みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
36.とにかくノスタルジックを堪能する映画。自分はもう少し遅い世代だけど、この雰囲気は十分理解できます。毒が一切無い映画です。気持ち悪いくらいに誠実な世界感です。それが嫌な人は見ない方が良いでしょう。原作も大体読んでいるので、六ちゃん役は、綺麗系女子でなく、忠実にもっとモサっぽい人の方が良かったかな。(興行を考えると致し方ないところか) 【たきおか4号】さん [映画館(邦画)] 9点(2013-01-20 20:06:37) 35.3度目観賞。今回は落ち着いて観れましたが、現代の日本人が忘れかけた懐かしい昭和の匂いから伝わる純な感動は決して褪せていませんでした。D-51が歌う主題歌を始め、哀愁漂う作中の音楽からは元気を頂きますね。 一線を画した傑作です! 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 9点(2012-02-17 21:26:37) 34.タイトルだけは知っていて、全く興味はなかったのですが、たまたまTVやっていて観賞。観れてラッキーでした。ベタな展開でもいいんです。演技もストーリーも素晴らしく久々に感動して心が洗われたたような気がしました。続編もやるみたいなので、ぜひ観てみたいです。 【N.Y.L.L】さん [地上波(邦画)] 9点(2012-01-19 09:19:36) 33.見えない指輪をはめた手をかざして「綺麗」とつぶやく小雪。 このシーンだけでもう感涙、感動、感激、胸一杯。 甘いと言われようが、クサイと言われようが、こういう純愛には目がないんです。 一歩間違えたら、陳腐な泣かせ映画になりかねなかったこの作品には、50年後の今にも通じる普遍的なメッセージが込められており、それが昭和の空気感にぴったり治まったのが多くの人の感動を与えた所以だろう。 それにしても蓮っ葉な役をやっても、ひたすら清らかに美しい小雪って、スゴイわ。 CGと懐古趣味が売りの泣かせ映画でしょ、などと、公開当時に劇場で観なかった自分をみっちり叱ってやりたい。 そして、こういう映画を観て、まだまだ感動できる自分を褒めてやりたい。 【poppo】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-08-02 14:01:37)(良:2票) 32.かなりよいが、子供が茶川のことを知って興奮しているさまが、なんか性的に興奮しているみたいに見えたんですよね。 【承太郎】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-05-04 09:59:48) 31.“戦争”という痛みと悲しみの時代を生きた人々は、戦争を終え、心に夢や希望を抱いていた。現代のように便利な物は何も無いけど、その分、心にはいつだって優しさや温もりがあった。東京タワーの足元に広がる小さな街の隅っこでは、そこに暮らす全ての人々が家族のように身を寄せ合って、助け合って生きていた。幸せや喜びを共有し、日々の暮らしの中に何気なく転がるそれらを、いつも笑顔で噛み締め合っていた。何も無いからこそ人々は前向きに生き、瞳をキラキラさせ、助け合っていた。この映画の中の時代は、本当にそんな時代だった。タバコ屋のおばちゃんも家族を失ったアクマ(タクマ)先生も、いつもタバコ屋のおばちゃんにこけさせられていた何屋かわからないおじさんも、みんな輝いていた。この頃の日本は、きっと世界一輝いていたのだろう。みんな一生懸命生活が豊かになるように努力して、東京タワーやテレビや車を作っていた。だけど、人々はたくさんの物を豊かにしていく中で、いくつもの物や人の心を見落とし、捨て去ってしまった。ゴミ捨て場に置かれたドアの開いた冷蔵庫。氷を使って冷やした冷蔵庫。そして必要のなくなった氷と氷屋のおじさん。今に至るまでに日本は、そして世界はどれだけの心を見落とし、そして捨ててきたのだろう。物が豊かになればなるほど、なくしてしまう心の豊かさ。あの頃は世界一だった東京タワーは、今は世界で何番目なのだろう。誰も気にしない。意味の無いことなのだろうか。あの頃と変わらない高さで、変わり行く時代に取り残された東京タワー。時代の流れや文化の変化は誰にも止められないけど、なくしてはいけないという心さえあれば消えはしない。それが思いやりの心や感謝の心、そして愛するという心。エンディングでも流れていたけど愛は変わらないのだ。そして変えてはいけないのだ。この映画には今の日本には無いものがたくさんある。たくさんあり過ぎてここでは伝えきれない。やっぱり本当に大切なのは心の豊かさなんだ。この映画は心を温もりと優しさで一杯にしてくれる。止めどなく流れる涙の暖かさがそれを教えてくれた。夕日は明日も明後日も50年後も、きっと空と街を今日と変わらずオレンジ色に染めてくれるだろう。僕もいつまでも、いつも変わらない夕日のように輝いていたい。 【ボビー】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-06-03 18:20:39)(良:2票) 30.条件反射みたいに泣けてしまう。 【フライボーイ】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-05-30 09:08:17)(良:2票) 29.すごくいい!文部科学省が推薦しないなら私が推薦いたします。役者さんが生き生きしてたよ。特に子役が素晴らしかった!古き良き「昭和」を描いたこの作品が、「平成」の名シリーズになってくれないかと願う次第です。 【tonao】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-11-11 22:26:47) 28.最高でした。あらためて再確認。 実は2年前の封切りのときに5回ほど見て、そのあとDVDで何回となく見て、 さすがにもう見飽きたろうと、自分で思い込んでおりました。 先日、テレビで放映するというので、久々に見たんですが、まあ、なんと、 涙腺やられっぱなし。あれぇ、まだこんなにジンとこさせる映画だったんかよって、 みなおしました。 なお、DVDはスペシャルエディションがお勧めです。本編並みに力が入った内容でした。 【ひであき】さん [地上波(邦画)] 9点(2007-11-06 12:02:26) 27.昭和を題材にしたのは、リアリティの追求ではなく、舞台として再現しただけのことだろう。あまりに美しすぎるところはあるが、過去はいつも美化されていくもの。特別気にならなかった。ストーリー自体もありきたりでなんの捻りもない。でも嫌味がなく、温かい。邦画も洋画も人の生死でばかり泣かせる映画が多い昨今、温かさで泣かせてくれたのは高く評価したい。 【智】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-10-28 18:11:15) 26.映画館で見たときに泣かされてしまった以上、 私にはこの映画に辛い点をつけることはできません。 ベタなストーリー展開と音楽、街の描写はいいが人の描写になるとバレバレなCG、 ツッコミどころはあるのですが、心を動かされたのですから。 あと、私が評価したいのは、私同様、このベタな映画に多くの人が感動したということ自体かもしれません。 1点減じたのは、それにしても泣かせようという目論みがみえみえなラスト抱き合うところの音楽かな。 【シグ】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-07-30 23:50:23) 25.素晴らしい。ここ最近の日本映画は雰囲気を味わう作品が増えてきているが、この作品は究極の雰囲気映画だろう。世界レベルで渡り合える作品ではなく、日本人だけが理解できるであろう独特の雰囲気だ。その雰囲気を描き出すために4億円をかけて作られたというセットは、昭和30年代に観客みんながタイムスリップしているかのようだった。無論、僕はこの時代に生きた人間ではないが、自分にとっても懐かしいような感じがしたし、毎日に感動があるこの時代に生きた人々を羨ましくさえ思った。ストーリーも大変シンプルだが、それが、むしろ作品の雰囲気と合致していてとても良かった。家族愛、友情、近所付き合い、子供の冒険心などなど・・・。この雰囲気が、街を綺麗に包み込む夕日が、いつまでも味わえる世の中にしていけるといいなと思った。 【こばやん】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-03-01 02:10:48)(良:1票) 24.オープニング、子供達がゴム動力の模型飛行機を飛ばすシーンなんか思い出しては胸が熱くなった。(私も子供の頃、友達とよく原っぱで飛ばしたものです) 集団就職で上野駅に到着するまでのくだりなんかはなかなかの出来で、ジーンと目頭が熱くなった。CGによるバーチャルな世界と俳優達が上手く溶け込んでおり、本作の売りともいえる昭和30年代へのタイムスリップ感が十分に味わえた。このように、観客の期待を裏切ることなく丁寧に描かれているところに好感が持てます。物語はといえば、昔懐かしの人情喜劇。鉄火肌だが働き者の鈴木オート。ぐうたらだがお人好しの茶川竜之介。この対照的な気質の持ち主である二人の日常生活を並行させる展開もオモシロイ。場内が感涙のるつぼと化すラストの愛情劇は少々くどい気もしなくはないが、まっこの辺り大目に見ることに致しましょう。日本映画だって製作サイドがその気になれば、客の呼べる良質な作品が作れます。本作はそのお手本みたいなものでしょう。そんなノスタルジック充分な本作に、ちょっと甘いが9点を付けさせていただきます。 【光りやまねこ】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-02-17 00:25:38) 23.久しぶりに邦画を見たのですがベタだってなんだっていいじゃない!いい話じゃない!と思いぼろぼろ泣きました。私はあの昭和を生きていないので懐かしいという感じはしませんでしたが話の内容に感動しました。ヒロミと茶川さんと淳之介サイドの話が特に良かったです。 【にあ】さん [DVD(吹替)] 9点(2007-02-01 14:39:25) 22.昔はこんな感じだったのか・・・。 何だか優しい時代だなって思いました。ぜひ2も見ようと思います 【甘口おすぎ】さん [地上波(邦画)] 9点(2007-01-07 20:27:00) 21.まだ人間同士が、目に見えるもの話せるもの触れるものとして、実体を感じてつき合い生きていた時代。あの頃は人の強情、優しさ、弱さ、見栄、そして貧乏も分かりあえた。潰しあうより支えあうほうが美徳だった。 いいですねぇ昭和。お金と引き換えに無くした物が、多大に表現されていました。昔は損得ばかりではなかったのですよね。豪快な怒りんぼオヤジ、質素で優しいお母さん、近所のお人好しなインテリおにいちゃん、素朴で無垢なお嬢チャン。たまらない人物設定です。夕日もきれいに見えるわけだ。 【チューン】さん [試写会(字幕)] 9点(2006-12-11 16:50:58) 20.父子モノに弱いんですよねぇ。原作知らないからかもしれませんが、泣いちゃいました。吉岡君すごい。いい役者になったなあ。悪役はできない人だけど、はまり役ははまり方が半端じゃないなあ。山崎貴は「リターナー」を見たときは監督なんか辞めちゃえ!って思いましたけど、この路線が描けるのはなかなかすごいです。昭和30年代のCGは一見の価値ありだったし、映画館で観るべきだったなあ、やっぱり。 【如月CUBE】さん [地上波(邦画)] 9点(2006-12-02 22:29:33) 19.それほど印象に残るような作品ではないと思うんだけど、自然に泣けました。コトーの演技は微妙だけど、子供の演技が光ってたナァ。それにしても、あんなにキレイでツヤのある小雪があの役柄とは、、かなり浮いてない?(それもまたヨシですけど。) 【レンジ】さん [地上波(邦画)] 9点(2006-12-02 00:31:15) 18.魅力あふれる役者さんたちと、なんとも言えない情感漂う描写に心が表れるようでした。印象深いのは堀北真希さんの演技が光ってたことでしょうか。原作の雰囲気を損なわず、ジーンと心に残る映画に仕上がっていると思います。続編がもしあるのなら吉岡さんと小雪さんのその後をぜひ・・・幸せであってほしいですね。 【kalyn】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2006-10-07 06:25:19) 17.初監督作品「ジュブナイル」で内容の評価よりもヴィジュアルエフェクトで注目された 山崎貴の「リターナー」に次ぐ映画監督作品第三弾は、これまでのSF路線から一変し、 昭和中期の下町人情を描いたコミックの実写映画化。 得意のVFXを最大限に駆使し、昭和の町並みをファンタジックに現出させている。 極めてキメの細かい映像シチュエーションやカメラワークが随所に見られ、 映像技術的には文句なしだ。 子供の飛ばした模型飛行機を追うようにカメラが移動し、昭和の町並み、そしてタイトル という見せ方。 飛ばしたCGをカメラが追うという見せ方としては、ゼメキスの「フォレストガンプ」でのオープニングの”羽”の手法を想起させる。 どことは言わないが、微妙な一瞬をスローモーションに切り替えて、表現にインパクトを 与える手法。 鈴木家にやって来たテレビで力道山の試合に見入る三丁目の面々をリング観客と同化させる表現方法。…と挙げて行けばキリがない。 ストーリーテリングとしても三丁目の面々のコネタをうまく絡めては、まとまりのある編集を行って帰結させて行く。 それをクッキリと引き締めているのが流れのチャプターアクセントとして使われている東京タワー。 そして六子と汽車がトップラインとボトムラインを構成しているのだ。 「指輪」も悪くないが、「お守り」のエピソードや「六子の親」のエピソードあたりでホロっと来る。淳之介へのプレゼントのエピソードも良い。 難を言えば、サンタクロースのネタ晴らしがあるため、子供には見せられない作品という点か。 ところで「茶川竜之介と古行淳之介」って「芥川龍之介と吉行淳之介」の文学作家ネタなんですね。 【あむ】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-09-17 21:34:28)(良:1票)
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