みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
4. 先日、禅宗の僧侶の講演で「修行をしないアナタたちに修業とは何か、ここで説明しても絶対に理解できないだろう」と言われたのを思い出した。私は「だったら講演なんかすんなョ」と思った反面、もし、自分がこの坊さんについていくしか人生が残されていないとしたら、それはどれだけ辛い修行だろうと考えたりもした。 やりたくてやる修行とやりたくなくてやる修行とでは意味合いが違ってくる。 オ・ジョンヘ演じる女性唱者、ソンファにとってのパンソリ(韓国の音楽のジャンル)は全編を通じて様々な形で変化していく。 ソンファの道はもう一つしかない。 鑑賞して、私は自分の過去を振り返り、反省して、謝罪して、そして赦す気持ちを持ちたいと思った。 パンソリのシーンだけでも繰り返し鑑賞したくなる。 この映画のヒットした理由は壮大な四季を背景に唱う、美しいパンソリだけと言ってもいい。 その内容を字幕スーパーで理解するしかない自分に憤りを感じた。 この映画に満足された方に、フェリーニの「道」をお勧めしたい。 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-01-25 01:48:44) 3.胸の奥深くをぐいぐいっとえぐられるような映画。地元のだだっぴろい映画館で、観客はたった3人という環境で鑑賞しました。 【longsleeper21】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-05-12 09:10:00) 2.ラストで流れるパンソリは、他の場面で歌われていたのとは全く違ったものに思われ、戦慄がはしるようでした。主演でもあった若手女性歌手はパンソリの期待の星ということですが、歌い方を変えているとしたら凄いです。「恨(はん)」はうらみとは違うもの、ということの意味が少しわかったような気がして、近くて遠い国といわれる韓国に、案外というか当然というか、ゆかりを感じました。 【its】さん 9点(2004-01-05 00:12:27) 1.血縁ではなく、韓国口承芸能パンソリで結ばれた、父と義姉弟の激しく切ない人生劇場。「恨(ハン)」というキーワードを日本語で説明するのが難しいように、この映画の良さも言葉では上手く説明できません。是非観て下さい。オススメ! 【クロマス】さん 9点(2003-02-26 00:06:06)
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