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【クチコミ・感想(5点検索)】
2.愛というロマンチックに傾きがちなものに、エイズは即物的に障害を与える。エイズを映画で取り上げるにはそこらへんにポイントが生まれてくると思うんだけど、これはけっきょく最後にはさして突き詰めないまま精神性に走ってしまい、つまんなかった。ロマンチックから離れるには性の滑稽味を対比させるという手もあるが、実際エイズになっていた作家に、そういうゆとりを期待するのは残酷かもしれない。しかしどうも自分勝手な二人に見え、この映画のつまらなさは、死病と関係なくこの二人の個性としてのだらしなさに由来しているようで、彼らにつきあい続けても何らかの普遍性に至れるとは思えなかった。ヒステリーで表現してしまうことのつまらなさ。自分の病気を記録していこう、といったドキュメンタリー的な視点があったら価値のあるフィルムが生まれただろうが、自分の死を目前にしたら、まあ自分の生がロマンチックなものだったと総括したくなるのは分かるな。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-09-03 10:03:52)
1.作品としてはかなり荒削りですね。素人が撮った映画、そんな感じ。フランス人が全部こうだとは思わないけれど、まあハチャメチャな生活を送ってるわけですよ、主人公は。主演、監督、音楽を手がけたシリル・コラールの自伝的映画なのでしょう。エイズに感染し確実に近づいてくる死、その前に自分が生きた、存在した証を残したかったのでしょうか。その熱意は充分伝わりました。ロマーヌ・ボーランジェも熱演でしたけど、ちょっとオーバーアクトだったかな?エイズ患者とわかったあと、避妊具を付けようとしてるのをやめさせて行為に及んでいながらあのヒステリックな行動はいかがなもの?まあ、イっちゃってるふたりであることは確かでした。でも自業自得といってしまえばそれまでだけど、性行為、バイセクシャルはいけないことではないわけですからね。ラストのシリル・コラールのアップの表情は忘れられません。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-05-08 00:07:08)
マーク説明 |
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《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
15人 |
平均点数 |
6.27点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 1 | 6.67% |
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3 | 1 | 6.67% |
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4 | 2 | 13.33% |
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5 | 3 | 20.00% |
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6 | 2 | 13.33% |
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7 | 1 | 6.67% |
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8 | 1 | 6.67% |
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9 | 1 | 6.67% |
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10 | 3 | 20.00% |
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【その他点数情報】
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