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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(9点検索)】
8.前半は白だの黒だのとせめぎ合いで「じゃあコレ観てる黄色としてはどう考えりゃいいんだ?」と「ヤッパリ現地米国の事情はイマイチ分からんな」的なノンフィクション作品として観ていた。しかし後半になるにつれ、マルコムが孤立していく様を観ていて驚いた。マルコムの人格と作品性がランデブーするかのように俯瞰し、達観していくというか。やっぱ只事じゃないなスパイク作品。驚いた。驚きついでにD・ワシントンのメガネ姿もカッコイイ。中年インテリメガネ萌えのアナタにも、おススメ。(だいなし) 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-10 16:44:31)
7.私も正直このマルコムXなる者やキング牧師等は知らない。でも機会があったらアレックスヘイリー著のマルコムX等の書物を読んでみたいと思った。アメリカ人じゃなく日本人だから分からないという意見も分かるし私もそのままの答えです。ただ観た後に何かに興味を持ったり自分の脳波がぴくりと揺れ動いただけでも私の中では充分です。この作品も映画という枠にとらわれずに多くの方に観ていただきたいですね。そういう事があってそういう人がいたんだなぁぐらいで結構だと思います。観たことには変わりはないから。 【tetsu78】さん 9点(2004-06-28 01:22:00)
6.ここはあえて白人の言い方を借りれば日本人はもちろんのこと(日本人がどちらに該当するかは興味がないが)”マジョリティー”も”マイノリティー”も一度は見ておくべき作品!アレックスヘイリーの「ルーツ」、「遠い夜明け」、「ガンジー」、比較的最近では「ハリケーン」など、この手の映画は真実を追究することに重点をおくべきであって娯楽性は重要視してほしくない。白人社会そのものを根底から覆そうとするマルコムX。キング牧師はすばらしいが、黒人が白人に先祖代代から根本から否定されつづけてきた事実を考えるとマルコムは決して狂人ではない。アメリカの白人と黒人の関係は現代の世界情勢も含めて世界史の暗黙の部分を凝縮して表面化した物のように見えた・・・見てない方はテレビシリーズの「ルーツ」を見てからこの作品を見ることをお勧めします! 【スーシホ】さん 9点(2004-06-15 00:31:44)
5.正直観ていたときは長いと感じていた。しかし長い分マルコムXという人物像に少し触れられた気がした。そして長いと感じた前半部分を端折っては、きっとマルコムXのほんの一部しかみえなかっただろう。若いころのこと、刑務所内でのことがあって、後の彼があるからだ。そのため、観終わったときには長かったとは感じなかった。人種差別というとても重い題材(さらっとこんなこといえるのは、実際に自分が渦中の人ではなかったからだと思うが)で、実際の映像も使われていた。重いけど、ぐいぐいと惹きつけられるのはデンゼル・ワシントンの演技もさることながら、マルコムXの生き方に素直に感動したからだと思う。 【t-onz】さん 9点(2003-08-09 21:15:59)
4.Rage Against the MachineのバイオグラフィーでマルコムXのことを知り、この映画を見た。人種差別、そして人としての意志、メッセージが多く込められている。『人には何物にも犯されないものがある。それは人間としての尊厳だ。』強く心に残った。 【SINN】さん 9点(2003-06-09 05:05:14)
3.(↓)“☆”さんの意見に共通するところもありますが、基本的に“非暴力のキング牧師に暴力を正当化したマルコムX”と取られがちな評価に対し、スパイク・リーは真実を語りたかったようにも思えます。そう言う点で、この作品は間違いなく成功した一作となったのでしょう。この作品、これだけの大作で且つ同年にこれと言った当り作が無かったにも拘らず、アカデミー賞では作品賞にノミネートされなかった(勿論、デンゼル様は主演男優賞にノミネートされましたが)事実を見ても、触らぬ神って奴でしょうか?少なくとも前年の「JFK」同様、賛否をもたらすこと自体に狙いがある以上、その目的を達成したことは言うまでもありません。個人的には政治的背景を映画に持ち込む気は無いので、純粋な映画の感想として点数を付けておきました。 【イマジン】さん 9点(2001-05-28 12:37:19)
2.↓のミーハー論に参加するつもりはないですが、確かにこの映画は数々の問題と波瀾を含んだ作品だったはずです。公開当時は人種問題について歪んだ描き方をしているのでは?と言う点で注目を浴びていました。アメリカと言う一国において、黒人と白人を分けて(ある意味独立国)しまうと言う思想は、本国でも賛否両論が噴出していましたし。これもスパイク・リーが今まで持っていた不満ややりたかったことをこの映画にぶつけた結果でしょう。しかしかと言って、単なる被害者意識を前面に打ち出すのではなく、どこか黒人側への戒めも送り付けるスパイク・リーのしたたかさも感じとれます。私的には、アメリカ社会における“金持ちはキング派、貧困層はマルコムXを指示する”と言う通説を前提に、マルコムXをどう受け入れうるべきかと言うところに着目して観ることにしました。その注目されうるに十分な貫禄ある作品ではあります。これだけ偏った作風はむしろ映画としては素晴らしいと思うし、どちらかと言うと差別することが日常であった某国を好きにはなれない自分にとって、本作を指示する側の意見を持ってはいますが、なんか監督の私見をぶつけただけって気もしないではありません。で、この映画をどう評価すれば良いのか?そこには異文化の難しい壁がある気がして、外国人である私が軽々しくReviewできないような思いを描いています・・・・・ん?案外、難しく考えない皆さんのREVIEW(↓)に何故か安心しました。なんか安っぽいコメントをしたら怒られる気がしていたので、ずっとこの作品へのコメントを差し控えていたんですけど。勿論、【ライムスター18】さんはミーハーを非難したかった訳ではないだろうし、【ぶんばぐん】さんだってそのことを助長したかった訳ではないでしょう。しかしミーハーなコメントくらいなら良いじゃないですか?【Mrs.Soze.】さんからこれを取ったら一体何が残るんです(ん?冷や汗(^^ゞ?)。この映画を重く考え、真剣に罵倒する人が現われる方が、実はこのサイトにとってやっかいなことだと思います。そう我々映画通が軽々しくコメントできなくなる方が・・・いつものごとく長くなりましたが、今回はこの辺で「天使にラブソングを2」の二の舞にしたくないので・・・ 【☆】さん 9点(2001-05-27 04:33:42)
1.えーと、映画の観方は人それぞれなんだけどさ、【ライムスター18】さんの言っていることもよぉくわかる。実在の人物(しかも人類の指標とでもいうべき人物)を人気者のデンゼルにやらせることの「問題」もあるよね。「マルコムX」じゃなくて「デンゼル」だから観る人が殆どでしょう?でもデンゼルは、こういう映画を選んで出ているというか、「ワシがやらねば誰がやる」みたいな気概もあると思う(そういう意味では、マルコムXをやったということは、デンゼル本人にとって大きな意義があったのではないか)。「デンゼル映画」を通じて人種問題の深さを知った人って大勢いるんじゃない?「ミーハー」がいけないとは言わない(人のこと言えるかっちゅうねん)。でも「ミーハー」だけに終わるんじゃ、デンゼルが泣くぜ(たぶん)。 【ぶんばぐん】さん 9点(2001-05-14 09:49:39)
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【点数情報】
Review人数 |
65人 |
平均点数 |
7.37点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 2 | 3.08% |
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5 | 6 | 9.23% |
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6 | 12 | 18.46% |
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7 | 14 | 21.54% |
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8 | 14 | 21.54% |
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9 | 11 | 16.92% |
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10 | 6 | 9.23% |
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【その他点数情報】
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