みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
3.喜八監督の反社会映画……とか書くと誤解されそうだけど、実は喜八監督の全盛期のどの映画よりもアナーキーな映画なのかも。そして究極のアナーキー映画に相応しい感慨がラスト胸の中にこみ上げる。松竹ヌーベルバーグに匹敵するほどの反社会的映画のラストに必ずこみ上げる感慨……「みんな幸せになってください。」 【柿木坂 護】さん 10点(2003-09-29 16:31:44) 2.夏の訪れを感じる豪雨の中、山間の自動車道を走っていた昼下がり、この映画を思い出す。 それなりに沢山の映画を観てきたが、ふと思い出したならば、もう無性に観たくなるという作品が幾つかある。 岡本喜八監督のこの娯楽映画は、そういう映画の確固たる一つだと思う。 日本が誇る娯楽映画の大巨星、岡本喜八が描き出したこの数奇な誘拐劇は、映画としての痛快さや爽快さを大胆に散りばめた上で、真っ直ぐに「娯楽」という要素を極めている。 主演女優の偉大さからストーリー展開の巧みさまで、特筆すべき点は多々あるが、この映画の場合、台詞回しを覚えてしまう程、何度観ても心底面白いその「愛着感」こそが、最大の価値だと思う。 「ああ、今日もお山が綺麗や」 映画のラスト、この物語に登場する総てのキャラクターと、この映画を愛する総て観客を魅了した“主人公”がそう言い、締める。 これから先も、夏の山の美しさを感じる度に、この日本娯楽映画史上の最高傑作を、幾度も観たくなることだろう。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2003-09-29 12:06:30) 1.当時、何回観てもあまりにも感動してしまい、この舞台である和歌山県や、竜神温泉付近にまで何度となく足を運んでしまいました・・・出演者達の演技がひどかったのですが、自然と、ぽわわんとした雰囲気が大好きで、私の映画BEST5に入る傑作だったと思います。(けど周りの人に薦めて観てもらったけど賛同を得たのは、たった一人だけでした・・・) 【ぶうこ】さん 10点(2001-02-26 03:46:27)
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