みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
3.三池監督は個人的に合わないと感じていたがこれは素晴らしいですね。ラストの決戦は非常に見ごたえがありました。 【キリン】さん [DVD(邦画)] 9点(2012-12-18 02:51:06) 2.往年の日本の娯楽映画が好きなので、オリジナルの「十三人の刺客(1963)」も随分前に観ていた。 娯楽映画に限ったことではないが、昔の日本映画には昨今のものにはない圧倒的なエネルギーが満ちあふれていて、作品の善し悪し以前にしっかりとした“見応え”があるものが多い。 往年の日本映画のリメイクは多々あるが、どの作品も映画作りにおけるそもそもの力強さに欠け、オリジナル作品に匹敵する映画は殆どない。 そういうことを踏まえて言いたいことは、今現在において往年の日本の娯楽映画にひけをとらないエネルギーを映画に込められる作り手は、結局、三池崇史をおいて他にいないだろうということだ。 リメイク作品としては珍しく、オリジナルを超える“強さ”を持った娯楽映画だったと思う。 バイオレンス映画を数多く撮ってきた三池崇史監督と「時代劇」の相性は非常に良いとも思った。特に今作の残酷さと泥臭さが存分に溢れた"侍映画”としてのストーリー性に、この監督ならではの暴力性と娯楽性はとても良い塩梅で合致していた。 太平の世が続く時代の中で、徐々に取り残され始めてきた"侍”たちの生き様は悲哀に溢れ、単純ではない格好良さがあった。 そして、刺客たちの標的とされる残虐な暴君には、極悪非道な言動の中に主君ならではの哲学性も持ち合わせており、一筋縄ではない悪役としてのキャラクター性があった。 主役級から脇役に至るまで、一人一人のキャラクターに味があり、群像のドラマ性が高かったことが、クライマックスの大殺陣を盛り上げた最たる要因だったと思う。 「面白かった」と一言言い放ち満足感に浸れる素晴らしい娯楽映画だ。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-10-10 03:03:04) 1.三池監督の映画は苦手なものが多いのだけど、これはオーソドックスな作りで素直に楽しめました(それ故ファンには物足りないかも?)。出てくる役者たちも皆いい!皆魅力的だったなあ。鬼頭半兵衛が一番好きだったな。「理由などわからぬ、いいや要らぬ!」シビレるぅ~。シナリオ上というのか、設定上というのか、そういう所だけでは出せないキャラの魅力が、役者の魅力や個性で引き出されていると思う(それはただ単に役者の見た目に頼っている訳では決してない)。伊勢谷祐介さんのポジションが微妙と言えばそうなんですが、居なければそれはそれで、寂しいw。牛のCGがヘッポコだった以外は文句無しです。大満足でした。こんな娯楽映画(邦画)がもっと増えればいいなあ。 【ゆうろう】さん [映画館(邦画)] 9点(2010-11-01 12:46:33)
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