みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
8.警察官になる為に全力で努力する主人公のうさぎがとにかく頑張り屋さんで、見ていて応援したくなる。 動物の世界の話だし子供向けだろうと侮っていたら、そこで描かれる物語は現代の人間社会の縮図そのもので、色々なテーマが盛り込まれていて大人でも楽しめる作品だった。 1番わかり易く普遍的なテーマとして、シンプルに夢を諦めない事の大切さ、努力すれば願いはきっと叶うんだという希望がストレートに感じられたので良かった。 【ヴレア】さん [地上波(吹替)] 9点(2018-06-15 23:48:30) 7.ディズニーはいつも舐めて掛かっては、後で驚いています。 緻密な脚本、込められたメッセージが直球で届きます。 動物だけの世界だあ・・? アホクサ・・? なんてスミマセンでした。 とても良いお話で、子供たちと笑って見て、感動まで貰いました。 さすがですねえ、本場アメリカンエンターティメントはまだまだ健在です。 【グルコサミンS】さん [映画館(吹替)] 9点(2017-01-27 22:55:01) 6.世界中から愛され、崇拝される唯一無二のエンターテイメントの王国が、その長年の歴史と功績を全部ひっくるめて、新しい時代における“自虐”と“価値観”を示しつつ、新たな「娯楽」を構築されては、そりゃあもうお手上げである。 ジョン・ラセター率いる昨今のディズニー映画に対しては、満足感を通り越し、非の打ち所がなさすぎて逆に苦笑いしてしまうことが多い。 擬人化された動物たちが暮らす王国“ズートピア”を描いた今作。 動物たちのユーモラスなアニメーションそのものは、ディズニーが古くから培ってきた伝統的表現だ。 動物の擬人化と、それが生むファンタジー性は、ディズニー映画の歴史そのものと言っていい。 そのあまりに王道的な表現を、敢えてこのタイミングで主題として扱った意味。その本質が、あまりに深い。 「差別」と「偏見」。この作品のテーマは明白である。 ありとあらゆる動物たちが「平和」に暮らす理想郷(のようなもの)を映し出した今作において、その二つの言葉は、全編通して突きつけられる。 そのテーマの描き出され方は、正直辛辣で、重い。 もしこの映画の主人公が、可愛らしいウサギやキツネではなく、現実社会において社会的冷遇を被っているマイノリティーたちが演じる実写作品であったならば、酷く陰湿で居心地の悪い映画に仕上がっていたに違いない。 そう、この秀逸なアニメーション映画は、その娯楽性溢れる映画世界と引き換えに、それを観ている我々人間の現実世界が、酷く陰湿で居心地の悪いものだということを、雄弁に物語っているのだ。 この世界には、今なお「差別」と「偏見」が渦巻いているということを、世界中の殆ど総ての人は分かったつもりでいる。 我々は、「より良い世界にしたい」と、それらを否定しているつもりだろうけれど、実は当の自分自身が、無意識に、ささやかに、確実に、「差別」と「偏見」を繰り返していることに気づいていない。もしくは、気づかないふりをしている。 それこそが、我々が最も直視しなければならない「問題」だということを、この映画は、小さな主人公の等身大の姿を通じて勇敢に伝えてくる。 「差別」と「偏見」を無くすということは、安直に正論として振りかざせるほど簡単なことではないし、綺麗事ではないのだと思う。 ウサギは弱い、キツネはズルい、ヒツジは大人しい……勝手に貼った“レッテル”を剥がすためには、他人事ではなく、先ず我々一人一人が根気よく自らの“レッテル”を剥がしていかなければならない。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2016-10-09 14:05:11)(良:1票) 5.安定のディズニーアニメ。良かった!! 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 9点(2016-09-18 04:22:56) 4.ディズニーアニメ恐るべし。ついにここまで来たかというぐらいの良作です。 とにかく映像が綺麗で素晴らしい。動物のキャラも立っているし、音楽のノリもいい。 名探偵コナンほど複雑ではないですがミステリーも味わえます。 こういう完成度の高いディズニーアニメを観ていると、 旧態依然とした日本のアニメとは絶望的な差が出来てしまったような。 これからの日本のアニメはマニアックさと癖のあるストーリーで勝負しないと勝てない。 【SHOGO】さん [映画館(邦画)] 9点(2016-05-15 19:14:34) 3.小難しい能書きは垂れません。 ありきたりなテーマと平凡なストーリー、既視感だらけのどこにでもあるようなごく普通のプロットを 大人も子供も楽しめるエンターテイメントに昇華させてしまうんだから、さすがディズニーと言わざる得ない。 主人公のジュディをウサギにしたセンスから、その他愛嬌と個性あるキャラクターの面々。 そしてもし本当に動物が都市を作ったらこうなるだろうという裏打ちされた創造性と独創性。単に人間社会を動物社会に置き換えただけではないクリエイターたちの匠ともいえる知識や技術が凝縮されているのに驚いた。 間違いなくディズニー史上最高傑作の一本! 【シネマブルク】さん [映画館(吹替)] 9点(2016-05-09 13:08:35) 2.キャラクターの感情の発露を、セリフをまくしたてて表現するのは、正直、あまりよろしくないような気はします。多分、この慌ただしいまでにスピーディな作品において、緩急をつけるという意味で長々とセリフをしゃべらせたのかも知れませんが。にしても、やっぱりここぞというところでややテンポが崩れてしまい、野暮ったい感じがするのはもったいない。 とは言え、こういう事を言いたくなるのも、それだけこの作品が実にスピーディで盛り沢山、サービス精神に満ち満ちているから。CGアニメーションだから何でも描けるだろう、ったって、ここまでバラエティ豊かに様々な背景をCGで描きまくり、物語を展開させまくっていくというのは、まさに驚くばかり。と、映像が贅沢なら、物語の方も、パロディありギャグあり、成程あのエピソードをそこに結び付けてくるか、と笑うやら驚くやら、とにかく脚本にサービス精神があふれかえってます。 勿論ここには差別や偏見を糾弾するメッセージ性というものもあるのだけど、妙なことには、「先入観で他人を判断すべきでない」というメッセージがここでは、ミステリにおけるフーダニットの面白さとしても機能しちゃったりしてる気がして。とにかくサービス精神に胸が熱くなる一本です。 【鱗歌】さん [映画館(吹替)] 9点(2016-04-29 15:31:01)(良:1票) 1.うさぎとキツネという可愛い動物を使ってここまでの世の中に対する矛盾、差別化した世界というものをストレートに描き切った事が素晴らしい。単なるアニメとは言えない凄いメッセージを感じずにはいられない程、本当に良く出来た作品です。同じ世界に産まれ、同じ生き物なのに、草食動物と肉食動物ではまるで扱いが違う事に対する怒りの様な物を誰もが親しみを感じる事の出来る動物達を使ってここまで解りやすく描くディズニーの凄さには感心させられずにはいられません。勿論、ディズニー映画らしい美しい映像も見ていて素晴らしいと思うし、そんな美しい映像の中で語られる夢を持つことの大切さ、素晴らしさと諦めない気持ちを持つことの大切さをきちんと描いていて、そういう意味でもこの作品からは色んなメッセージを感じる事が出来る。ディズニーの凄さが沢山、詰まった傑作! 【青観】さん [映画館(吹替)] 9点(2016-04-28 23:10:09)(良:1票)
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