みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
16.街を破壊しまくる迷惑な親子に完膚なきまでに空気を読めないお嬢様。これらのキャラに圧されたせいか主人公の影が薄かったような…。まあお嬢様のキャラは割と好きでした。内容は最初の方は引き込まれたんですが後半(城が動き出したあたり)から退屈でした。どいつもこいつも自分勝手で振り回される主人公が哀れ。じいさんの声が聞き取りにくくて困りました。 【しゃる】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-03-02 13:53:55) 15.歯車の付いたアナログな機械がガチャガッチャするところ。そして蒸気がプシュー、プシュー、モワモワっとなる画。機械類の描写力には目を見張るものがありました。美術だけなら満点級です。ただ、映像以外の点で訴えかけるものを感じませんでした。冒険活劇っぽいわりに娯楽性に欠けていたように思います。あと多くの方が指摘していますが、声優陣について。大友作品独特の乾いた空気(スチームボーイなのに変ですけど)にはいわゆるアニメ声の声優は合わないです。しかしだからといってプロの声優を使わなくてもOKというわけではありません。鈴木杏のように作品の世界に合っていれば、多少技術が伴わなくても“味”として受け入れられますが、それは稀有な例です。やはり“餅は餅屋”。本職に任せたほうが作品のレベルは確実に上がると思います。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2006-07-19 21:08:35) 14.今話題だからか児玉さんの声が違和感があった 絵は綺麗でしたね 【マーガレット81】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-05-21 21:28:15) 13.スカーレット嬢が宮崎アニメのヒロインみたいじゃないのは、むしろ新鮮。母なき子の悲哀などカケラもない潔さ。カラーなのに見た後の印象は灰色一色のこの世界では、彼女のその名に恥じぬ緋色の尊大さだけが生気を放つ。歴史あるロンドンの街並を派手にぶっこわしたのも世界初? 【レイン】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-01-13 20:22:32) 12.大友克洋の世界観とあってないなぁっと思っていたが、本編の土手を駆けるシーンなどを見てもそれは強く感じる。そっちは宮崎駿やろ?って思ってしまう。 ただかなり面白くないだろうっと予想していたので、そこまで駄目じゃなかった。科学に対する親子の対立や言い争いも見ていて面白かったし、ラストは大変な事が起きていているんだ感もあって(スケール感)良かった。 お嬢様の声やキャラクターが、なぜか非情にむかむかした。 【六爺】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-10 02:38:36)(笑:1票) 11.大友克洋大好きですが、本作はあらゆる意味で中途半端な気がしました。 【hayakawadotcom】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-05-13 03:29:30) 10.エディの動く城 【カズユキ】さん 5点(2004-12-21 03:23:51) 9.小西真奈美さんの声が素敵でした。声優さんでもやっていけるんじゃない? 【ひろすけ】さん 5点(2004-10-29 23:02:21) 8.大友先生、凝り過ぎです。ちょっとひとりよがりかも。『童夢』『さよならにっぽん』の頃の粗削りな美しさを望むのは決してノスタルジーだけではないと思うのですが… 【つむじ風】さん 5点(2004-09-23 01:29:33) 7.期待して観に行ったから期待ハズレ。中盤、寝てしまった。 【おれおれ41】さん 5点(2004-09-03 15:18:39) 6.大きな力をめぐり三つ巴、四つ巴の大乱闘。最後はひたすら破壊の大スペクタクル。良くも悪くも「AKIRA」から全く進歩していないストーリーは大いに結構だが、それだったら強烈なバイオレンス描写も盛り込んでほしかった。ロイドとエディには本気で殺しあってほしかったし、スカーレットは暴走したスチーム城の歯車に挟まって血まみれで圧死すべきだった。勿論、音楽は芸能山城組で。もしそうだったら「AKIRA」を越える大傑作が生まれたかもしれないのに・・・。 【終末婚】さん [映画館(吹替)] 5点(2004-08-07 11:15:26) 5.おそらく『AKIRA』的な世界観を求めて観てしまうと肩透かしを喰らうであろう。映像美は申し分ない。大友氏もこだわっただけことはある。特にロンドンやマンチェスターの風景描写には目を瞠るものがあった。しかし気になる点は大いにある。最大のネックはストーリーの破綻、これに尽きるだろう。場面はどこかで観たようなシーンが多くオリジナリティを感じられず、声優にもやや違和感あり。辻褄の合わない箇所も見られ、強引に映像の迫力のみで展開している印象を受ける。人物設定は子供向けにわかりやすくしているのだろうが、逆にチープな印象を植え付けてしまった。多くの方がレビューで宮崎氏の『天空の城ラピュタ』を連想したようだが、私もその一人である。文明進化への警告を隠喩している点や、少年と少女の冒険活劇(風味)といった部分がそう思わせるのだろう。大友氏には世間に媚びたりせずに独特の世界観を今後は貫いていってほしいと願わずにはいられない。 【HARVEST】さん 5点(2004-08-02 17:43:09) 4.宮崎駿監督の作品ですと言われたら信じてしまいそう。大友克洋の色がでていない様に思います。悪い作品ではないんですが…。 【たま】さん 5点(2004-08-01 21:13:36) 3.すごく乱暴で大雑把な言い方をすれば、作家(映画監督に限らず、だけど)は1.受け手に対するサービス精神が作品に現れる、「大衆性」を持ったタイプと、2.自らの「表現衝動」をまんま作品にブチ込んでしまう、「カルト性」を持ったタイプの二種類に大別出来ると思う(これは別にどっちが良いとか悪いとかではないです、念のため)。例えば(少なくとも80年代までの)宮崎駿なんかは前者で、大友克洋は明らかに後者だ。で、今回の作品でも大友克洋がもっとも表現したかったのは噴き出す蒸気や各種のメカ・兵器、そして父親と一体化し英国の街を蹂躙するスチーム城(だけ)で、実は「少年が主人公の冒険活劇」とか「科学は果たして人に幸福をもたらすのか?」といったテーマはどーでもいい、というのは言い過ぎかもしれないが、あくまで「あと付け」だったのではないかと思う。実際大友監督はインタビューで、「少年が主人公の冒険活劇」をテーマにした理由について「新作ではコンピューターを導入したりすることで予算がかかるので、(資金を回収するため)マニアックなものではなく、低年齢層にもウケるような間口の広い作品にしたかった」という趣旨のことを語っている。しかし、例えば「イノセンス」は決して間口の広い作品ではないにもかかわらずヒットしたし、少し前の作品だが「エヴァンゲリオン」も(興行成績的には)大成功だった筈だ。そう考えると妙に「ウケ」を狙った「ラピュタ」の二番煎じのような作品よりも、「ウルァ!こっれっがっ大友克洋ワールドじゃあああ!」ってな感じの作品のほうが良かったし、ちゃんとヒットもしたのではないかなーと思う。多分今って「アキラ」の頃より「世界のオタク化」が進んでるしね、良くも悪くも。 【ぐるぐる】さん 5点(2004-07-27 15:51:14)(良:5票) 2.AKIRAを観た衝撃から幾年月、期待に胸を躍らせて観に行った大作。期待を超えてオドロキ、ではなく、従来の大友ワールドとはまた違った世界が新鮮に映った。かつての「AKIRA」や「MEMORIES」に見られた彼独特の毒の世界は鳴りを潜め、一転あまりにも分かりやすい物語やテーマ。お子さまでも楽しめるような内容に若干拍子抜けしないでもなかったが、それでも迫力のある凝った映像のクオリティは間違いなく大友克洋だったし、スッキリと充分に楽しめたので良し。最初の家からスチームボールを抱えて脱走する廊下など、実写さながらのスピーディーなカメラワークが良かった。映画自体の完成度の高さは理解できるが、やはり個人的には彼のシュールでダークな世界の方が彼らしいと思う。 【six-coin】さん 5点(2004-07-27 00:50:47) 1.このアニメ映画が他のアニメ映画と決定的に違う点・・・それは、「観客を楽しませようとしているか否か」ということだと思います。この点でスチームボーイは全く観客が考慮の外におかれています。ストーリーも単純で普通だし、キャラクターも全く立っていない。脚本も意味不明。メッセージ性もカンペキに後付けです。作者はただただ純粋に、こういう「蒸気とパイプとメカ」の世界を描きたくってたまらなかったのでしょう。蒸気と歯車、そして無数の破片を画面の中で踊らせるのが楽しくて仕方がない・・・それだけはビシビシ伝わってきます。最初は見ていて頭に来ていましたが、ここまでのレベルで最後までずっと貫き通されると、感銘すら覚えます。観客に媚びず、ひたすら己の表現を極める。アニメーションだから出来ることにこだわる。作品としてはお世辞にも面白いとは言えないけれど、あえて言うとすれば「参った!」という感じでした。メリーゴーランドとか出してくるセンスにはもう苦笑いするしかないです。。 【おしりはばとび】さん 5点(2004-07-19 23:58:41)
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