みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
46.観て、面白かった。楽しかった。爽快でした。 【cogito】さん [映画館(邦画)] 9点(2014-07-30 19:25:49) 45.前作「用心棒」を上回る絶妙なアクションとユーモアスな雰囲気が融合した映画の真骨頂とも言うべき作品。 益々野性味を増した三十郎(偽名)が介入して巻き起こる大掃除もパワーアップ! ものの数秒で数十人を斬り捨てる破壊的な爽快感。 もう馬鹿みたいに一人で叩っ斬りまくる。 予告のあの「のほほーん」としたBGMすら「これはギャグ映画だから真面目に見るな」と言いたげだ。 それを迫力ある画質と音響で堪能できるとはいやはや何とも。 何より冒頭から一気に惹き込まれる。 寺で怪しい算段をする男たち、そこに何の前触れも無しに登場する三十郎は前作「用心棒」を先に見ておかないと味わえない雰囲気だ。 その三十郎が若侍たちを嗜め、たった一人で寺を囲む男たちを叩きのめす痛快さ。やたらめったら斬るのではなく、最初は鞘で“警告”する戦術。 「リオ・ブラボー」や「ペイルライダー」もその警告に始まり無駄な流血を避けようと務めるが、結局は血みどろの戦いを避けられない哀しみ。 そんな三十郎が暴力と周到な詐欺師振りを一手に引き受け、戦を知らない若き侍たちに人を斬らせないこだわりが良い。 白刃に輝く刀のような9人の若者。それを鞘に収めて成長していく人間ドラマも見所だ。 「用心棒」に比べると無茶な部分も多い(ラストのアレの量はギャグだろもう)が、そんなたまげた映画が「椿三十郎」だ。 意地でも他の奴を血で染めたく無いのか、問答無用で地に叩き伏せる三十郎。 室戸「おまえみたいな酷い奴は許せねえ」 もっと言ってやって下さい室戸さん。 それと、三十郎のセリフにある「金魚のウンコみたいにゾロゾロ来やがって」的なセリフ。 本当に井坂(加山雄三)と保川邦衛(田中邦衛)以外見分けが付かない(笑)。 後は黒澤映画で見慣れた広瀬(土屋嘉男)くらいか。 そこにお茶目な木村(小林桂樹)を入れて11人。 まるでサッカーのチームだ。 三十郎(三船敏郎)が司令塔兼フォワード兼後方兼・・・要は全部だな。 仕事ほとんどこの人だし。 そんで加山がキャプテンか? 正に「チーム男子」。 監督はモチロン睦田夫人(入江たか子)。マネージャーが千鳥(壇令子)。これがあの「赤ひげ」で井戸端を囲む茶気茶気した娘をやると誰が思ったであろうか?同一人物が演じているとは思えないくらいキャラが薄い。 おっと、腰元のこいそ(樋口年子)も捨てがたい。この娘がいなけりゃ「室戸半兵衛終了のお知らせ」伝説も始まらなかったわけだ。 それに振り回される三人の悪人も見所。 ・・・ん? 「銀嶺の果て(原題:山小屋の三悪人)」、 「隠し砦の三悪人」、 「悪い奴ほどよく眠る」の三悪人・・・アンタどんだけ3人組の悪役が好きなんだよ監督wwww。 そして最大の見所といえば、主人公に散々振り回されて部下も上司も全員獄所にぶち込まれて人生を台無しにされてしまう室戸半兵衛(仲代達矢)。 立場が無くなり三十郎との望まぬ「血闘」。 三十郎も心臓ごと叩き切って壮絶な最期をくれてやる。 何という被害者。 情報収集とはいえ若侍を生け捕りにしてくれたり、ちょっと悪ぶりながらも何かと三十郎を気遣ってくれるなど、人間としては物凄く良い奴だった。 仲代の演技力と貫禄も素晴らしい。 あの「卯之助」が旗本一番の剣豪に化けたもんだ。 本当に同じ役者が演じているとは思えないくらい演じ分けが凄い。 殆ど刀を抜かなくとも伝わって来る強者の覇気。 そして背中から漂う哀愁! 「鞘の中の刀」でもあり続けられただろうに、三十郎に果し合いを申し込んでしまったのが武運のツキ。 三十郎と同じように「抜身の刃」と化してしまった。 「切腹」の仲代もそうだが、極限まで追い詰められたからこそ、彼らは真正面から勝負を挑んだ。 意地でもあり、誇りでもある全てを賭けて。 役者ってのはこういうもんだな~とつくづく思う。 【すかあふえいす】さん [DVD(邦画)] 9点(2014-01-25 13:00:11)(良:1票) 44.黒澤映画の中では限りなくエンターテイメントに寄った傑作。映画を構成する全ての要素が完璧と言うしかないですが、その中でも特に脚本の出来が素晴らしい。二転三転する内容を、90分という短い上映時間に纏めたのは、流石ですね。これを観ると如何にリメイク版が、贅肉だらけの脚本、演出だったのかが良くわかる。 エンターテイメント作品らしく、コミカルな部分がたくさんあるのも楽しめました。襖にずっと入っている男が特に好きです。 【民朗】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-12-05 13:32:09) 43.ただただひたすらカッコイイ!!ストーリーは完全な娯楽映画で、テンポ良く進んでいく。 三船はもちろん志村喬、田中 邦衛をはじめ脇役の演技も素晴らしい。 でもやはり一番はラスト、仲代達矢との決闘でしょう。 とにかく爽快な映画ですね。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-03-04 07:07:24) 42.この内容を96分でまとめる。まったく、見事過ぎる。 【Junker】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-02-14 01:27:48) 41.こ、これは、実写版メタルギア・ソリッド! 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-12-15 12:04:12) 40.現代の役者さんで『椿三十郎』をやろうとすると、織田裕二になってしまうわけだが、「世界のミフネ」の前では到底太刀打ちできない。織田クンではとても「抜き身の刀」にも「桁外れな人物」にも見えないわけで。しかしリメイク版も面白かった(そもそも脚本が面白いから)。ラストの決闘はやはりオリジナルの圧勝。「お見事!」 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-12-13 10:09:49) 39.椿三十郎かっこよす!! 【norainu】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-12-08 18:08:03) 38.大変面白かった。作品の雰囲気としては、個人的に「七人の侍」より好きかも。ラストシーンの迫力もさることながら、100分足らずの尺の中でユーモアを交えて展開される物語運びは、これこそエンターテインメント!と賞賛したい。それにしても、三船敏郎の存在感はあまりにも大きい。平田昭彦、小林桂樹、田中邦衛など堂々たる名優陣がえらく小さく見えてしまうほどの偉大さは、彼自身の魅力によるものなのか?それとも黒澤監督の演出力によるものなのか? 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-09-05 14:24:24) 37.とにかく面白かった。三船さんみたいな役者さん、30代では滅多にいないでしょう。 リメイクの織田さんは違うんじゃないかなぁ・・・ 【声ヒツジ】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-07-26 18:53:57) 36.映画は省略の芸術とは良く言ったもの。 【寺 梅斗】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-01-14 12:57:38) 35.三十郎以外の活躍がないのがちと寂しいが、充分に見応えある作品。蜘蛛の巣城やはくちは重苦しいけど、こちらは割と気楽に見られます。 【トナカイ】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2006-10-27 23:14:33) 34.黒澤作品で、これほどほのぼのとしたシーンが散りばめられている作品はない。 伊藤、入江の両大御所の何とも云えぬ味、最高。 三船、仲代の二大スターのすごい台詞、殺陣。加山、団の初々しさ。 用心棒より、凄さは劣るが、清清しさは勝る。勝負無し。 10数回鑑賞。 07’12/4 森田監督リメイク版公開を知り、黒澤版を観たくなった。 何度観ても良い。 【ご自由さん】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-07-13 21:05:18) 33.痛快娯楽作品。エンターテイメントのあるべき姿がここにある! 洗練された、各々のキャラクター像が素晴らしい! 音楽も最高 【ようすけ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-16 23:25:46) 32.知らなかった、三船敏郎がこんなに格好良かったなんて。 知らなかった、三船敏郎の殺陣がこんなに凄いなんて。 知らなかった、若大将の前に加山雄三と田中邦衛が黒澤映画に出ていただなんて。 知らなかった、若い小林桂樹が小林稔侍に似ていることを。 そして、40年以上前の映画にいまの映画はまるで追いついていないことを知った。 【WEB職人】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-08-23 20:30:38) 31.シンプルすぎず、複雑すぎず。お互いの一手先を出し抜き合う頭脳戦あり、斬った張ったの活劇あり。娯楽作品はかくあるべしという映画です。荒涼かつ殺伐としていた「用心棒」に比べ、ややコメディ色が強くなっているのは、少し人を選ぶかもしれませんが。 【K】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-20 10:43:51) 30.用心棒に比べると完成度という点では劣る気がするもののこれはこれでとにかく面白い!やはり三船敏郎演じる椿三十郎のキャラの面白さは観ていて本当に痛快な気持ちにしてくれる。三船敏郎は本当に絵になる俳優だと改めて思う。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-19 20:18:03) 29.かっこいい! おもしろい! これは映画がエンターテイメントだってことをよく知っている人が作った映画ですね。(すいません僭越なこと書きました。) 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-04-29 22:51:09) 28.「傍目八目、話してる奴より話の本筋がよく分かる」なるほど、若い衆を傍らで見る三十郎を傍らで見る奥方を傍らで見る押入れの男を傍らで観る観客。そして椿、うぐいすの鳴き声や小川の流れる音が、俯瞰させる構図を強調している。三十郎が認める城代家老の一言。「乗った人より馬は丸顔」こりゃまいった。 【michell】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-04-06 23:05:16) 27.「余計な殺生しちまったじゃねぇか!」のビンタシーンは、痺れますね。どうやらマジのビンタ張りのようです。もう言い飽きたが、三船敏郎は格好イイです。現れませんね。こういう骨太とセクシーさと愛嬌が滲み出てる俳優は。ラブ! 【aksweet】さん 9点(2005-02-09 00:11:58)
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