|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(10点検索)】
4.心が痛いほど切ない映画。公開当時はなぜあまり意識しなかったのだろうかと、本来は劇場に足を運びたかった。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-07-07 11:54:44)
3.「恋愛が自意識の劇であり、鏡であること、そしてその究極には不可能性という可能性への期待があり、それが刹那に超越され、持続しない。これはそういった恋愛の本質をよく捉えた小説であると共に、自意識が恋愛という観念に結実した美しくも悲しい、と同時に奇跡的に幸福な作品である」 以前、『春の雪』のレビューで僕はこのように書いた。この言葉は映画『ブロークバック・マウンテン』にもそのまま当てはまる。 この映画の優れている点は、やはりその映像にある。セリフが少ない映画ではあるが、映像は僕らに様々な言葉を伝える。それは言葉にならない言葉であるとともに、僕らに明確な言葉を喚起させるのだ。恋愛は言葉である。それは理性の森を通してしか発現しえない人間の特権である。映像が言葉を伝える。とてもシンプルかつ緻密な繊細さを要求する作業を見事に表現できたこの映画は素晴らしいと思う。表現は意思より発現し、そして意思に帰る。それはテクストや作者の背景を含めたあらゆる個人の歴史を巻き込み、作品の絶対性を生むのである。作品とは常に読者と一対一の関係にある。それは凡百のテクスト論を超えて、僕らが僕らであるが故の様々な感動をもたらすと僕は信じている。 『ブロークバック・マウンテン』は素晴らしい作品であり、珠玉の恋愛映画であった。その哀しさに心を震わすと同時に久々に幸福感を味わった。 【onomichi】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-11-05 02:08:43)
2.残念ながら映画で観る事はできなかったのですが、前評判でかなり期待していましたが私にとっては期待を裏切らない映画でした。こういう愛の形もあってもいいんじゃないかな・・・これこそ究極の??とまで思ってしまいました(笑)ヒースレジャーの奥さん役の女優さんの演技も繊細で気持ちが伝わってくる感じがして胸に響きました。描写はなかなか過激な箇所もありましたが、本当に切なくて観終わったあとも余韻に浸ってました。またぜひ観たいと思ってます。私的にはマイナス要素がなかったので10点つけさせていただきます。 【kalyn】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-10-07 06:30:53)
1.彼らはどうしたらよかったんだろう?と、考えずにいられません。そして、‘自分とは違う考え方’‘自分とは相容れないもの’を、わたしも無意識のうちに排除してしまっているかもしれないということに気付かせてもらいました。監督が言っていたように、イニスとジャックのふたりに感謝したいです。最近「切ない」というキャッチコピーが付く映画がやたらと増えましたが(そしてなんだかんだ言いつつそういうキャッチコピーにすぐひっかかるわたしですが)、この映画は「切ないラブストーリー」という言葉だけでは片付けられない何かを持っています。‘映画史上最も心揺さぶられるラブストーリー’というコピー、大げさすぎるかもしれませんが、わたしにとってはまさにそのとおりでした。 【かいろ】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-04-17 21:07:00)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
145人 |
平均点数 |
6.89点 |
0 | 0 | 0.00% |
 |
1 | 1 | 0.69% |
 |
2 | 2 | 1.38% |
 |
3 | 0 | 0.00% |
 |
4 | 8 | 5.52% |
 |
5 | 17 | 11.72% |
 |
6 | 29 | 20.00% |
 |
7 | 35 | 24.14% |
 |
8 | 27 | 18.62% |
 |
9 | 18 | 12.41% |
 |
10 | 8 | 5.52% |
 |
|
【その他点数情報】
|