数ある横溝作品の中でもカスの部類に入る(個人的には「本陣殺人事件」がベストかと…)ので、「読まずに見る」が正解(^^)。大野雄二の音楽も(ルパンとかより余程)素晴らしかったが、才人・市川 崑が技巧を凝らしつつもリラックスして悠々と監督しているのが又良かった。二作目以降は何か東宝のお抱え監督みたいで溌剌としていないし、マンネリで技巧に溺れ過ぎ。本作では横溝御大も顔見せ出演しており、まさかシリーズ化されるとは予想もしていなかったみたい。個人的に好きなシーンは坂口良子に(自分が作った)食事の中で何がおいしかったか尋ねられた金田一が「生玉子~」と答えるところ。感心できないのは、戦後の復員兵にしちゃあ、あおい輝彦が「ふくよか過ぎる」点。デ・ニーロを見習え、あおい輝彦!!よって7点が妥当。 【へちょちょ】さん 7点(2002-12-22 22:26:23) 23.ラストの金田一探偵と古館弁護士の、探偵料と領収書と心づけをやりとりするシーンで、なぜか涙が出ました。ここで金田一がスーパーヒーローとしての探偵でなく、職業としての探偵でありすなわち人間にほかならならず、職責にも忠実であり、しかも人間らしい心遣いも忘れていないということを見せてくれるからです。 【新加坡指令】さん 10点(2002-12-13 23:32:44)(良:1票) 22.好悪はともかく、日本映画には珍しいサービス精神に満ちた映画だと思います。「岸壁の母」的要素もあるし。これを観た夜、夢の中でスケキヨに追っかけられて、オレの目の前で仮面を脱ごうとしたところで眼がさめた。イヤ怖カッタデスヨ。 【アンドロ氏】さん 9点(2002-12-09 22:22:20) 21.子供の頃見たのであまり意味が分からなかった。でも何か面白かった印象はあるが・・・死体が気持ち悪い、金田一シリーズは何故死体をグロテスクにするのか・・。犯人の残虐性・怨恨と通常時のギャップを作るためなのか。 【恥部@研】さん 6点(2002-12-05 17:42:56) 20.すけきよさん怖すぎです。仮面を取る場面と生首はぞっとしました。あと岸田今日子は何もしなくても怖いです。作品としても色々な人間関係を描いているなあと思いました。邦画はあまり観ない人にもこれはおすすめかな。 【ととかるちょ】さん 9点(2002-11-17 17:53:23) 19.絶妙なカット割りによるカメラワークが見事。 【本間】さん 7点(2002-11-17 17:31:55) 18.ゾッとするほど美しい映像と圧倒的な存在感。なにも言うことはありません。金田一耕介は石坂浩二以外ありえない。 【ハト課長】さん 10点(2002-11-02 14:24:08) 17.当時、角川映画を批判する人がいっぱいいたが現在の邦画界で、これ以上の金田一モノは造れないでしょう。たんなる経済不況だけじゃないぜ、日本の映画界は。 【シュールなサンタ】さん 6点(2002-10-20 18:07:31) 16.完全無欠の金田一映画の最高峰。2作目の「悪魔の手毬唄」の方が作品としては上だが、謎解きや死体のオブジェ、豪華さと華麗さでは犬神の方が素晴らしい。怖さだけでなく、加藤武や三木のり平のコメディリリーフも冴え渡る娯楽映画の王道。角川映画の最高位。 【やんや】さん 10点(2002-09-17 15:45:58) 15.金田一シリーズは、原作では『獄門島』が一番の傑作だと思うが、映画ではこちらにゆずる。何といっても池から突き出た「助清」の死体は、小学生がプールでギャグのネタにしたほど認知度が高かった。これが成功していなかったら、金田一耕介の名前はもっとマイナーなものになっていただろう(孫も誕生しなかったかも・・・(笑))。 【ひかりごけ】さん 7点(2002-03-24 02:39:56) 14.もう何回も見てるんだけど、いまだに新鮮で古臭さを感じさせない映画です。子供の頃見たときは、血縁関係が複雑でよく理解できなかった。しかし今見るとみんな若い。最近久々に見て、地井武男が出ていたことに気付いてびっくり。別人かと思った。 【しんえもん】さん 8点(2002-01-14 01:26:50) 13.如何にも市川昆。記念すべき角川映画第一作目。川口三兄弟揃い踏み!もう、大好き。でも、スケキヨって杉良太郎に似てるとおもわへん? 子供のころ、ずーーっと杉良太郎がやってたと思ってました。 【yakamochi】さん 8点(2001-12-30 03:10:27) 12.灰色の瓦屋根を背景に縦書きと横書きが混在するタイトルバックを見ただけで、邦画の中では突出した作品であることが解りました。そして角川映画の中でも最高傑作じゃないでしょうか。シリーズになっちゃうとどれもモチーフが旧家にまつわる怨念なので、以後はろくに観ていません。今思えば石坂浩二のとぼけた味わいはジョニー・デップみたいな感じでしたね。【ドラえもん】さんの書いているように妙に明るいのは、そのせいもあるのだと思います。パン! ようし、わかった!7点献上。 【sayzin】さん 7点(2001-12-08 21:11:08) 11.私も金田一シリーズでは,これかな,と思います。佐清の恐ろしさと例の水の中から脚2本。えらく衝撃的でした。 【koshi】さん 7点(2001-11-01 22:16:32) 10.横溝作品といえば幼少の時それはそれはおっとろし~ホラー映画の代名詞でした。(何回夢に出てきたことかっ!!)あの、おどろおどろしい雰囲気は何度見ても飽きさせません。前半の謎が謎を呼ぶ殺戮に、後半の解決シーン。このシーンで強引にも関わらず納得させてくれます。それにしてもスケキヨくんのインパクトの強さ、勘弁してくれー。 【さかQ】さん 7点(2001-10-16 21:23:17) 9.金田一シリーズ映画の中で一番いいと思います。青沼静馬がゴム仮面を取るシーンでは、思わず目をふせました。こわい..菊人形のクビが不気味だ.... 【fragile】さん 8点(2001-09-25 22:15:06) 8.随所に日本的怖さを感じる秀逸な作品 最近連発気味の日本ホラーとは一線画してる 【蘭丸】さん 7点(2001-09-20 03:52:19) 7.おもろかった。あと、お春さんかわいい! 【MONDAY】さん 10点(2001-06-21 18:24:42) 6.音楽・俳優陣・映像・物語とすべて一級品。日本映画が真の娯楽であった頃の終末期の作品。角川映画は偉大ッス 【ZERO】さん 10点(2001-05-20 00:05:00) 5.旧家にまつわる呪いに彩られた、おどろおどろの連続殺人事件という割には妙に明るい作品に仕上がっている。それは監督の作風と爽やかなテーマ曲に因るのだろう。それにしても金田一は犬神家の周辺をうろうろするものの、決して次々と起こる殺人事件を事前に阻止したりはしない。すべての殺人が完了してから、おもむろに真相を説明するのだから呑気なもんだが、市川監督はこうした知的ミステリーの楽しみを気負うことなく余裕すら感じさせながら撮っているという印象だ。 【ドラえもん】さん 9点(2001-05-13 18:16:00)
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