みんなのシネマレビュー |
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2.今年観た映画の中で現状ダントツのワースト1です。悪い映画の見本ような作品で、これを反面教師にすれば面白い映画が作れると思います。とにかく演出全般がクソ。個人的には、スーツのデザインは嫌いじゃありません。オリジナルに対して全く愛を感じませんし、カッコつけすぎてダサくなっている典型のデザインです。しかし、こういうデザインを活かしたギミックやアクション、そして世界観や物語が構築されていれば、別に構わないと思っていました。観る前までは。結果は、ただデザインが「カッコイイ」だけで、それをまったく活かしていないシロモノでした。スーツに限らず、画面に映るすべてがそんな調子。個々のディティールは悪くないと思ってます。CGだって、良い出来とは言えませんが、限られた予算と期間の中ではこんなもんでしょう(「ALWAYSの白組が制作」と宣伝で謳われてますが、エンドロールを見る限り、大半は別の会社がやってる模様)。ダメなのは、それらをストーリーテリングに活かす気が全く感じられない無能な演出です。美的感覚もゼロ。中野~新宿までの映像はなかなかのひどさです。オマエラは、この街のこの場所のこのアングルでヒーローや悪がアクションすれば、カッコイイ、美しいと、本当に思ったのか?監督を小突き回して聞いてみたいですよ。こういうダメな演出を観ると、なんだかんだ言って樋口真嗣って凄いんだなあ、と見直しました。ゴメンよシンちゃん。オレあなたのことを見くびってたよ。とまあ、ダメなところを取り出せば無限に出てくるので(良いとこないから)、そういう意味では面白い映画でした。予告編からしても凄いしね。「リーダーなら掟でなく、仲間を守れよ」「俺は1000万人を救うために一人を犠牲にする考え方を否定する」「全員救うぞ」うん、もう答え出たね。じゃあもう見なくていいよね。この映画を作った人たちは、ガッチャマンよりも大好きな「ダークナイト」「スカイフォール」「アベンジャーズ」の「見てくれ」とは違う「演出」をしっかり勉強してもらって、引退してください。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 1点(2013-08-25 03:40:52)(良:4票) 1.ひどい、ひどすぎる。 ①原作のスピリットなさすぎ 原作のガッチャマンは問答無用で悪をくじく正義のヒーローでした。 しかしこの映画は全く違い、まるで「ダークナイト」「ウォッチメン」のように正義についてウジウジ悩むシーンがたくさん登場します。 そういった傑作を模倣して善と悪に悩むヒーローを描きたいというのは理解できるのですが、そのニーズは「ガッチャマン」にはないでしょう。 「正義のゴリ押しっぷり」が作品のアツさのひとつであったのに、そこを否定している時点でどうかと思うわけです。 ②展開破綻しすぎ これがもう本当にひどい。 つぎつぎに「なんでそうなるの?」というツッコミが無尽蔵に出てきます。 そのツッコミどころは笑って済ませられるレベルじゃなく不愉快なレベルです。 ③セリフひどすぎ 自分は「登場人物が自分の心情をベラベラしゃべる」映画が大嫌いなのですが、この映画はKING OF 登場人物が自分の心情をベラベラしゃべる映画です。 役者の表情や展開で登場人物の想いを語ることは回避しまくって、登場人物は「私はこう思っているの!」と力説します。 中二病まっさかりなセリフは百歩譲って許せるのですが、全編こんな感じなので苦痛に感じるほどです。 ④剛力彩芽演じるヒロイン 台詞がひどいとは書きましたが、彼女の場合はひどいを通り越してマジで不愉快なレベルでした。 性格もかなり電波が入っていて、ことあるごとに主人公に好き好きアピールをする安いヒロインです。 そもそもガッチャマンに恋愛要素など不要ですし・・・ 剛力さんが悪いんじゃなく、事務所と脚本が悪いんだと思う。 どこかの映画のかっこういいシーンを模倣してあとはどうでもよさげで、敵を倒すとか言う前に仲間との内輪もめが続き、剛力彩芽がしゃべるたびに絶望するというやるせなさ。マジで見なくてもいいと思います。 【ヒナタカ】さん [映画館(邦画)] 1点(2013-08-24 23:42:56)(良:3票)
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