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【クチコミ・感想(10点検索)】
4.アンディが行った「フェイク」に対する、「笑わせたい」「怒らせたい」の区別がつかないパフォーマンスに、周囲は最後まで戸惑わされ、見ていたこっちも苦笑してしまう程の世界だった。時にはおなかがよじれる程笑わせ、時には周囲の期待を平然と踏みにじるように裏切り、またある時には涙溢れ出す程感動もさせる。監督のフォアマンやジムが言っていた通り、彼の望みはただ「人々の関心を常に集めていたい」だけで、その関心が自分への怒りでも賞賛でもなんでもよかったから、あれだけ特異なパフォーマンスが出来たのではないだろうか。ただ、あまりに極端すぎるとあざとさとマンネリがかえって目立ち、誰も見向きをしなくなってしまうという皮肉な結果を彼は晩年に招いてしまっていた。劇中にもレスリングシーンがあったが、これはまさにプロレスの世界そのものではないだろうか。昔テレビのゴールデンタイムで放送していた頃から見ていたプロレスには、見ている者に対して良くも悪くも「関心」を集めることに卓越していた。しかし今のプロレスのパフォーマンスは、背後にある裏事情が悲しいかな全て見えてしまい、興味も関心もわいてこない。視聴者から見放され、末期の病床にある彼のシーンを見ながら、そんなことを考えてしまった。 【パティクル・マン】さん 10点(2003-09-29 17:04:03)(良:1票)
3. 伝記映画っていうのは、主人公の人生観と自分のそれとを重ね合わせて観てしまうきらいがあるので、作品の評価が極端に割れがちな傾向にありますねぇ。それにしても、平均6.8点っていうのは、ちと低すぎじゃぁないですか。 アンディ・カウフマンという芸人、この映画で初めて知りましたが、僕のツボにはばっちりハマりました。あれほど奇怪なコメディアンがいたということ自体がまず驚きであり、没後十数年にして監督ミロス・フォアマン、主演ジム・キャリーというコンビが成り立つほどに、米国における潜在的カウフマン支持者が存在するという事実。そして、映画から滲み出てくる制作スタッフたちの故カウフマンに対する思い入れに、驚きと共に感動しました。 しかし、あれほど破天荒な人物だから、彼の生き方に共感できない、っていう意見は当然アリでしょう。それでもジム・キャリーの演技自体の素晴らしさには、おそらく誰も異義を唱えることはできないはずです。似てる似てないのモノマネ的な観点でなく、純粋な「演技」として、ジム・キャリーの演技は高く評価できるのではないかと、僕は思うのです。 以上に加え、伝記映画という性質を考慮すると、カウフマンの生き様に己の琴線が触れなかったならば4,5,6 or 7点。触れたらば7,8,9 or 10点、ってところが妥当ではないかと。。抗議の意味を込めて、僕の評価は10点(^^)。 【中村】さん 10点(2003-07-11 03:33:21)
2.カウフマンの生涯を描く以上にジムのコメディアンとしての心意気が強く感じられました。ラバーフェイスのときのジムがいるような感覚でした。 【N!Ci】さん 10点(2001-11-30 16:15:52)
1.かなり好きな感じの映画。アンディの最後の歌が最高に良かったです。 【M】さん 10点(2000-11-25 21:39:21)
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【点数情報】
Review人数 |
104人 |
平均点数 |
6.35点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 2 | 1.92% |
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2 | 1 | 0.96% |
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3 | 4 | 3.85% |
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4 | 9 | 8.65% |
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5 | 13 | 12.50% |
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6 | 28 | 26.92% |
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7 | 17 | 16.35% |
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8 | 19 | 18.27% |
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9 | 6 | 5.77% |
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10 | 5 | 4.81% |
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【その他点数情報】
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