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宇宙戦争(1953)

The War of the Worlds
1953年【米】 上映時間:85分
アクションサスペンスSFパニックもの小説の映画化
[ウチュウセンソウ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-09-08)【イニシャルK】さん


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監督バイロン・ハスキン
キャストジーン・バリー(男優)クレイトン・フォレスター博士
アン・ロビンソン(女優)シルヴィア・ヴァン・ビュレン博士
レス・トレメイン(男優)マン将軍
ロバート・コーンスウェイト(男優)プライヤー博士
ヘンリー・ブランドン(男優)警官
ジャック・クラスチェン(男優)サルヴァトーレ
ジョージ・パル(男優)ラジオを聞く男(ノンクレジット)
セドリック・ハードウィックナレーター
広川太一郎(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
池田昌子[声](日本語吹き替え版【フジテレビ】)
久松保夫(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
村越伊知郎(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
中江真司ナレーター(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
羽佐間道夫(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
勝田久(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
松岡文雄(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
肝付兼太(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
加藤治(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
伊井篤史(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
藤本譲(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
藤城裕士(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
平林尚三ナレーター(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
小関一(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
緒方賢一(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
加藤正之(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
西村知道(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
鳳芳野(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
政宗一成(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
広瀬正志(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
幹本雄之(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
原作H・G・ウェルズ「宇宙戦争」(早川書房 他)
脚本バー・リンドン
音楽リース・スティーヴンス
撮影ジョージ・バーンズ(撮影)
製作ジョージ・パル
パラマウント・ピクチャーズ
製作総指揮セシル・B・デミル(ノンクレジット)
配給パラマウント・ピクチャーズ
特撮ゴードン・ジェニングス(視覚効果)
美術アルバート・ノザキ
ハル・ペレイラ
サム・カマー(セット装飾)
エミール・クーリ(セット装飾)
衣装イーディス・ヘッド
ヘアメイクウォーリー・ウェストモア(メイクアップ・アーティスト)
録音ローレン・L・ライダー
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1.この時代、この時期、なぜ『宇宙戦争』を映画化しなければならなかったのか。もちろん大戦が終わり、誰もが宇宙開発競争を予期していただろう。原作者H.G.ウェルズが46年に死んで、どんな片寄った脚色でも文句をつける奴もいなくなった。そして何よりも世界一有名なSF小説だ。そこでジョージ・パルはこの映画がタイムリーであり、新時代の幕開けに相応しい正統的なSFである事を、こんなナレーションに託して冒頭に飾った。
「二つの世界大戦は人類に多大な被害を与えて終わった。その間にも兵器は発展し続けている。やがて第三次世界大戦が起こるだろうが、その前に我々は宇宙との戦争に巻き込まれるだろう…」
映画を観ていて、一番イヤになる瞬間だ。ウェルズが描きたかったのは他民族を人と思わない精神が虐殺や戦争を生んだという、その原理だったのだ。パルは、やっとそういう精神世界が崩れて落ち着こうとしていた時代に、新たな仮想敵を探すのに躍起になっていた。ショービズに骨まで染まったそんな根性、くだらなくて涙が出る。
どうしてこの時期にウェルズ最後のSF『解放された世界』を映画化できなかったのか、問い詰めてみたい。あれは半世紀前の時点で世界大戦を予測し、核戦争を予測し、そこからプリサーゴ国際会議によって平和になる道を描いた「20世紀のシナリオ」だったのに。彼は国際連盟を提唱し実現させた。人権宣言書簡を書き、それがやがて世界人権宣言になった。SF作家をやめた後の彼は平和に至るまでの世界史を直接「書いて」いた。
戦後、パルの手で復活したウェルズは、ハリウッドで望まぬ「第二の人生」を歩き始める事になる。パルの視野がもう少し広ければ、その後の映画史は変わったかも知れないし、歴史だって違っていたかもしれない。新たな戦争ではなく、最終的な平和を謳うべきだったと思う。それが夢でも構わない。そもそも映画ってそういうもんじゃないのか? エスねこさん [地上波(吹替)] 0点(2006-05-05 11:43:20)(良:3票)

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【点数情報】

Review人数 55人
平均点数 5.89点
011.82% line
100.00% line
200.00% line
347.27% line
4610.91% line
51018.18% line
61527.27% line
7814.55% line
8916.36% line
900.00% line
1023.64% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.75点 Review4人
2 ストーリー評価 5.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review4人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1953年 26回
視覚効果賞 受賞(特殊効果賞 として)
編集賞 候補(ノミネート) 
録音賞ローレン・L・ライダー候補(ノミネート) 

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