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【クチコミ・感想(9点検索)】
3.後にユー・ガット・メールとしてリメイクされるオリジナル。格下コロムビアに『或る夜の出来事』という名作スクリュー・ボール・コメディを、あろうことか自社のスターを使って撮られてしまった当時の映画界の重鎮MGMの面目躍如。あくまで対立しながらも惹かれていく過程を描くS・コメディに工夫を加え、お互い合った事の無い相手との文通というシチュエーションを使い恋愛模様と当人同士の現実世界での関係を分離・独立させることにより、一般的なS・コメディとは一線を画している。この事により、客は秘密を知り得ることで完全な傍観者として素直に感情移入できる。いつ、どのように当人達に「秘密」を気付かせるかというお楽しみの要素が増えたことは、ラブコメと主人公入れ替わりモノが好きな自分にとってはまさにど真ん中ストライクというお好みの映画で、多少描き方が足りない部分も感じたものの抜群に楽しめた映画だった。当人達だけではなく周囲の(限られた世界での、特に日常生活範囲、この場合店のオーナーと従業員達の)人間模様も(社会への皮肉を込めて)濃く描いていること、特にその描き方は、主演がジェームズ・スチュワートということもあるかもしれないが、ヒッチコックの映画を連想させる。もしヒッチコックがラブコメを撮ったらこんな感じなんだろうか。この映画もある意味スリラーと言えなくもないのだが 【Arufu】さん [インターネット(字幕)] 9点(2005-08-20 03:40:56)
2.この作品は、アットホーム賞でもあげちゃいましょうか。文通を媒介にした男女のすれ違いを軸に、タイトル通りに街角の店の話。解雇されるスチュワートが、一人ひとりと握手して店から出て行くシーン、見送る店員の背中(4人であるのがポイントですね)なんかほろりとします。そしてもっとほろりとするのが、クリスマスイブ、雪の降る中、店の前でボスが一人ひとりを食事に誘うシーン。ようやく連れ合うことができたのが新米の少年で、それでも満面の笑みを浮かべるボスが、言葉で並べる食事メニューのなんとおいしそうなこと。ここでこの少年にも粋な役割が与えられるのがあったか~いです。というように、けっしてスチュワートとサラヴァンの恋話に終始していないのが、この作品のいいところ。2人の関係に終始し、媒介のメールの中身そのものを描いたようなリメイク版では、けっして得ることのできない心地よさといえましょうか。ルビッチ作品の中では、少し毛並みが違いますが、肌触りはいいですぞ。 【彦馬】さん 9点(2004-07-18 20:23:14)(良:4票)
1.若きジェームズ・スチュアートの、背が高くってちょっと猫背な姿がかっこよい。相手役のマーガレットサラバンはジェームズの初恋の人だったというから、何を思ってジミーは演技をしていたのでしょう・・・などと空想を膨らませてしまいました。 【柴田洋子】さん 9点(2004-02-07 19:36:18)
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【点数情報】
Review人数 |
28人 |
平均点数 |
7.18点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 3.57% |
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5 | 3 | 10.71% |
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6 | 5 | 17.86% |
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7 | 4 | 14.29% |
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8 | 11 | 39.29% |
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9 | 4 | 14.29% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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