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ロスト・イン・ラ・マンチャ

Lost In La Mancha
2002年【米】 上映時間:93分
ドキュメンタリー
[ロストインラマンチャ]
新規登録(2003-10-04)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-09-07)【TOSHI】さん


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監督キース・フルトン(共同監督)
ルイス・ペペ(共同監督)
ジェフ・ブリッジスナレーション
出演テリー・ギリアム(脚本&監督)
ガブリエラ・ペスクッチ(衣装デザイナー)
ジョニー・デップ
ジャン・ロシュフォール
ヴァネッサ・パラディ
オーソン・ウェルズ(アーカイブ・フッテージ)
脚本キース・フルトン(ノンクレジット)
ルイス・ペペ(ノンクレジット)
その他テリー・ギリアム(スペシャル・サンクス)
ジョニー・デップ(スペシャル・サンクス)
ジャン・ロシュフォール(スペシャル・サンクス)
あらすじ
監督テリー・ギリアム(『未来世紀ブラジル』『12モンキーズ』)、主演ジョニー・デップ(『ショコラ』『パイレーツ・オブ・カリビアン』)。構想10年、制作費50億円というヨーロッパ映画史上空前のスケールで製作される、17世紀スペインに舞い降りた男の冒険物語。その名も『ドン・キホーテを殺した男』!!  ・・・しかし撮影を開始した一行に、次々と悲劇が舞い降りる。雷雨、空軍機、椎間板ヘルニア・・・。果たして彼らに何が起きたのか!?そしてこの超大作の運命は!?その全てをカメラが捉えていた!!

紅蓮天国】さん(2004-03-28)
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【クチコミ・感想(9点検索)】

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6.ドキュメンタリーとしてきわめて面白い。出来上がった映画のメイキング映像はよくありますが、出来上がらなかった映画の顛末を追う映像というのは、なかなかお目にかかれません。
あらためて、映画製作って大変なんだなと。あれだけ大人数が短期間に一箇所に集まって作業するわけで、当然足並みが揃わなければ、全体がズルズルと遅れていくわけで。監督はもちろんですが、どんなポジションでも胃が痛くなりそう。よほど映画が好きで、なおかつポジティブな精神力や臨機応変の対応力がなければ務まらないでしょう。
もう1つ面白いのは、しばしば生々しいカネの話が出てきたところ。たしかに莫大な借金をして製作を進めるわけで、当然スポンサーにも気を遣わないといけないし、頓挫したら責任問題や賠償問題が発生するはず。あらためて、映画はギャンブル性の高いビジネスなんだと気づかされました。
今までのほほんと映画を見てきましたが、その1本1本がいろいろな苦難を乗り越えて世に出てきたのでしょう。見る側としてケチをつけるのはもう控えようかとも思いましたが、ケチをつけるのもまた、楽しいんですよねぇ。 眉山さん [インターネット(字幕)] 9点(2023-08-14 02:28:19)

5.同業者として、また一テリー・ギリアムファンとして、全く笑えませんでした。俺も本番4日前にヒロインが入院したり、本番23時間前にヒロインが入院したり、本番6時間前にヒロインが入院したりした経験があります。もしこの映画の撮影が再開されて、俺がキャストやスタッフとして呼ばれたら、例えノーギャラでも馬車馬のように働くことを約束します。しかし、これと同じかそれ以上の災難に見舞われながらも完成した映画が、初代「スター・ウォーズ」なんですよね。そのへんの違いって、何なんでしょう。 金子淳さん 9点(2004-08-14 06:35:11)

4.ギリアム監督が妥協していればきっと映画は最後まで撮れたと思う。しかし、それはたしてすばらしい映画なのだろうか?残念ながら我々消費者にその真相は分からない。けれども製作者にとって、とりわけ監督にとっては明らかに負け映画である。なぜならば彼らはプロなのだから。ギリアム監督の情熱は痛々しいほどに熱かった。映画が撮りたい!ということしか頭になかったのかも知れない。ドンキホーテの映画は残念ながら雨と共に流れてしまったが、幸いにもこのドキュメント映画は生き残った。悲しむべきは、ドキュメントにもならず人知れず消えていく映画の卵たちである。 no_the_warさん 9点(2004-07-31 00:10:10)

3.本当に完成されるのが待ち遠しい映画。これを踏み台にどんな映画が作られるのか楽しみで楽しみでしょうがないです。しっかしテリー・ギリアムの創る画面や風景ってなんて楽しそうなんだろう。 ふゆさん 9点(2004-04-19 07:03:06)

2.ただのファンが見ただけなので公正なレビューはできるもんか★きっとこれがマットデイモンとかのヤツだったらもっとシビア。 小三馬さんに化粧をしてもらいたいHAWAIIAN610さん 9点(2004-04-07 23:34:32)

1.これは見応えのある作品でしたねえ。モノを作るということは(っていうか、そもそも生きること自体が、かもしんないけど)闘いである、ということをまざまざと見せ付けてくれました。こういう「闘っている」人の映画を観ると、生きる勇気がモリモリ湧いちゃうんですよね。モノ作りってどんなものでも「血を流す」なんでしょうけど、特に映画というジャンルはたくさんの人がかかわるから、余計に大変なんだなー、と思います。トリュフォーの「アメリカの夜」なんかもそうですけど、こういう作品を観ちゃうと、ちょっと自分に合わなかったからといって簡単に「駄作!」と切り捨てることは出来なくなっちゃうなあ。それにしても、まるで無邪気な子供のように映画作りを楽しむテリー・ギリアムは本当に素敵でした。ジョニー・デップの役も今までなかったような三枚目で、この映画が完成したらなあ・・・。ちなみにこの作品、エンドロールの後まで観なくちゃ駄目ですよ。 ぐるぐるさん 9点(2003-10-07 15:23:29)

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【点数情報】

Review人数 35人
平均点数 6.14点
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200.00% line
3411.43% line
425.71% line
5720.00% line
6720.00% line
7822.86% line
812.86% line
9617.14% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review2人
2 ストーリー評価 2.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review3人
4 音楽評価 1.50点 Review2人
5 感泣評価 5.50点 Review2人

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