みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
8.実際に起きた事件をベースにしたみごとな作品です。特にラスト20分のイラン脱出のシーンは何度みてもドキドキします。俳優陣も皆演技とは思えないほど上手で、その中でも少し抑えた演技のベン・アフレックが特に素晴らしいです。出国管理官や革命防衛隊員たちも俳優とは思えない緊張感を醸し出しています。そんな中、絵コンテを見て楽しむ隊員たちが微笑ましかったです。ベン・アフレックの演出も素晴らしく、これからの映画人としてのキャリアがとても楽しみです。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2024-06-11 10:00:02) 7.これでもかというぐらいの畳み掛けるような緊張感で非常に面白かったです。やや演出過多な気もしますが、まあ映画ですからこれぐらいはありかな。ベン・アフレックの演技は今までの中で一番良かったんじゃないでしょうかね?まあ自分の作品なのでどう演じるべきかハッキリしてるからなのかな。他の方も書いてますけどドラマのホームランドでも同じように大使館に入り込まれて機密文書を処分するシーンありましたね。シーズン4かな。きっとこの事件かこの映画から着想をもらってるんですね 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2018-02-03 00:44:17) 6.ものすごい緊張感があった。見事な演出。実話に基づいてなので、ハッピーエンドは判っていたにしても。少し盛ってあるとこもあるんじゃないのとは思ったけど、この際言いっこなし。でも見事なミッションだよなあ。機会あったらもう一度じっくりと見たい作品。どっちかいうとエンターテイメントというよりドキュメンタリーで評価できる。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-12-08 17:18:08) 5.前作のザ・タウンでもベン・アフレックの才能はすごいとおもったが、やはり、彼の監督としての才能はすばらしい。彼は第2のイーストウッドになれる才能があると思った。こういった、実話をもとにした映画というものは、だいたい説明が多いため、途中なかだるみして眠くなる場合が多いのだが、テンポがよく、スリリングなシーンを折り込んで飽きさせない展開にしている。 アカデミー作品賞に輝いた作品というのは、素直に面白かったという作品が少ないが、この映画は素直に面白かったといえる映画であった。 【シネマファン55号】さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2013-08-28 10:33:25) 4.この作戦を思い付いたメンデスは天才脚本家としか言い様がない。 英語教師作戦や自転車作戦のリアリティの無さや困難さを的確に指摘しておいて、自分はアルゴ作戦なんて途方もない提案をするというのがなんとも滑稽だったけど、準備を進めていくうちになんだかやれそうな気になってくるのが面白い。 実話で、しかも人の生死に関わる問題ということもあって、娯楽作品として楽しんだら不謹慎なんじゃないかと理性が邪魔しそうだったけど、そんな考えも吹き飛んでしまうくらいに嵌り込んでしまった。 実話なので結末はわかっているんだけど、それでもハラハラドキドキしてしまう。 映像がリアルでドキュメンタリーのような臨場感があるし、多少コミカルな演出で笑わせてもくれる。 終盤は緊迫感の連続で、一緒になって脱出してる気分にもなる。 イスラム教の禁酒に引っ掛けた伏線の張り方が上手くて、ラストは思わず涙が溢れそうになりました。 あと、エンドロールのそっくり振りにも感心してしまいましたよ。 あそこまで徹底して作り込まれていたというのが、この作品の完成度の高さを物語っていますね。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 9点(2013-07-07 19:50:36) 3.“偽装”によるイラン国外への脱出に危険とそれに伴う恐怖を訴える外交官たちに対して、主人公は「偽装だけが銃から身を守る」と諭す。 人間、極限までに進退窮まれば、最後に唯一できることは“偽る”ことだけなのかもしれない。 そして、人間による“偽り”という行為は、必ずしも悲観すべきものばかりではないとも思える。 人生において打ちひしがれ、落ち込み、どうにもならない状況に陥ったとしても、自分が出来得る万全を期してその状況を何とか“やり過ごす”ことが出来たなら、きっとその先の展望は開ける。 決して格好良い事ではないけれど、そのしぶとさを人間は誇っていいのだと思う。 この映画と、それを生み出したベン・アフレックという映画人に、そういうことを感じた。 この映画はあくまで米国側の視点、もっと言うならばCIAの主観とも取れる“見方”によって描かれた作品である。 だから、いくらノンフィクションを描いていると言っても、真実と異なる点は大いにあるのだろう。実際大部分は脚色されているらしい。 必然的に、イラン側は分かりやすく“悪役”として描かれているが、そもそもの発端には米英による陰謀的な搾取があるわけで、国家間の争いに善悪などないというのが実際なのだろう。 その歴史的事実に対しては、世界中の人々が、正しく認知すべきだろうと思う。 ただし、いくら捉え方が偏っていようとも、これが映画である以上、そこに間違いはない。 しかも、世界中の多くの人間が観て「面白い!」と思うのならば、殊更に何の問題もないと思う。 こういう自国が直接的に関わるリアルな事件や問題を題材にして、ひたすらに面白い映画に仕上げようとするハリウッドの体質を、作品を通じて垣間見る度に、アメリカという国は、世界一“愚かな国”だけれど、結局のところ世界一“強い国”だと思わざるを得ない。 何かがほんの少しうまくいかなければ、もしかしたら世界は破滅に突き進んでいたかもしれない。 愚かな人間が巣食うこの世界はいつだってそんな危機に満ちている。 その数多の危機の一つを、文字通り、とても直接的な意味合いで「映画」が救ったという事実を、映画ファンとして愛さずにはいられない。 そしてその映画を生み出したのも、愚かな人間であるということに、ほんの少し勇気を貰え、何とか明日も生きていける。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2013-04-28 19:18:55)(良:1票) 2.映画館で観たほうが良かったか。家ででDVDだと何かと気が散って集中できなかったのが残念。好きなタイプの映画です。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-03-16 00:06:31) 1.傑作! 【Balrog】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-02-06 01:39:53)
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