みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
7.フィルムノワール。 この言葉の意味はよく知らないが、きっとこれは、韓国のフィルムノワール、のはずだ。きっと。たぶん。そうにちがいない。知らんけど。 以前、バカ売れした韓流映画を観て悪寒が走った。 そんな韓流映画とは一線をかくしている渾身の映画。 伝える気満々で、くどくなるところは表現せず、美しい流れのストーリー。 韓国だろうがアメリカだろうが、いい映画はいい映画。あたりまえのことを教えられた。 ちょっとしんどい描写もあるから、暴力表現に抵抗のある人は観ない方が懸命。 人がいない時間にじっくり時間作って観るべきフィルムノワール。 (フィルムノワールの意味を調べた) 対極だ。ウェットだな。こっちは。うん。 おれ、フィルムノワール嫌いだ。うん。言葉はいみを知らずに吐いてはいかんな。 勉強になった。ありがとうサンソン。 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-06-23 22:36:55) 6.うんざりするほど繰り返される暴力シーンと汚い言葉から、ボロボロに傷ついた魂の叫びが聞こえてくる。 それは、慟哭であり、渇望である。 そんな主人公と出会う少女は「幸福な家庭」と嘘をつきながらも、実は彼と同じ痛みを抱えている。 魂が呼応し合うように惹かれあう彼らは、決してそれぞれの境遇を語り合ったりなどしない。 ただ、意味もなく共に過ごすことで同じ痛みを分かち合う。 漢江の畔で彼は少女の膝枕で涙を流し、彼女は声を殺して優しく泣くシーンでは、そんな二人のむき出しの哀しみに胸を打たれた。 全編に張り詰める緊張感と漲るパッションはとにかく圧倒的で凄みのある映画だった。 そして、これ以上ないくらい純真で優しい物語だった。 【poppo】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-09-03 00:22:42) 5.いきろ。 【michell】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-03-28 22:46:55)(良:1票) 4.痛い、痛すぎる。暴力をふるわれる側の肉体的な痛みではなくて、暴力を行使する側の自身も知らない魂の痛みがひしひしと伝わってきてしまう、こんな暴力映画他にあっただろうか。暴力と暴言でしか語る言葉をもたないサンフンのような主人公に感情移入するなんて、普通だったら無理!って感じだし、暗くて救いのない暴力映画なんて観る気分じゃないしもう観ないで返そうかなとも思ったんだけど、本当に観てよかった。いつでもそうなんだけど、間違いなく私の中の名作!って映画に出会ったときって、なんかすごいって思いでいっぱいになってしまって、一体何がすごいのかって言葉にするまでにすごく時間がかかっちゃうんですよね。何度も観て、反芻して、それから感想を口にすべきなんだろうけど、とにかくこれはすごい!ってことをとりあえず言いたくて。 【カエル本舗】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-12-07 16:55:47)(良:1票) 3.すっっっごい。 いっぱい考えちゃう。 苦しい。 生きるってなに? そういう運命 って納得すること? 苦しい。苦しい。痛い。痛いよ。。。 シッバラ~マ~!!!!!! これは覚えた。 【momomo】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-06-22 02:23:30)(笑:1票) 2.ぶん殴って気絶させてしまったヨニを少しだけ離れて待つサンフン・・・。この出会いのシーンだけで、私は彼を少しだけ好きになった。束の間の幸福なんて思ってもいないと言わんばかりの甘さのかけらもない市場のシーンにもぐっときた。ラスト、焼肉のシーンで、彼が皆を巡り合わせたことに感動して涙がこぼれた。生きてきた意味あったじゃん、って。ひきずることしかできない人間はつらいな。これを撮りあげることで何かと決別したヤン・イクチュンの力技に脱帽です。 【showrio】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-06-04 01:30:19)(良:1票) 1.子供や女性や老人や自分の愛するひとが、”暴力”によって”破壊される”殺される”脅かされる”ことを”目撃”したりまたは、”自ら手を下す”事は、”人間”にとってはどのような感情を起こさせるのか?身がすくむのか!?恐ろしいのか?!悲しいのか!?やるせないのか!?どうしようもないのか!?これは映画であって現実ではない。しかし、観客全員が当然、周知のとおり、現実世界はこんなに生ぬるくない!!!!もっともっと、恐ろしい世界なのだ!!(というか人間そのものが、恐ろしいものなのですが)現実にはいろんなヒトがいるだろう。暴力とは無縁で生きているしあわせなヒトもいれば、主人公たちみたいなヒトもいるだろう。もっと、もっと悲惨なひとも大勢いるだろう。。。。。。。ハンガン川でのつかのまの膝枕の二人の”愛の時間”は”涙の時間”は、この世に生まれてきたすべての人間が持つ、”生命のかなしみ”にも思えた。すばらしい映画だな!名作!観ている誰もが、途中から、この悲劇の末路を想像し始めただろう。悲劇で終わるのは間違いない!しかし、どのような結末を迎えるのか?イヤーーやってくれた!この監督!!主人公兼務なだけに、まったく”最高カッチョエーー”死に様をつくったなあ。”最後の日”の仕事に向かうあたりからもうゾクゾクしたね!気弱になってて、逆に客からハンマーでやられて、手下からもボコボコにやられて、もう、脳なんかもメチャクチャだろうに、鼻血だして、それでもやっと歩いて”こりゃまずいぞ、学芸会に行かなきゃ!”ってよ、、、、もう、オレも涙ボロボロだぜ。最高にカッチョヨカッタけど、、、もう、、、合掌です!ほんっと!生き残ってほしかった。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-05-11 20:45:49)(良:2票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS