みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
60.大変に重要なテーマを扱った映画だと思います。、、、、、「仁義なき~」も思い出しましたが、ちょっと違うような気もしましたし、、、音楽やカメラがテーマと整合的なのかということも少々気になりましたが、大したことではないように思いますし、、、殺されている人の数自体は戦争映画やパニック映画の方が大量かもしれないのに、どうしてショッキングなのだろうかとも思いましたし、、、、、で、最後に連想されたのは「北斗の拳」的世界でした。、、、、どういうことかというと、、、描かれているのは、暴力が支配し、言葉による秩序形成が全く成立していない世界。そこでは、私たちの社会が前提とするような、約束、信頼、勤勉などの価値は成立しておらず、限られた文化、文明しか存在する余地はありません。、、、、どうやってこうした暴力的社会が生まれるのか?、、、、貧困、差別、文盲によって。、、、、どこにこうした社会は生まれるのか?、、、、、かつてのリオの裏町で、、、今、イラクで、パレスチナで、アフリカの紛争諸地域で、歌舞伎町の雑居ビルの一室で、渋谷の夜の街路で、池袋西の公園で、、、。貧困、貧富の格差、情報アクセスのデバイドetcを放置すれば、こうした暴力的社会は、世界の各地域でその領域を拡大し、気づいたときには、真っ当な秩序はどこにもなく、経済秩序も破壊され、数百年、歴史の針を戻したような状態に至るかもしれません。、、、遠い、地球の裏側の話しとしてではなく、近い将来、身近にあり得る話しとして受け止めることができるのではないか、というのが私の今の感想です。、、、、、(蛇足)この映画を見て、反グーロバリズムの立場に一歩ほど傾斜。 【王の七つの森】さん 9点(2004-11-09 11:41:00)(良:2票) 59.最強の無法地帯映画ですな。スタイリッシュな作風ですけど所々はリアル志向。リトル・ゼ役のあんちゃんはリトル・ゼ本人の人物をあまり知らないと言っていたが、かなりなりきっています(本当に素人だったの?!)。群像劇としても最高で、1回目観たときはリトル・ゼを応援していましたが、2回目はセヌーラ、3回目は二枚目マネ…と、視点を変えてみると何度も楽しく観れてしまいます。トライバルなミュージックもカッコいいです! 【THE HAUNTED MADE ME DO IT】さん 9点(2004-08-16 18:04:09)(良:1票) (笑:1票) 58.あらっ!丁度100人目のレビューですか!これも何かの縁ですね。今後とも宜しく。 ところでこの映画、すごいブラックでシリアスな映画だけどとても引き込まれた。「面白い」と言う言葉は適切ではないかもしれないけど、それ以外の言葉は思いつきません。すごい映画ですよ! (12/1追加)あらまっ!なんと99人目になっているではないですか!?前に見た時はちゃんと100だったのに・・・誰かの陰謀か?無念だ・・・とりあえずレビューは追加だけにしておきます。それにしても残念だ。ではこの事件を切っ掛けに縁を切らして頂きます。サヨウナラ。 【ボビー】さん 9点(2004-07-22 19:03:33)(笑:2票) 57.たまらん!ブラジルに住みたくなる。 【Malandro】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-08-27 00:19:24)(笑:1票) 56.それほどオカシイ内容ではない、俺は日本が平和だとか、彼らが精神的におかしいとは思わない。確かに子供が笑顔で銃を持って子供を殺すところは恐ろしい事であるし、気味が悪い。しかし、俺があの場所で育ってあの様な状況になったら間違い無くぶっ放していただろう。それにこの映画の様に大人より子供の方が残酷であるのは確かだ。環境一つで日本のようになったりこの作品のようになったりするし、同様に教育・経済・宗教・文化・人種様々な要因によっても生活は変わることが一番順応性が高い子供と言う存在で描かれているところがこの作品の最も素晴らしいところだろう。 【taron】さん 9点(2004-05-15 21:39:10)(良:1票) 55.まさに「陽気な地獄へようこそ!」という感じですね。リオの空港では給料遅配に怒った現地警官たちが「地獄へようこそ」と描いたサインボードを掲示したそうですが、ここはぜひ“Welcome to City of God !”とシャレてほしかったところですね。 たしかに自分は今までいろいろ映画を観てきましたが、これはその中で五本の指に入る衝撃作でした。まるで『ロック・ストック(以下略)』のような軽妙かつスタイリッシュな語り口なんですが、その内容ときたらもう凄まじいの一語です。だいたいからして、こんなに子供が大量に殺される映画は他には探してもないんじゃないでしょうか。この徹頭徹尾血なまぐさい物語が、からからに乾いたユーモアでストーリーテリングされるんですから、そりゃ衝撃を受けますよ。本作がどれだけ世界を驚愕させたかは、全編ポルトガル語なのにアカデミー賞では外国語映画賞ではなく監督賞や撮影賞など普通の部門でノミネートされたことでも判ります。フェルナンド・メイレレスはこれですっかりブラジルを代表する映画作家となり、リオ五輪の開会式の監督を任されるまでになっています。 まあこの映画を観てつくづく感じるのは、ブラジルじゃギャングより警官の方がはるかに怖いということです。そしてリオで五輪を開催するなんてよくできたなと思いますよ、映画のストーリー自体は過去の話といってもリオのスラムの現状はどうも大差ないみたいですから。これを書いている時点では五輪は終了していないんですが、どうかこれ以上何事もなく閉会式を迎えることを切に願う次第です。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2016-08-20 21:10:01) 54.全編にわたって衝撃的な作品ですが、とりわけ印象的なのがオーラスの子どもたちの会話。それぞれ銃を持ち、軽い調子で「○○を殺そう」などと言い合う中で、「この中で字を書けるヤツは?」「俺だ」「ウソつけ」なんていうやりとりもありました。これが、「神の街」の現状を象徴しているのでしょう。こういうセリフを最後に持ってくる脚本の力に、感服せざるを得ません。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 9点(2014-08-08 02:51:06) 53.生きてるって感じ。 【黒ネコ】さん [DVD(吹替)] 9点(2013-10-13 19:34:07) 52.明確かつ重厚なテーマを扱っていながらも全編通して軽い雰囲気で話が進み決して押しつけがましくなく、それでていてエンターテインメトとしても十分な出来となってる素晴らしい映画です。スラムの住人が殺し合いまくる映画とか聞いて観たので期待以上でした。いや確かにスラムの住人が殺し合いまくる映画に違いはないんですが。脚本がまた上手いですね。内容もそうなんですが観客をぐっと映画の世界に引き込ませる組み立て方が実に巧妙で面白い。カメラワークもお見事です。1シーンを、複数の登場人物の人生をなぞりながら色んな角度から軽快に描いてるのが面白いです。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-09-10 06:59:18) 51.久しぶりにインパクトあるの見ました。 評価高いのは伊達じゃないかな。 次作が楽しみです。 【カマデラコーントッピング】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-08-23 23:41:50) 50.とにかくスタイリッシュでセンスが良い。陰鬱さもなく、ストーリー展開も面白いので長丁場も退屈させず、のめりこまされます。この映画を面白い、カッコいいと思ってしまってはいけないのかもしれないが、それは監督の凄まじい手腕のせいだ。 ブラジルにはあんな恐ろしい部分もあるのだと、冷静にリアルなことと考えるとなんとも 複雑な気分になります。この監督でコメディとかが見てみたいですね。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-05-05 17:38:53) 49.スラム街の空気感、躍動感が圧倒的。凄い映像センス。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-04-04 13:29:18) 48.妻投稿■ブラジル人はともかく日本人はなぜこの映画に戦慄するのだろうか。それは日本人が社会の大前提として一番最初に教わることが「人を殺してはならない」「人命は何よりも重い」だからだろう。だから日本人はその前提から外れる事がテレビのニュースでやっていたり身の回りで起こったりするととても怒る。■大切な人が死ぬと悲しいからその反応は当たり前だ。でも人命尊重という大前提は本当に正しいのだろうか。考えてみれば、たとえば私個人が死ななければならない理由など、世の中にはいくらでも転がっている。所謂日本の「世の中に殺された」と言われる人々も、「人命尊重という大前提が社会に存在している」=「社会倫理に従っていれば自分たちの命は尊重される」という前提という名の虚構に騙されたような気がする。■この映画には日本社会にある「命の虚構」というヴェールのない剥き出しの人間界が描かれている。要は「生きたいか、生きたくないか」。だから登場人物たちも自分たちの命に対する自己完結性が極めて高い。命の自己完結能力が高い人ってイキイキしてるし、スタイリッシュ。「命は大切ですよ~」という社会でやりがちな、特定の人たちに「てめーは命は大切じゃねー」という集団いじめもやらないですよね。■私もこんなスラムも麻薬でいかれたゾンビギャングも嫌です。でも同じように「こんなところに住みたくない」という日本人がそれでもこの映画に惹かれるのは、「命の大切さ」という虚構をはねのけてまで「生命の自己完結能力」を生で見せるというこの映画のコンセプトだと思います。 【はち-ご=】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2008-03-11 08:53:21) 47.映像センスが最高!!最初の鶏のシーンから、引きつけられてしまいました。 テンポも良いし、話の構成も良く出来てると思います。文句なし!! ただ登場人物の見分けが出来なくて、何度か巻き戻してしまいました。 それにしても、実話に基いてるというのもビックリだし、 登場する子供たちのほとんどが実際にスラムで生活しているってのもビックリ。 なんとなく感じるリアリティさは、その辺にあるのかもしれない。 リオといえばカーニバルのイメージぐらいしかなかったから、 スラムの子供たちがあんな日常を送っているとは思いもしませんでした。 60年代後半~70年代が舞台らしいけど、今の子供たちはどんな暮らしをしてるんだろ? 【☆きなこ☆】さん [地上波(字幕)] 9点(2008-02-28 22:40:50) 46.スピード感、衝撃感、カメラワーク、今までにはなかった映画。二度三度と観たい作品じゃないけど、一度観れば忘れられない映画になること間違いなし。 【しー】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-08-22 15:25:53) 45.凄い映画だ。これだけ過激な内容なのに、娯楽作としてきっちり作られているところが凄い。ストーリーテリングの巧さだろう。絶対にブラジルには行きたくないが、映画はとんでもない傑作。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-08-21 15:34:01) 44.これまで観てきたどんなギャングものよりリアルで怖かった。 子供が銃をもって笑っている姿は本当にゾッとする。残酷なことをしているのにそれを否定できないものがある。環境が生き方や倫理観を支配している。 そして余談だが、サッカーブラジル代表が強いのもなんとなく分かった気がする。 「ハングリーになれ、チャンスは二度と巡ってこない」今の日本人には無理だなぁ。 【MIUMAX】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-08-02 23:35:31) 43.この映画大好き! 【STEVE-O】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-10 09:13:02) 42.リアルすぎて、ひたすらショックを受けます。 大勢の子供が当たり前のように銃を持ち、殺人、強盗などの犯罪を平気でします。 悪党が悪党に殺され、時には味方に殺され・・・悪事をしたものは死に、平凡な未来を思ったものだけが生き残り、将来を手にするというメッセージがありました。 シナリオや、アクションもすごく練りこんであっていい作品だと思います。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-03-21 00:35:26) 41.スラム・抗争・ギャング・ピストルオペラ・値下がり続ける命の価値…って嫌いな要素テンコ盛りなのに、こりゃやられた。面白過ぎ。実話なんだったらなおの事、正しく事実は小説よりナントカという奴か。展開の巧さもサル事ながら、呑気なボサノバミュージックや汗臭いソウルが何とも南米南米としたカンジで特にイイ。問題作なんだろうけど、重さや説教臭さがなく淡々としてて、そのくせ嫌味なクールさもナルシズムもない。何なんだこりゃ?ラスト10分のテンションなんて筆舌に尽くし難い。 後、この作品、映画史上で最も子役が頑張っている作品と、思いました。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-13 08:51:35)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS