|
表示切替メニュー |
レビュー表示 |
その他作品(無) |
心に残る名台詞(投稿無) |
エピソード・小ネタ情報(投稿無) |
心に残る名シーン(投稿無) |
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】 |
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
|
【通常表示】/【改行表示】 |
【通常表示】/【お気に入りのみ表示】
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(10点検索)】
1.現地ロケによる地道な長期取材に基づき、自然と人間を描出していくセミ・ドキュメンタリーの手法は、明らかに35年日本公開の『アラン』(ロバート・フラハティ)からくるものだ。
またニュース映画全盛時代の、いわゆる写実的表現を尊重する時流の反映でもあるに違いない。
ただしフラハティの撮った過酷な辺境とは違い、日本の風土ならではの四季折々の豊かな風物が、軟調のローキー画面とフェード・イン、アウト、オーヴァーラップといった緩やかな画面転換を主とする日本的な時間表現の中で抒情詩的な味わいも醸している。
特に感動的な子馬の出産場面は優しいローキー画面の賜物といえる。
その柔らかな黒は迫真性の追及であり、夜間の静けさと緊張感、喜び、厳粛さの表現であり、主役たる馬への誠実な配慮でもある。
また、スタッフの写実性追及の姿勢は劇伴音楽の抑制という面にも現れている。
父親が病に倒れる秋は木枯らしの風音、馬が病臥する冬は吹雪の轟音、子馬の生まれる春はわらべうたの歌声、子馬と別れる夏はひぐらしの鳴声や夏祭りのお囃子、そして全編にわたり印象的な方言の響きといった具合に、あくまで環境音の採り入れ方の妙味によって「自然」と「ドラマ」両者を相乗的に引き立てており、秀逸だ。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 10点(2011-01-07 19:57:39)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
8人 |
平均点数 |
6.62点 |
0 | 0 | 0.00% |
![line](../img/line.gif) |
1 | 0 | 0.00% |
![line](../img/line.gif) |
2 | 1 | 12.50% |
![line](../img/line.gif) |
3 | 1 | 12.50% |
![line](../img/line.gif) |
4 | 0 | 0.00% |
![line](../img/line.gif) |
5 | 1 | 12.50% |
![line](../img/line.gif) |
6 | 0 | 0.00% |
![line](../img/line.gif) |
7 | 1 | 12.50% |
![line](../img/line.gif) |
8 | 2 | 25.00% |
![line](../img/line.gif) |
9 | 0 | 0.00% |
![line](../img/line.gif) |
10 | 2 | 25.00% |
![line](../img/line.gif) |
|
|