みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
8.アメリカ大統領「はやく、ジャパンの地球防衛軍にヘルプをアスクするのだ!!」 【くまさん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2010-08-28 01:17:11) 7.映画館でみたならもっとすげーかったろう 映画の新しいカタチを容易に想像させられる それだけでもーワクワクだ だってストーリーとかショボいんだもん こんだけショボく作ったのはこのワクワク感をこの映画の先に見せよう とかでーでもよく、この内容で十分だったんだろうニャー 僕の通ってる英会話学校の教材にマットリーヴスがイケてるって会話があった こいつかー! とニンマリさせられました 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-07-19 14:28:42) 6.「いずれ、こういう映画が作られるだろう」と思ってた人って、結構いたんじゃないですかねえ。しかし、いざ出来上がってみたこの作品、意外に重いモノを我々に突き付けているような気もします。『ブレアウィッチ~』等の偽ドキュメンタリ、あるいはインチキ・スナッフフィルム、こういったモノが、「手っとり早く、ホンモノらしく見せる」という事を目的としていたのに対し、本作は大前提として、誰の目にも明らかなフィクション(怪獣映画)。また「カメラが激しくブレる」というのは、かつて、動物が人を襲うパニック映画でよく見られました。肝心のショックシーンで、カメラが激しくブレて何が何やら判らなくなるんだけど、ま、ハッキリ言って明らかにゴマカシな訳で、もしカメラが止まってたら、あまりにショボい映像で更にワケワカラン映像になってしまう。一方本作はと言うと、大体、本作のようにCGでモンスターを表現する作品では普通、CGで何でも描けちゃうのだから、カメラをブレさせてゴマカす必要など無い訳です(本作のCGのクオリティを見ても明らか)。後、ついでに言えば「ビデオの消し残りシーンの挿入」なんてのも、ちょっとした思いつきには違いないんだけど、製作者の計略ぶりというものを感じてしまう。では一体、この映画、何をしようとしているのか。それは、“セットがあり俳優がいて、その外側にカメラとスタッフ(と我々)がいる”という従来の映画の形自体を否定しようとしているのでは。「カメラワークが見事だよね」「カットの繋ぎが上手いよね」「主演の誰それの演技が見ものだぜ」等々の、いわばお約束的・楽屋話的な評価を拒絶する。カメラは映画の場の“外側”にいて場を“捉える”モノ、ではなく、本作では、カメラは場の“内側”に“居る”モノ。映画のあり方に対する告発。当然、「通常」の映画の歴史が積み上げてきたモノの重みたるや、計り知れないんだけど、だからこそ、この映画の、「従来への安住」に対する告発、いわば「映画のHAKAISHA」としての側面、というものにも、非常な重みを感じてしまうのです。勿論、こういう作品が、この先何本も作られても仕方が無い(同じノリの続編が出来たら、多分、私は怒る)んだけど、本作に対して、映画の本流が、これからどういう回答を出してくるか、という点には、大いに関心があります。まあ「無視する」ってのも、間違い無くひとつの手には違いないんですけども。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-06-03 23:18:41)(良:2票) 5. 良く作りこまれた映画です。まさか怪獣映画にこの手があったとは、気がつきそうで なかなか気がつかない。CGも凄いし(最近の映画は、どれも凄いけど・・)ビデオの上書きという設定も緊張と緩和という素晴らしい効果をだしているし、ラストシーンにも気になる謎の映像を見せてくれる。作り手がドキドキワクワクニヤニヤ楽しみながら、製作したんだなぁと想像してしまいます。女優さんも、皆、質が高く、私もニヤニヤです。怪獣もの、ホラーもの、パニックもの好きの方は、絶対見ておくべき作品でしょう。ところでエンドロールの最後に聞こえる音(声?)はなんなのでしょうか。非常に気になります。誰か教えてください。 【代書屋】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-09-23 23:14:15) 4.観終わって最初の一言は、「コレって何のメッセージもないなぁ…」だったんだけど、時間が経つにつれてこの作品の凄さが身に沁みて来ました。 ハンディカメラの映像といっても「ブレアウィッチ」とは意味が違う。これはまさに逃げ惑う犠牲者の視点。「ブレア」はビデオを観ても何が起きたのかの確証は得られず、また生き証人もいない。こちらは全世界レベルで知れ渡った出来事の裏エピソードという位置付け。この手の作品には殆ど表現されない世界。 そして、音響も映像処理も素晴らしい。その昔のオーソン・ウェルズのラジオドラマ「宇宙戦争」じゃぁないけれど、お年寄りに見せたら「本物」と思ってしまうんじゃないか?PG-12じゃなくて年齢制限の上限も必要に思えます。 何気なく語られる人間ドラマや、必要悪の如く活躍するKYな彼。小ネタのちりばめ方も上手い。 という訳で、結局高得点献上。これだけの斬新で画期的な作品を正味75分程度に纏め上げた手腕に脱帽。とどめのエンドロール、BGMは間違いなく「ゴジラ」へのオマージュですよね。とにかく凄い作品です。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-09-15 01:04:24) 3.これは映画と言うより体感型アトラクションなのでは?…観ている最中はそう思ったのだが、しかしあとでよくよく考えてみると、映画の手法を知り尽くした脚本、撮影、それらをまとめた演出の技にあらためて脱帽。撮影手法がよくあるからといって、また逆にこのジャンルの映画としてのこの手法は見慣れないからといって、拒否反応を示す方もいるかもしれないが、まぎれもなく傑作として残る映画だと思う。 【とと】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-26 00:19:52) 2.めちゃめちゃ怖かったです。でも評価低い方も結構いますね。レビューを読んで思いましたがビデオのバッテリーの持ちが良すぎるとかあの怪獣はいったい何なのかとかは考えるべきではないと思います。そんなことはこの映画ではどうでも良いのです。皆さんブレアウィッチ~とくらべてますが私は見たことがなく手持ちカメラの映画は初めてでした。だから余計に楽しめたのかもしれません。パーティーシーンも素晴らしいと思いました。本当にリアルでみんなすごく演技がうまいですよね。とにかく全編素晴らしかったです!ただあの怪物を全面に出さなかったらもっと良くなったと思います。マレーナはミーンガールズの黒髪の子なんですね。かわいかったです。 【CTU】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-20 11:32:09) 1.「ブレアウィッチ」の手法で怪獣映画を撮る。このアイディアが出た時点で、このプロジェクトが始動した時点で、この映画の成功は約束されていたという人もいるかもしれない。しかし、僕はこの映画の脚本が優れているということをあえて指摘したい。 冒頭のパーティーの場面。あれこそ、まさに必要な場面だ。登場人物の紹介を説明的にならない程度に行い、そして、後半につないでいく。前半のくだらない感じ、軽い感じが後半の重々しさ、悲壮な決意の伏線になっているのだ。その後の逃走シーンに関しては、非の打ち所が無い。無理なく無駄なく、パニックや恐怖を描けている。斬新な表現力で、従来のパニック映画に一石を投じた。と評するのは的確だし、簡単だが、僕はあえてこれの続編(できるのか?)にも期待したい。わずか90分程度でこのボリューム!という驚きは確かにあるが、まだ今作で描けていない部分はいくらでもある。別の視点から「クローバーフィールド」を眺めてみたい。 唯一残念なのは、主人公のパーティーが遭遇するイベントが少してんこ盛り過ぎること。災難のフルコースといった感じで、災難が次々と降りかかる。怪獣との距離が近すぎ、少しわざとらしく感じるシーンもあったので1点減点。「ブレアウィッチ」の衝撃にはかないませんが、傑作であることは確かです! 【枕流】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-04-20 02:14:06)(良:1票)
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