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【クチコミ・感想(4点検索)】
2.いちおう抜け荷がらみの話なので、悪の側がひっそりと動くのは分かるが、それにしても厚みがない。悪いお殿さまと悪い商人・銭屋が剥き出しで存在して、それを取り巻くグラデーションが感じられない。ナンバー2なり、その手下どもなりのピラミッドが想像され得ない。玉緒さんはかつて縁があったんだから唐突に城内に現われるのも分かるけど、狂四郎も唐突に江戸藩邸内に出現する。手下は何をしているのだ。チームが存在しない若山富三郎も所在なげで、いちおう狂四郎と吊り合う一匹狼的存在のようだが、なら何をしたいのか・なんでそこにいて飛んだり跳ねたりしているのかが、よく分からない。二人ともけっきょくのところこの事態に対する態度がよく分からないので、最後に砂丘で向かい合っても盛り上がらない。砂地での争いって足跡が残るのでカメラマンが撮影するの面倒だと思うが、すぐに踏み荒らされていて誰の足跡か分からないようになっていた。けっきょくモヤモヤしたまま、崖っぷちに狂四郎が立てば、終わったんだな、とは思えるのであった。/今ほかの方のレビューを読んでたら、鱗歌さんが音楽が「春の祭典」に似てると指摘されていた。まったく同じ印象を持ったので嬉しかった。坊さん連中がぞろぞろ塀ぎわを歩くあたりだと思うが、『羅生門』の「ボレロ」より似ていて、盗用ギリギリの線。これから同曲を聴くと『ファンタジア』ではなく、坊さんの行列が出てきそうだ。 【なんのかんの】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-09-15 09:46:41)(良:1票)
1.記念すべき市川雷蔵の眠狂四郎シリーズ1作目。なのだが、大不評の今作。何がダメかって狂四郎が気さくで明るすぎるのだ!と言うことで本シリーズに興味を持った方にはいつも2作目以降をお薦めしている。それにしても田中徳三は一体何処へ行こうとしていたのやら。アクション時代劇がやりたかったのか?それにしてはショボいアクションシーン。陳孫みたいなインチキヤローには円月殺法を使うまでもないゾ!原作読み直して出直しやがれだ(実際田中徳三は68年の「眠狂四郎女地獄」で出直すんだけど)。 【黒猫クロマティ】さん 4点(2004-03-15 12:57:49)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
18人 |
平均点数 |
5.17点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 5.56% |
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3 | 1 | 5.56% |
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4 | 4 | 22.22% |
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5 | 3 | 16.67% |
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6 | 7 | 38.89% |
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7 | 1 | 5.56% |
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8 | 1 | 5.56% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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