みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
33.とても上映時間の長い、実験映画のような作品で、 腰をじっくりと落ち着けての鑑賞は必須。 若者たちを通して戦争の明暗を時間をかけて描いているため、 確かに戦争の醜さや悲惨さはより際立っていた。 鹿狩りで主人公の心情を表現した演出もよく、 さすがはチミノ監督と唸らせる内容に仕上がっている。 配役ではクリストファー・ウォーケンが良かったかな。 ちょっとリアル性を欠いた終盤の展開だけは残念。 【MAHITO】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-07-10 02:38:13) 32.戦争の場面がとても短く、反して出征前後が長く描かれているが、個人的に今まで観てきた戦争映画で一番怖ろしい映画だった。 若々しさ漲る青春時代と、戦争で人生を狂わされてしまった後の人間達の描写も見事。 これは少しトラウマになりそうなぐらい怖ろしい映画だった。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-01-08 16:05:15) 31.一般的にはベトナム戦争映画と言われているが、70年代のアメリカ青春映画の最高傑作。デ・ニーロはこれでオスカーを取るべき。最高の演技をしている。一方、ウォーケンのあの虚ろな瞳も忘れられない。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-26 23:40:09) 30.故郷のペンシルバニアから、はるか遠くに存在する、戦火のアジアの混乱猥雑な街の片隅、路地裏の裏の裏の裏の、場末にある暗い一室。ロシアンルーレットの元締め達がメシをかき込む、むせかえるような、料理の皿の多い食卓。一方、ベトナムから帰った後の鹿狩りでの、素晴らしくも荘厳、神聖な山岳と鹿のすがたの一瞬。街の正教会の神聖で静謐な空気感。わたしはラストの葬儀のあとのみんながあつまるシーンでは、スティーブンの車椅子をおすように、家の中に入っていって、みんなと一緒に”ゴッドブレスアメリカ”を歌い、”its to nick!"と乾杯をした。さようならニック!最後の出演俳優の紹介で、みんながそろった、たのしかったときのみんなの姿、マイケルのおどけた姿がわすれられない。(超号泣!ウワーーーーーン!)俳優っていいなあ。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-03 23:35:06)(良:1票) 29.10代の頃に見た際、この長さ(約3時間)が苦痛で仕方なかったが、20代になった今、見直してみたらそこまで気にならなかった。まだ削ぎ落とせる余地はあると思うが、これでも十分すぎる完成度。戦争の恐ろしさを痛感する。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2004-09-19 09:34:38) 28.私が本作のDVDを購入(ほぼ衝動的に)して帰ると、伯父がちょっと意外そうな顔をして私を見ていた。「お前そんなん観るの?」怪訝そうに「何故?」と聞くと「観りゃわかる…」其れが、妙に記憶に残っている。 チミノの描く流麗なダンスシーンは、その後展開する恐ろしい惨劇を全く予期させない。戦場へ向かう仲間達に些かの憂いがあったとしても、そんな物を表に出すことすらタブーの様に馬鹿騒ぎしてみせる。 戦場に立つまでの一時を過ごす彼らには、その生活が一変してしまうかも知れないと云う不安は薄かった…否、同じ様にこれからも皆仲良く連む事が出来る、其れが当たり前..と信じていたのかも知れない。 そう思いながら、あのシーンを回想すると一層悲しくなる。 戦争は全てを変えてしまう。其れが自然であったり、命であったり、友情であったり、形は様々だ。失ってしまうものの大きさは計り知れない。英雄となって街に戻ったマイケルは、親友を失し、ニックは心を失してしまう。再会して、マイケルを認識した瞬間、ニックのこめかみを貫く銃弾…ひたすらショックだった。 感動したか?そんな物ではない。衝撃だったと云うしかない。そして、この作品が米国映画であると云う事に些か驚き、更には腹立たしささえ覚える。観賞後の後味の悪さから言えば、No,1。 第2のベトナム戦争だのと揶揄されているイラクの一件。同じ悲しみを抱える人が少なからず存在する事を、米国大統領に言ってやりたい。言ったところであの偏屈が判るかは甚だ疑問だけど… 未だに「観りゃわかる…」と云った伯父の言葉の真意を確かめていない...。 私自身の中だけで補完してしまう事にする。 【MAZE】さん 9点(2004-06-14 00:24:05)(良:2票) 27.最後まで観て、なんで長~い前半部分があったのかがわかる気がする。戦争の部分が短いのも、そのあとずーっとニックが出てこないのも、全部ニックのためにあると思っちゃう。3人の中で1番繊細だったんですね。あの優しくて明るいニックとブチキレたニックのすごいウォーケンに比べるとやっぱりデニーロはうざかった‥なぁ‥。ちょっと偉そうなんだよなぁ。わざとかな。 全体としてアメリカ万歳じゃないし、反戦がどうのというのも感じなかったし(?)、ラストみんなで歌っているのも少しジーンとした。その後戦争に行く前のニックの笑顔が1番最初に出て、キレて顔つきが変わったニックを思い出して‥すごく切ない。音楽にも泣かされる。 【ムーンナイトロンリー】さん 9点(2004-05-31 09:53:21) 26.ダルダルの前半は失敗した、、と思いながら観ていたが、クライマックスに近づくにつれ結婚式のシーンが哀しく思い出されてしまうのが絶妙。 【pied-piper】さん 9点(2004-05-29 08:28:25) 25.戦争の狂気とそれに巻き込まれた若者たちの友情を描いた名作です。戦場のあまりに強烈な描写のため、印象が偏りがちですが、デ・ニーロを中心として友情の素晴らしさと悲しさを強く感じました。普通の若者たちが、戦争を体験し、傷つきながらも、友を思い必死に行動する様子が描かれていきます。このような悲しみは、ベトナム戦争時代のアメリカだけのものではないのでしょう。とかく、悲惨な状況下でしか、真に信頼できる友達であるか否かを証明できないことが悲しい現実なのかもしれません。最後の友の死を悲しみ涙を流すシーンが胸に迫ります。チミノ監督の最高傑作です。 【パセリセージ】さん 9点(2004-04-08 20:20:01) 24.ラストがいい。おれがアメリカ人だったら10点。音楽もいい。 【Shott】さん 9点(2004-04-06 18:35:35) 23.これは評価が難しかったです。いろんな思いを排除して、映画に感動したとういう点を重視しました。最初観た時の印象の中では、やっぱりデ・ニーロがちょっと浮いてる感が気になり、評価の点で悩んだ一因でした。それと戦争の扱われ方も気になって、評価を厳しくしようか悩みましたが、やっぱここは感動したかどうかの点だけに焦点を置くことにしてこの評価です。 【森のpoohさん】さん 9点(2004-02-23 01:12:14) 22.私の中であのロシアンルーレットはやめてくれーと叫びたくなったシーンNo1。今後二度と破られることはないだろう。この他にも戦争に借り出される前のパーティや鹿狩り、あまりに悲しい結末。最後には何事もなかったかのように悲しく鳴り響くギターの音色等完璧です。 【hrkzhr】さん 9点(2004-02-23 00:49:21) 21.とにかく音楽が最高。戦争という舞台から帰った兵士たちやそれを待ち受ける町の人間がそれぞれ心に傷を負いながらもお互い頑張って生きていこうとするひたむきさが良い。 【カイザー・ソゼ】さん 9点(2004-01-21 01:09:13) 20.アメリカの人も戦争で色々つらい思いをしたのだなあ、 と考えることができるようになったきっかけを与えられました。 【its】さん 9点(2004-01-05 00:00:01) 19. 【tigarato】さん 9点(2003-12-13 13:42:20) 18.延々と長いパーティーはチミノの特徴です。平和な日々が乱され、ベトナム戦争という陰が友情を引き裂いていく。デニーロが友情を果たすために再びウォーケンを探しに行くまでは、かなり退屈と感じる部分もあるのですが、それは平和というモノがそういうモノだというメッセージでしょう。再開した二人の前に厳然と広がる現実。そしてクライマックスのロシアン・ルーレット。あのシーンは何度観ても緊張が高まります。ひとり鹿狩りをするデニーロと雄大な自然が美しい。戦争などなかったら、悲劇は生まれなかったというメッセージが、今だからこそひしひしと伝わります。 【オオカミ】さん 9点(2003-11-18 23:39:05) 17.儚く切ない友情、だが決して裏切りはしない 【ポジティブ】さん 9点(2003-11-13 00:33:12) 16.この映画は、良かったとか悪かったとか言う範囲の映画じゃないような気がします。ただ観終わった後、しばらく席も立てず、その日はあまり口を利く気になれませんでした。それぐらいインパクトの強い作品でした。 【マ~ルボロ】さん 9点(2003-11-03 04:05:45) 15.厭戦感溢れる見事な映画なんですが、精神の極限状態を経験した者同士にしか分からない、男達の友情と愛を描いた作品とも言えるでしょう。牧歌的な青春ドラマが続く中、突然ベトナム戦争のドまん中。しかも、ロシアン・ルーレットの真っ最中という物凄いシーン! ! このロシアン・ルーレットの悪夢的体験が、前半の青春ドラマと共に、後半の悲劇的なドラマへ深いつながりを持つ。とりわけラストに用意された、デ・ニーロが演じるマイケルとニック(ウォーケン)との差しでのロシアン・ルーレットが圧巻だった。それはまさに命をかけた“愛”そのもの。ただ残念なのは、監督本人が言うような一般的な戦争として描かれておらず、ベトコンの狂気の拷問による後遺症というのは如何なものであろうか。しかしそんなことを差し引いても、アメリカ映画史上に残るべく傑作には違いない。哀感溢れる主題曲「カヴァティーナ」が目頭を熱くする。 【光りやまねこ】さん 9点(2003-09-07 10:58:02) 14.ロシアンルーレットのシーン辛すぎ…。いい映画だけど、再度見るには勇気がいる。クリトファー・ウォーケンがいいね♪ 【As】さん 9点(2003-04-26 16:48:06)
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