|
表示切替メニュー |
レビュー表示 |
その他作品(無) |
心に残る名台詞(投稿無) |
エピソード・小ネタ情報(投稿無) |
心に残る名シーン(投稿無) |
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】 |
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
|
【通常表示】/【改行表示】 |
【通常表示】/【お気に入りのみ表示】
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(9点検索)】
1.私は観る前からだいたいのストーリーやオチがバレバレな映画を好まない。間違いなく面白いに決まっている映画をわざわざ観ても仕方がないし、つまらないとわかり切っている映画のために入場料を払うばかはいないだろう。この映画は、観ても観ても、いったいこの先どういう展開をするんだか、皆目見当がつかないという点で滅多にないほど珍しかった。そもそも誰が主役なのかも、かなり終わりに近づかなければわからない。一つ一つのエピソードが、その先のストーリーにどういう影響を与えるものかもわからない。そして物語がどういう方向に走っているのかも、最後まで観なければまったくわからない仕組みになっている。驚くべきことに、なおかつミステリーではない。オーストラリアの山奥にガラスの教会を建てたいという主人公の希望はわかるんだけど、いったい何故そんなことをしなければならないのかもわからない。非常に不条理かつ意味不明の目的に向かって映画は淡々と漂流を続けて行くのだが、何故か観ているこっちまで、何がなんでもガラスの教会を建てねばならんと思い込んでしまうところが恐ろしい。もちろんホラーではない。でもなんか、ワケのわからないなりに不思議なカタルシスのある映画なので、うっかり引き込まれてしまったら最後、どうしてもガラスの教会を建てることが大切なような気にさせられてしまうのである。中途半端な時代劇とも言えるし、オーストラリアの観光映画であるとも言える。あるいは究極の純愛映画とも言えなくもないのだが、泣かせどころがあるわけでもなく、実に意味不明なのに飽きさせずに先を観続けさせてしまうこの映画を作った人ってたぶん本物の天才なんじゃないだろうか。こういうわかりやすい意味不明さってものすごく新しいですね。私は感動しました。 【anemone】さん 9点(2003-12-09 23:51:17)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
11人 |
平均点数 |
6.09点 |
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 1 | 9.09% |
|
4 | 1 | 9.09% |
|
5 | 4 | 36.36% |
|
6 | 0 | 0.00% |
|
7 | 1 | 9.09% |
|
8 | 3 | 27.27% |
|
9 | 1 | 9.09% |
|
10 | 0 | 0.00% |
|
|
【その他点数情報】
|