みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
3. 最高でした。技術とセンスが非常に高いところで融合した作品です。 クリーチャーが現れてからラストまで緊迫感が一度も切れず、だれることもまるでないのはこの手の作品ではまれで、正直まいったなと感じました。 大バジェット映画もあなどれませんな。 【swamizi】さん [インターネット(字幕)] 10点(2013-12-17 20:55:20) 2.いやスゴイ。紛れもない凄い映画だと思う。実際その一言に尽きる。というか語り出したら、とても語り尽くせない気がする。 「突如,謎の大怪物に襲われる」 という有り得ない事象を、これほどまでに忠実に描いた映画を僕は他に知らない。 というよりも、そもそもこれまでそんな試みをした映画は無かったと思う。 その恐怖と絶望を描く際、これまでのモンスター映画のほとんどすべては、その怪物がどれだけ恐ろしいか、残虐か、という怪物そのものの“正体”に注力してきた。 しかし、よくよく考えてみれば、突然見たことも聞いたこともない巨大モンスターに襲われている当事者たちが、その正体を知り得ることなど不可能に違いない。 突然のパニックと絶望に対し、ただ闇雲に逃げ惑うことしか出来ず、その「目線」に立つことこそ、最も効果的な「恐怖」である。ということに気付き、圧倒的にシンプルで、尚かつ大胆な手法で描き出したこの「映像」の製作者たちは、スバラシイと思う。 決して大袈裟ではなく、この作品は、「ゴジラ」や「キングコング」、「エイリアン」、「ジョーズ」など多くの名作が存在する“モンスター映画”というジャンルにおいてその歴史を塗り替えるものであり、傑作と言って間違いはない。 この作品が、敢然たる傑作と言うにふさわしい理由は他にもある。 アイデア勝負と言えるような大胆な手法の中にあって、非常に繊細で切ない演出が含まれていることだ。 人間の何気ない生活の中の幸福や成功や諸々の感情が、途端に恐怖とパニックに浸食されていくという“有り得ない現実”。 そして、ある二人の幸福な一日の描写が、問答無用の「絶望」によって文字通り”塗りつぶされていく”という様を、一本のビデオテープの中で表現したこと。 それが、この衝撃的な「映像」を、絶対的に素晴らしい「映画」へと昇華させている最大の要因だろう。 「幸福な一日だった」 残された一言が、ただ染み入る。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-04-18 23:35:11)(良:4票) 1.得体の知れない何かが突然平凡な日常を破壊し、平和な世界が一転地獄絵図と化す。視点はあくまでも主観から外れないので、主人公と一緒になって訳のわからないまま逃げまどうことになる。情報が著しく制限された中で体験する恐怖。僕はリアルな悪夢をよく観るのですが、この作品の世界観がまさに悪夢の再現そのもので、「鑑賞する」というよりは「体験する」映画という新しいジャンルを成功させたエポックな作品だと思います。背景には911同時多発テロをはじめとする報道映像の氾濫があるのではないでしょうか。映画とは完璧に制御されたキャメラ(神の視点)の向こうにだけあるもの、という従来の映画のセオリーを打ち破ったもので、これは1999年の「ブレアウィッチ~」のアプローチの仕方と似てはいますが、本作は遙かに成功した作品といえると思います。 【ロイ・ニアリー】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-04-07 09:28:22)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS