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【クチコミ・感想(9点検索)】
2.イヤ全くファンタジーの具現化とはこういうものだ~!という好例として永遠に記憶されるべき傑作ですね。「卵→幼虫→繭→成虫」の4大変態をビジュアルで納得させる力強さは、平成リメイク版も遠く及びません。特に東京タワーに繭を作り、羽化するシーンは絶品かつ圧巻!モスラの羽化を助長することになるロリシカの原子熱線砲のデザインが又素晴らしい。ザ・ピーナッツ扮する小美人が歌う「モスラの歌」も実に見事!容姿よりも歌唱力で勝負していた当時の歌手らの中でもズバ抜けて上手かったピーナッツ姉妹をこの役に抜擢した製作側の慧眼には恐れ入るばかりです。加えてカラーであることが当たり前の現代では到底考え及ばぬ色彩への拘り。先述の羽化シーンの息を呑む美しさも、この拘りが有ればこそだと思います。キャストも上原謙・フランキー堺・志村喬・香川京子ら一流を揃え、抜かりナシ。とどめにインファント島住民を嬉々として演じた東宝大部屋俳優たちの群舞!に圧倒されつつ…9点進呈。福永武彦先生が本作にどれほど貢献したのか甚だ疑問なのでマイナス1点。円谷英二特技監督ごめんなさい…。 【へちょちょ】さん 9点(2003-12-29 18:16:05)(良:2票)
1.本多猪四郎&円谷英二の手による単体怪獣映画。先輩格に当たる「ゴジラ(54)」「空の大怪獣 ラドン」と比べてみても着想、内容、特撮ともども決して遜色はなく邦画史上、トップクラスの特撮映画に仕上がっている。しかもファンタジックに彩られた異色作で、モスラは都市を破壊する恐ろしい怪獣としてではなくむしろ平和を愛する巨大な生き物として描かれている。やはり“モスラの歌”を歌う小美人ことザ・ピーナッツを抜きにして本作は語れず、彼女たちの存在とエキゾチックな歌声がこの独創的な空間作りに大きく貢献している。また成虫型だけではなく幼虫型も用意されている点も見逃せず、ザ・ピーナッツの幻想的なステージシーン、インファント島の原住民による踊りなど見どころは満載で、二人の監督を筆頭に当時のスタッフの特撮映画作りに対する真摯な姿勢と意気込みを十分に感じさせてくれた。イマジネーション豊かなファミリー向け映画の名作として高く評価したく思います。 【光りやまねこ】さん 9点(2003-10-17 23:16:26)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
42人 |
平均点数 |
7.50点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 2.38% |
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5 | 4 | 9.52% |
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6 | 7 | 16.67% |
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7 | 7 | 16.67% |
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8 | 12 | 28.57% |
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9 | 6 | 14.29% |
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10 | 5 | 11.90% |
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【その他点数情報】
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