みんなのシネマレビュー |
|
|||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
22.長期のブランクを経ての監督作にして、テクノロジーと予算をふんだんに投下して製作された大作と来れば、思い出すのは「スターウォーズエピソードⅠ」の大惨事。予告で目にしたナヴィ族のデザインにもピンと来ず、これはいよいよキャメロンもやらかしたかと思っていたのですが、キャメロンすいませんでした。12年のブランクにも関わらず、その全盛期をも上回る大傑作となっています。キャメロンは観客の感情を刺激する術を忘れておらず、人類の悪辣な振る舞いに怒り、立ち上がるナヴィ族に燃え、壮絶を極める戦闘に興奮し、その中で失われる生命に悲しみを覚えるという、喜怒哀楽すべてを刺激される、極めて映画らしい映画となっています。ここで驚くべきは、大自然の美しさや神秘性といった微妙な感覚までを表現してしまっていることです。最初は奇怪に感じていたパンドラの自然に対して知らず知らずのうちに愛着を覚え、パンドラの森が破壊される場面では、自分の重要な一部を傷つけられているような痛みすら感じさせられます。こんな映画は他に見たことがありません。キャメロンが3D上映にこだわったのは戦闘シーンの大迫力を描くためではなく、パンドラの自然を表現することが目的だったと思います。3Dにより、パンドラの自然の美しさや躍動感が見事に表現され、見ている私達もパンドラを体験することとなるのです。3D映画は他にも多くありますがそれらはアトラクションとして3Dを用いているに過ぎず、ストーリーテリングの道具として映画に従属させる形で3D技術を使いこなした作品は本作がはじめてです。その意味で本作は「史上初の3D映画」と呼ぶにふさわしく、私が本作を体感して得た感動は、サイレントの時代にはじめてトーキー映画を体感した人々の感動、モノクロの時代にはじめてカラー映画を体感した人々の感動に通じるものだったと思います。本作をDVDで見ようなどもっての他、劇場にて3Dで鑑賞すること、この衝撃がもっとも新鮮な今味わうことが重要な作品です。これは歴史的な体験なのですから。本作よりも感動させる映画、考えさせる映画、興奮させる映画は他にもありますが、映画人生で二度と味わえないような体験をさせてくれる作品は本作くらいでしょう。それくらいの革命的な作品です。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-12-25 00:08:40)(良:6票) 21.戦争のシーンを初めて美しいと思った。単に映像や色彩がきれいというだけではこれほど感動することはない。ジェームズ・キャメロンの演出の仕方(音楽との融合やカメラワーク、テンポ)が、映像の美しさを何倍にも増幅させているように感じた。ストーリーもファンタジーとしては素晴らしいものだと思う。 この映画はエンターテイメントだ。一部の批評家を満足させることより、大多数の観客を感動させなければならない。本作品は何十年という映画の歴史の中で最高記録を叩き出した。それだけでも私は十分に作品賞に値すると思う。アカデミー賞のヒューマンドラマ好きにはいい加減うんざりする。 【ばかぽん】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2010-04-27 04:52:57)(良:2票) 20.好きやねん、この設定自体。人類はもうすでに宇宙に広がり、新たな開発などの目的で他の惑星に興味をもち、そこには原住民がいて、その原住民たちとスッタモンダ。植民地問題をそのまんまSFにした感じだけど、そこはそれ、未知の世界の文化や自然などでワンダーな刺激があって、こーゆのって、昔のSF小説(特に海外もの)には多かった。まるまる一個の未知の惑星が主体でそこに広がる驚きにみちた世界、んでもって、そこでおきる現代の問題とリンクする誇張、SF小説の中ではもっと、刺激的な世界観のアイデアがまだまだ沢山ある。レズニック、ジョージ・R.R.マーティン、ジャック・ヴァンス、ル・グィン。特に今回のよーな先住民との軋轢はル・グィンやレズニックなどで描かれている。でも、SFはやっぱ映像。小説で読んでも、アニメで見てもやっぱ実写映像がみたい。CGの発展はそれをいとも簡単にしてくれた。だから、まだまだあるアイデアを発掘できる。SF小説好きにはいい時代になってきたなー。そんな思いだから、この映画の映像や設定にもう気分は観光気分。パンドラツアーを堪能しました。すべてがアリガチだけど。キャメロンの描く重厚なSF世界観が好きなのだ。エイリアン2も好きだった。宇宙の海兵隊、好きだー。あのフロントミッションばりのロボット好きだー。やってくれフロントミッションの映画化。3Dの方は、正直、まだまだ改良の余地はあるかな。ユニバーサルスタジオのターミネーターレベルとそない違いはないし。しかもターミネーターの方のメガネの方が安ものだけど、軽いからかけやすいし。大した違いがなければ、あれでも十分いいと思う。まー、それはとにかく、パンドラの映像に涙しました。 【なにわ君】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-02-12 23:18:30)(良:2票) 19.「うぉー!!すげぇな!!ジェイク、奴らやっちまおうぜ!!」 「ネイティリ、まて!待ってくれ!俺を置いていくな!!」 「ツーティ!!族長亡き今お前が次の族長だろ!!しっかりしろ!!!」 「グレース、頼む!生き返ってくれ!!」 「もう奴ら、ガマン出来ねぇ!!絶対オレがこの手でっ!!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 「うん!?何だ?周り中人間だらけじゃねぇーか!?」 「はぁ?ゴーグル返せって?何言ってんだよ、コレがなきゃ呼吸が…!?」 「あれ?オレ何でこんなとこ歩いてんの!?・・・えっ!?…そうか…。」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 「いらっしゃいませ♪」 「…アバターのパンフ下さい・・・。」 「はい、600円になります。」 「1,000円からで宜しいですか?はい、400円のお釣りです。」 「ありがとうございました♪」 いつもの様に買ったパンフを手に人ごみの雑踏を抜け切ったところで 「ふぅ・・・」とため息を吐く。 「コレが現実か…。」 【sting★IGGY】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-12-26 23:01:53)(笑:2票) 18.惚れたよ。アバターもえくぼとはこのことだな。 【あげどん】さん [映画館(吹替)] 10点(2010-01-06 12:33:28)(笑:1票) 17.半廻り年上の異性の友人と行った。この数ヶ月で何本も一緒に映画を鑑賞した人だ。 普段は文芸作品を好み、ドンパチ物を好まないその人は、アバターの予告編を観て「怖そうだし…」と尻込みしていた、その人を連れて。 当然、3Dで鑑賞した。そして映画が終わったその帰り道、その人は言った。『もう一度、今度はIMAXで観たい』と。と…謂う訳で、こりゃー10点だ(笑) 【追加】で二度目を観た、約束通り、件の友人と川崎まで出かけてIMAXで。 座席の位置により大きなハンデキャップのある出来損ない109シアターの評価は別段に譲るとして・・・。鑑賞後、再びの興奮冷めやらぬ友人が曰く『ねぇ、あの俳優さん達ってどうやってあのナヴィの人たち一緒に演技できるのかしらね?』と。私の友人は再びファンタジーの世界を存分に楽しんだようだ。そう、色々なご意見はあるとおもうが、この映画は「あちら側」に行ける純真さひたむきを持ったお方向け。 そうね、確かにどっかの話に似てるのなんの、君らの蘊蓄を語ればそれもファンタジー(笑)。自分が何時までもファンタジーを楽しめる心の持ち主でありたい願いを込めて変わらず10点献上!❤ 【crushersyu】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-01-03 16:23:06)(良:1票) 16.流行りの3D映画を初めて観た。 その「初体験」がジェームズ・キャメロンの12年ぶりの新作で、本当に良かったと思う。 革新的な映像を見せる映画に対して、“未経験の映像体験”なんてキャッチコピーはよく使われるが、今まで観たどの映画よりも、この映画こそその常套句にふさわしい。 まさに、「観た」というよりは、「体験した」という表現の方がぴったりとくる。 正直、危惧の方が大きかった。 「タイタニック」以降、音沙汰なかった巨匠が、12年ぶりに挑んだ最新作は流行りの3D映画。 個人的に、3D映画に対しては、最新技術に頼った安直さが伺えて興味がなかった。映画の「本質」をぼかしているように思えたからだ。 大々的に広告はしているけれど、ただただ資金と時間を浪費した“超駄作”に仕上がっているのではなかろうか。と、不安を抱えたまま劇場へ入った。 初めての3Dグラスは、非常にかけ心地が悪く(眼鏡をかけているので尚更…)、上映前に益々萎えてきた。 しかし、本編が始まるにつれ、危惧とか不安とかそういうものは一蹴された。 それ以上に、今ここにある自分の日常的な存在自体が、どこか遠くに吹き飛ばされる感覚を、終始覚えた。 冒頭から間もなくして、すっかり映画世界に引き込まれた。 “引き込まれた”という表現を映画の感想で多々使ってきたけれど、今作ほどその表現にふさわしい映画はないと思う。 まさに「体感」。出演者の息づかいをスクリーン越しに感じるのではなく、自分自身が彼らと共に息づいているような感覚。それは紛れもない未体験ゾーンだった。 素晴らしい映画によくありがちなことだが、この映画は、うまく形容する言葉が見つからない。 『未開の惑星を侵略する地球人、スパイとして先住民族の中に送り込まれた主人公、やがて主人公は愚行から目覚め先住民と共に地球人の侵略に立ち向かう。』 と、プロットをただ言葉にするとあまりにありふれている。 が、そこに加えられた“光”と“音”によって、圧倒的な価値が生まれる。 それこそが「映画」そのもののマジックであると思う。 3Dという新たな映画表現によって見せ付けられたのは、そういう根本的な映画娯楽の魅力と、 12年ぶりに復活したエンターテイメント映画の大巨星の、絶対的な“瞬き”であった。 “ゼロ”からの圧倒的な「創造」。そのすべてが、凄い。物凄い。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-12-26 02:06:09)(良:1票) 15.鑑賞後の思い「坂口博信さん、あなたの選択(劇場版ファイナルファンタジー)は間違っていなかった!ただ時代を先取り過ぎたんですよ!」・・・とまぁそれは別として。これほど劇場で観なかったことを後悔する映画は無いんじゃないでしょうか。これを劇場で、可能であれば3Dで観れたらどんなに幸せか。ああ、思い返すだけでも悔しい・・・。もう壮大です圧倒的です。ただ純粋に楽しめましたし感動しました。映像美しいわ迫力あるわでポップコーンに手がつかない。こういう映画のためにブルーレイや大画面テレビがあるんでしょうねぇ。うーん、購入を考えちゃうなぁ・・・ 【あんどりゅ~】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-05-31 03:37:10) 14.DVDを借りて家で観たら6点ぐらいの映画かもしれない。 でも映画館での「体験」は10点です。 【ピチクン】さん [映画館(吹替)] 10点(2010-04-16 16:22:15) 13.他の映画とは一線を画した圧倒的な世界観、映像、これは10点です。 【のははすひ】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-03-27 01:04:44) 12.この映画に10点つけないと、ひねくれ者って思われちゃうでしょ。文句なしの10点。 【トニー・モンタスキュー】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 10点(2010-03-04 16:29:36) 11.3D映画を初めて見ました。3D、3Dと謡っているので、ものが目の前に飛んできたりして、わくわくドキドキする遊園地のアトラクションみたいになるのだろうと思っていました。でも、見てみてかなり勘違いしてたことに気付きました。映画の世界を、2Dの時よりもはるかに魅力あるものにしてくれていました。話の内容はありきたりといえばそれまでですが、それよりも、劇中出てきた植物や、動物たちの美しさとか、一から作ったナヴィ族の言語など、見どころ満載で、とても3時間も座らされているとは思えないくらいあっという間でした。これから3D映画はどんどん進化していくでしょうが、まずは第一歩の映画界の一つの革命を体験できて本当に良かったと思います。そういった意味での10点。 【リノ】さん [映画館(吹替)] 10点(2010-02-04 12:03:11) 10. まず、よくもあれだけいろいろな要素を1本の映画に盛り込んだものだと思う。民族問題、人種問題、異文化理解(最初違和感のあるナヴィの姿が、次第にイケメン、美女に見えてくるのもこの映画の狙いか)、自然破壊といったテーマを軸に、西部劇、戦争映画、宮崎駿(あれ「もののけ・・・」だよ・・・ね?)、といった(他にもあるかもしれない)エッセンスを積み重ね、2時間40分をひたすら押しまくる、とんでもなくパワフルな作品。 己の肉体と自然を武器に戦うナヴィたちのなんと美しいことか。それとは逆に近代兵器に頼って必要のない破壊の限りを尽くす人間達のなんて下品で、醜いことだろう。 肝心(?)の3Dだが、正直見る前はどうせものが飛んで来たり、急に何かに襲いかかられたりするときに観客を驚かそう、という程度なんだろうと思っていた。だが、そういうこけ脅し的演出は一切なし。まあ、考えて見ればあのジェームズ・キャメロンがそんな安っぽいことをするはずもない。3Dは文字通り映画の奥行きを増す要素として、実に自然に、効果的に使われている。全編3Dだが、例の眼鏡をかけていても特に目が疲れることもなかった。 とにかく、エポックメイキングな1作であることは間違いないだろう。 未見の人はこの「革命」に立ち会うべし。 【Twitter: U1_Japan】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-01-30 12:47:18) 9.これだけカタルシスを感じた映画は本当に久しぶりでした。難しいことは考えないで満点で。 【よしふみ】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-01-24 20:53:53) 8.吹き替え・字幕と2回見てしまいました。確かに字幕はちょっと見にくかったかも・・。でも映像の歴史が変わったという意味で10点。オチとか読めちゃうしベタなストーリーだったけど、歴史の変わり目という意味で、まずはこんなもんでいいんじゃないでしょうか。 【ネフェルタリ】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-01-18 12:41:53) 7.3D映像革命!という謳い文句に従って吹き替え版で鑑賞しました。がそれほどの効果は余り感じなかった。やはりIMAXで見ないと駄目なのかな?冒頭の宇宙船とパンドラのシーンはこれまでのSFの宇宙シーンとしてはこれまでで最高峰と言える。この技術で土星や木星のCG画像を作ってくれないかなあ。正に宇宙旅行を疑似体験できそう。木星をイオから、土星をエンケラドスから見たらどう見えるかなんて簡単に出来そう。映画に話を戻すとストーリの方は、まあ普通に面白い。あれは世界樹=イグドラシルですね。日本だと扶桑。扶桑が倒れた跡のパンドラ=ナビィ族はどうなっていくのでしょうか?人類のように没落しないことを祈ります。シーシェパードの連中もこの映画を見てなんか間違っていないか猛省して欲しい(あなたは何も見ていない)。個人的にはマイルズ大佐の頑張りに拍手。あれって南北戦争だったらヒーローだよね。そのあたりの演出の旨さも感じました。 【追記】IMAX 3Dで見てきました。はっきりいって他の上映手段とは雲泥の差です。これから見る人はIMAX 3Dでの鑑賞をお勧めします。同じ映画とは思えないほどの感動を味わえます。ストーリを四の五の言う前に圧倒的な画像に打ちのめされました。この衝撃は20年以上前梅田OSの超巨大スクリーンで見たスターウォーズ以来です。 【けごや】さん [映画館(吹替)] 10点(2010-01-10 22:09:24) 6.全く見るつもりはなかったんですが、ここの高評価を見てこれは 見にいかなきゃと思い新年一発目の映画として急遽見に行ってきました。 3D映像を楽しみたい&字幕が読みづらかったら嫌だと思ったので吹き替え版を選択。 吹き替えでも途中字幕が入る所があったのですがかなり読みづらいように思いました。 初の3D映画だったので最初の驚きはあるものの徐々に「こんなもん?」って感じに なってきましたが、惑星に到着してからは3D映像のすごさを十分堪能することが 出来ました。アクションシーンの迫力は半端じゃないですね、これからの アクション映画は3D映画で見るべきだと思わされました。翼竜のような動物に 乗るシーンはあまりにすごすぎてちょっと涙が出てきましたね。 映像ばかりに目が行きがちですが映画全体として見ても全てにおいて完成度が高く、 自分が映画館に見に行った映画の中では一番満足できました。 【映画大好きっ子】さん [映画館(吹替)] 10点(2010-01-02 03:47:55) 5.ガラミス帝国のデスラー総統は、ナビィ人ではないということをはっきりさせておこう。 【くまさん】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-01-02 00:59:24) 4.文句なしに楽しめた。こういう映画がどんどん出てくればこの産業の未来も明るい。とにかく観てない人は映画館で行くことを強くお勧めしたい。「眼鏡をかけてる人は3Dメガネは疲れるので注意。」 【たろへいゴンゾーラ】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-12-29 08:15:52) 3.映画を初めて目にした人々の衝撃はこのようなものだったのではないかと想起させる。些事はどうでもいい。あの世界に心を持っていかれそうになるくらい圧倒された。映像に慣れすぎて『映画』の意義を見失いかけていた我々に新たな映画の可能性を見せつけた作品だと思う。人間はすべて生身の俳優が演じているのもいい。CGの限界と意義をよくわかっている。 【J.K.】さん [試写会(字幕)] 10点(2009-12-28 02:15:30)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS