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【クチコミ・感想(5点検索)】
7.「エリザベス・テイラーのファッションショー」とは言いえて妙だと感心するが、そのファッションがとても美しいのだ。背景となるエジプト王宮も、実際がどうだったのかはさておき、豪華でなかなかのもの。ローマ入場シーンの迫力もすごい。ストーリーは特にどうということもないのだが、ファッションだけでこの長丁場、十分堪能できました。 【駆けてゆく雲】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-09-10 16:49:57)
6.久しぶりに観たけど昔観たときと印象は変わらず、とにかく「金掛かってんな~」と。撮影当時、現場は映画史に残るグダグダっぷりだったことは有名だけど特別酷い仕上がりとも思えず、大道具、小道具、そしてエキストラの実物の持つ迫力が作品に重量感を与えている。個人的には「ベンハー」や「十戒」よりも造り込まれていたように思う。只、ストーリーが世界史の上辺の部分を淡々となぞるだけで、尺も長すぎるので正直ちょっと退屈。今現在の感覚ならば一般受けとは程遠いかもしれない。 【J.J.フォーラム】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-11-21 00:26:36)
5.エジプト王宮の豪華なセットやエクストラを多用したスペクタクル、エリザベス・テーラーを始めとする名優を投入した豪華キャスト・・・なのに「ベン・ハー」のように好きになれないのは、やはり、プトレマイオス朝エジプトやクレオパトラの生き方そのものにあまり魅力がないせいだと思います。クレオパトラを最後に滅亡したプトレマイオス朝エジプトは元来ギリシア人の征服王朝で、ギリシア系の王族や貴族の白い肌と彫りの深い顔立ちを維持するために近親結婚を繰り返したので、遅かれ早かれ王室や高級官僚にとんでもない劣性遺伝が顕在化して滅びる運命だったのです。それに王朝の存続だけを考えてローマの武将に肌を許すクレオパトラは女王というよりも超高級娼婦だし、シーザーにとってはクレオパトラを愛人にすることはエジプトを征服するのに自分の部下の血を流さずに済む一挙両得の方法だったし、アントニーに至っては悲しいかな、本国ローマでシーザーほどの人望もなく、帰国してもシーザーの養子のオクタビアヌスに頭を押さえられてうだつが上がりそうにないのでクレオパトラと結んでエジプト王になろう、と考えたのに決まっているのです。いくら名優でも史実を超えることはできないということだと思います。だったら、いっそのことレックス・ハリソン主演で「ジュリアス・シーザー」という映画を作り、「ブレイブハート」のような北方民族とローマ軍の戦闘もふんだんに描き、E.テーラーが助演としてシーザーの最後の勝利を恋愛で飾ったクレオパトラという女を演じたら(アントニーはコケになりますが)もっとダイナミックで納得のいく作品になったと思うのですがもう遅い。また、歴史に翻弄される男女関係の無常をテーマとしてストーリーを構築するのならスペクタクルではなく、女王や武将の地位を忘れさせるようなシンプルな舞台で照明だけを使ってシェークスピアの台詞を語るようなのがいいんじゃないでしょうか・・・? 【かわまり】さん 5点(2004-04-07 02:17:43)
4.20世紀フォックスを経営の危機に陥らせてまでこの映画が目指したもの、というのが見えないのがツラいです。巨大なセットや凄い数のエキストラ、でも、そんな事がクレオパトラの生涯を描くのに重要な要素には思えず、そもそもエリザベス・テイラーの存在感はあっても、そこからクレオパトラという女性の魅力、というのにも繋がってゆかず・・・。この女性が大きな時代を作り歴史を作っていった、そこに製作者なりの視点が見られず、無理にスペクタクルな要素を盛り込みましたみたいな感じで、製作当時としても、話題先行の空疎な大作って感じだったんじゃないかなぁ、なんて思いました。リバイバルでテアトル東京のシネラマで見られた事だけは大切な思い出となりましたが(中学校の映画教室でテアトル東京の2階席貸切ってのも、今考えたらすっごい贅沢・・・)。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 5点(2003-12-03 09:51:58)
3.歴史映画は嫌いじゃないですがー・・・長いんですよ、長い!ああ淡々と叙述的に盛り上がりもなく4時間やられると、教科書片手に1限~4限、午前中全部歴史の授業、というくらいにつらいです(笑)でも最後の死に様は素敵だったなぁ。 【ticketyboo】さん 5点(2003-12-01 08:18:54)
2. かの20世紀フォックス社を倒産寸前に追い込んだ伝説の超大作歴史スペクタクル映画がコイツ!!”史上最大の金の無駄遣い”という触れ込みに偽りナシ。第一、クレオパトラの野心に燃えた生涯を描くにはエリザベス・テイラー老け過ぎ!だったら、レックス・ハリスン演じるシーザーと出会う序盤はダブル・キャストで別の若い女優立てなきゃ!!終盤のオクタヴィアヌス(演じるはロディ・マクドウォール!)に敗北する頃なら別にテイラーで年齢的にもオッケーなんだけど。アントニーを演じたリチャード・バートンとチャッカリ結婚したテイラーはゴキゲンだったかもしれんが、とんだ貧乏クジを引いたジョゼフ・L・マンキウィッツ監督と観客の我々は呆気に取られるばかり…。 【へちょちょ】さん 5点(2003-01-27 01:50:04)(笑:1票)
1.大作という割にはあか抜けない。「ベンハー」や「十戒」と並ぶようなセットやそれによる雰囲気を出してはいるが、内容が伴わない。もっと色んな出来事があった人物だと思うので、もう少しどうにかして欲しかった。 【恥部@研】さん 5点(2002-12-11 19:05:38)
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【点数情報】
Review人数 |
32人 |
平均点数 |
5.84点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 2 | 6.25% |
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4 | 2 | 6.25% |
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5 | 9 | 28.12% |
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6 | 9 | 28.12% |
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7 | 7 | 21.88% |
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8 | 2 | 6.25% |
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9 | 1 | 3.12% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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