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【クチコミ・感想(4点検索)】
2.公開時の新聞に載った土井監督の言葉によると、テレビとは違って暗い館内でスクリーンに集中する映画の観客に説明しすぎないことに気をつけたとあって、それはおそらく前作『いま、会いにゆきます』があまりに説明しすぎたところの反省も含んでいるのだろうと思われるが、たしかにこの『涙そうそう』には説明をわざと抜いてるなと思わせる場所が多々見受けられる。とくに妹が登場するまでの兄の生活ぶりとか妹と兄のカノジョの初対面(観客にとっても初対面)で説明を排除したことはそれなりに映画を停滞させずに見せることに貢献しているとは思う。でも矛盾を起こしてはいけないとか意味を持たせなきゃいけないというところからは開放されていないので結局そこで説明じみたものが入っちゃう。例えば嵐の再会シーンに意味を持たせる為の子供時代の嵐のシーンは全編説明で成り立っている。例えば兄の過労を納得させるための詐欺事件はこの映画からえらく浮いている。見せたいものだけ自由に見せても観る者は勝手に想像力をもって理解してくれるものなのだ。そしてその想像をリードしてくれたら面白いものがきっと出来上がる。長澤まさみに、にーにーと呼ばれる。萌え萌えな想像を喚起するこの響きを利用しない手はないではないか。ああ、もったいない。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-02-16 18:46:46)
1.夏川りみが歌った「涙そうそう」の曲のイメージを基に、血のつながらない兄妹が互いに思いやり、支えあいながら暮らす様子を描いた物語。ストーリーは、一昔前の映画かと思えるくらいシンプルでストレートなもの。悪く言えば、ありきたりでご都合主義。だが、不思議と嘘臭さは感じられなかった。それは主演2人の自然かつ確かな演技力に負うところが大きい。ほんとにどこにでもいそうな普通の好青年を演じる妻夫木聡はリアルな生活感を漂わせていたし、長澤まさみにしても常に自然体で元気な演技は、見る者をほっとさせてくれる。土井監督曰く「今のこの2人でなければできなかった作品です。」 たしかに、この2人だからこそ成立しえた作品だと思う。 【ヴレア】さん [試写会(邦画)] 4点(2006-09-30 00:07:55)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
60人 |
平均点数 |
5.17点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 2 | 3.33% |
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2 | 4 | 6.67% |
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3 | 3 | 5.00% |
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4 | 9 | 15.00% |
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5 | 17 | 28.33% |
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6 | 11 | 18.33% |
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7 | 9 | 15.00% |
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8 | 4 | 6.67% |
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9 | 1 | 1.67% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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