みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
14.TVで放映されるたびに何度も観ています。何度観ても、犯人が分かっていても繰り返し面白く観れます。やっぱりストーリーの組み立てが極めて優れているからだと思います。推理ものって最初から順番に観ていくのが常識ですが、これは終わりから観ても面白いです。ここが他の映画とは違うところでしょう。金田一は石坂さんですが、知的な雰囲気と数々のナレーター経験を生かした柔らかい口調が相まって非常に安心して観れます。リメイクやドラマなども全部観ましたが、やはりこれを超えることは無理でしょう。それだけ完成度が高いです。 【金田一耕助】さん [DVD(邦画)] 10点(2014-12-23 15:05:06) 13.リメイク版と併せてレンタル。 原作も知らないけど、おお面白い。おしゃれ! 30年前以上の映画とは思えない映像美とあのオドロオドロしさ。 ニセ佐清が本性を表すシーンは顔出しより怖かったです。 ただあの死体は狙ったようにうまく刺さってますよねー。 無造作に投げ捨てたとは思えない。 戻ってきた本物の佐清と松子の嘆きは胸に刺さりました。 そう、彼の戻る決断がもう少し早ければ・・って思わされて。 (でもそれだとお話にならないんですけどw) 妹二人も、静馬の母も息子への愛情があふれてていいな。 探偵としては無能?だけど、あたたかい金田一のキャラも良かったです。 去り方が山下清みたいだ。何度でも見たい名作決定です。 テーマ曲の完全版欲しさにリメイク版と2枚組のCD買いました~。 お子様はあのフォントや瞬間挿入カットを見て「エヴァのパクリだ!」 と思われるかもしれませんが、元祖はこちらですよ☆ (私も錯覚しそうでしたが) 【ひろほりとも】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-09-03 22:06:17) 12.探せばアラもあるんだろうけど、記憶に残る名シーンの方が多い、悪く言いたくない気分にさせる、何回も見直したくなる、そんな傑作です。とりあえず石坂浩二にやられた。風貌も言動も金田一耕介のイメージ通りなんだもん。他にも、メインのおどろおどろしいストーリーはもちろん、ルパン三世そっくりな音楽、随所で効果的に使われるカットイン、加藤武の「よし!分かった!」、すがすがしいラストなどなど、見所は山盛りです。(2023年追記)NHKのドラマとしてリメイクされるとか。NHKだから多分大丈夫とは思いますが、変な方向に変えないでいただきたい。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 10点(2004-07-30 18:21:33) 11.個人的には、私映画史の十傑には入るなァ。以前、怖いものは駄目だったのだ。脳裏に焼き付いて離れられなくなって、心臓が踊る。それでも当時、本作を見ようと思ったのは、他ならぬ石坂浩二が出ていたから。「天と地と」で上杉謙信を見た時から、初恋の役者さんである。で、結果は「十傑には入るなァ」である。冒頭から、物語へと入り込ませる緊迫感が、音楽と絶妙にあっているし、陰惨な殺人事件を予感させながらも、清々しいまでの自然美(これは市川作品の醍醐味のひとつなんですよね)、物語の流れを決して白けさせない笑い(息抜き)のタイミングの美味み、何より、市川ショットとでもいうのか、独特のカット・ショット。映画って、こういう風に作るんだぁと、変な言い方だけど「作られた映画」というのを実感した初めての作品だったような気がした。見る側の私が、その時、それだけの年齢に達したのかもしれないけど、冒頭の部分から、そういうショットが入っていたせいか、その後の展開も、怖いもの嫌い先入観を抜きに見られたような気がする。勿論、役者の力量も凄い。大好きなへーちゃんの魅力も余すところなく引き出してくれたけど、とにかく役者の使い方、撮り方が、上手い。特にベテラン陣の味わいを、深く、切なく、時に滑稽に引き出しているのは、凄い。個人的には、復讐劇の発端になる子供の人生を台無しにする菊乃母の怨念は頂けない(結局、財産目的かい)が、ベテラン陣の味わい深さが、作品中唯一の底の浅さ(あるいは浅ましさ)を、補って余りある。中でも、高峰三枝子の押し出し、声の深さは、若かった私にも鮮烈な印象だった。湖に木霊する、あの声は、今でも耳の奥に残っている。御亡くなりになったと聞いた時は、本当に残念だと思った。本作は、コマーシャルに乗ったミステリー・サスペンスで、決して文芸でも大作でもないが、ある意味、邦画に新風を吹きこんだ一作だったのだろうと思う。 【由布】さん 10点(2004-07-14 22:59:07) 10.市川監督の描き方にね、やさしい眼差しを感じるんですよ、この時代、そして当時の人々への。終始漂うノスタルジックに、当時を知らない僕も和んでしまうのです。そして“親子の愛情”が描かれますね、というかコレこそ、この作品も含めた市川・石坂金田一シリーズ5作を括る、おっきなテーマであり…そう魂なんだ。だから僕は5作品とも大好き。価値観が激しく変化せざるを得なかった時代だったけど、この絆だけは絶対に変わらないんだよ…市川監督の叫びとも思える声が聞こえてきそうなんです。横溝先生と、同じこの激動の時代を生きてきた監督ならではの到達点だと思う。全作品に、ほんと悲しく、温かい親子の愛があふれている。親は子供のためなら、時に鬼に身を落としてしまうのでしょう、凄惨な描写が激しければ激しいほど、愛情が切なく美しく際立つんですね…。終盤、「佐清に、佐清に会わせてください…」水面がキレイな湖面を背景に、高峰・松子夫人の声がこだましますね、この瞬間、いつも決まって涙してしまうんです。 【BUNYA】さん 10点(2004-01-02 19:59:50)(良:1票) 9.菊人形といい、スケキヨマスクといい、インパクト大! 【しゅう】さん 10点(2003-06-03 00:55:03) 8.未だに酔っ払うと仮面をはがすフリしながら『青沼静馬だッ』とダミ声でモノマネしちゃいます。 【こうもり傘序曲】さん 10点(2003-03-11 16:27:01) 7.非常に優れた娯楽作品である。おどろおどろしさ,重厚さ,華麗さ,ユーモア,人情。日本人の心の琴線に触れるこれらのツボを,巧みに押さえまくりである。しかもこれらの要素は決してごちゃごちゃと互いを侵害しない。作品全体としての印象があくまでもすっきりと明快なのは,金田一耕助という魅力的なキャラクターと,シンプルで骨太なプロットの功績であろう。 【mina】さん 10点(2003-02-01 07:46:21) 6.レベルが低い日本映画の中でこれは秀逸です。見終わったあとの余韻がたまらなく良いです。 【イサオマン】さん 10点(2003-01-14 21:53:46) 5.ラストの金田一探偵と古館弁護士の、探偵料と領収書と心づけをやりとりするシーンで、なぜか涙が出ました。ここで金田一がスーパーヒーローとしての探偵でなく、職業としての探偵でありすなわち人間にほかならならず、職責にも忠実であり、しかも人間らしい心遣いも忘れていないということを見せてくれるからです。 【新加坡指令】さん 10点(2002-12-13 23:32:44)(良:1票) 4.ゾッとするほど美しい映像と圧倒的な存在感。なにも言うことはありません。金田一耕介は石坂浩二以外ありえない。 【ハト課長】さん 10点(2002-11-02 14:24:08) 3.完全無欠の金田一映画の最高峰。2作目の「悪魔の手毬唄」の方が作品としては上だが、謎解きや死体のオブジェ、豪華さと華麗さでは犬神の方が素晴らしい。怖さだけでなく、加藤武や三木のり平のコメディリリーフも冴え渡る娯楽映画の王道。角川映画の最高位。 【やんや】さん 10点(2002-09-17 15:45:58) 2.おもろかった。あと、お春さんかわいい! 【MONDAY】さん 10点(2001-06-21 18:24:42) 1.音楽・俳優陣・映像・物語とすべて一級品。日本映画が真の娯楽であった頃の終末期の作品。角川映画は偉大ッス 【ZERO】さん 10点(2001-05-20 00:05:00)
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