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【クチコミ・感想(10点検索)】
1.新天地カリフォルニアを目指し、ポンコツトラックに乗り込む一家の姿。その苦難の姿をただ卑屈に描くのではなく、むしろ一家をはじめとする登場人物たち各々が、活き活きと描かれ、また数々の印象的なエピソードが積み重ねられていくことによって、多層的なドラマが展開されます。見事と言う他ありません。舞台は大恐慌の時代、むかしむかしのオハナシな訳ですが、活き活きとした描写が古さを感じさせない・・・のみならず、むしろ今この時代に繋がる点が多々ありそうなのが、コワかったりもします。ある人たちは言う、太平洋戦争が勃発したのは、日本が戦争を起こすように仕向けられたからだ、と。この映画で描かれているアメリカの姿を見ていると、「そりゃそうだろ、そうせざるを得んだろ」という気がしてきます。どの国も苦しく、どの国も外へと活路を見出すしかなかった時代。国が矛盾を抱え、国民が飢え、国内に危機が巻き起こったならば、もはや「外敵」を設定するしかない。・・・で、現代、今。まさに、そういう時代、ですよね??? この映画のヒューマニズムこそ、今もっとも必要とされているものではないか、と。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2011-11-17 00:13:29)
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【点数情報】
Review人数 |
40人 |
平均点数 |
7.03点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 2.50% |
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4 | 2 | 5.00% |
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5 | 5 | 12.50% |
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6 | 2 | 5.00% |
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7 | 18 | 45.00% |
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8 | 5 | 12.50% |
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9 | 3 | 7.50% |
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10 | 4 | 10.00% |
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【その他点数情報】
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