みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
3.久し振りに見応えのある和製ホラーを観た。やはり日本の怪談は「オンナの情念」を描くところにある。タイトルロールの「おろち」は狂言回し的な役柄に過ぎず、業の深さから自滅していく人間の姿をただ見守っている。おろちを演じる谷村美月の謎めいた美少女ぶりも素晴らしい。勿論、木村佳乃と中越典子のバトルも見応えあり。ラストのオチはよく出来た怪談を思わせ、鳥肌が立った。シリーズ化希望。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-05-16 18:24:04) 2.物語としては間違いなく面白いんだけど、映画の作りに問題あり。 特におろちが語り過ぎ。 もう少し静かに見守ることはできなかったのだろうか。 それにしても、木村佳乃が怖かった。 この人はコミカルな役をやっても頭がおかしいんじゃないかという狂気を醸し出していたけど、怖い役で狂気を醸し出されると、ほんとに怖くなるので勘弁してください。 ホラーはちょっと苦手なんです。 その相手役として抜擢された中越典子も負けず劣らず怖くて、二大女優の間に挟まれて谷村美月が少し気の毒な感じでしたね。 決して下手ではないんだけど、貫禄という意味で少し物足りなかった。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-01-06 15:49:27) 1.この原作と「恐怖」シリーズの中の『うばわれた心臓』、『洗礼』あたりの漫画が幼少の頃の私のトラウマになっています。梅図かずお原作は、疑う事を知らない清らかなコドモゴゴロにはすさまじいインパクトでした。それだけに映像化されたこの作品、イメージが損なわれそうで観ようか観まいか躊躇してました。・・・まあ無難な映画化でしょう。「阿修羅のごとく」あたりからひねった役どころに積極的に挑戦し続けている木村佳乃がいかにも望んで演じたくなるような役。原作の『姉妹』と『洗礼』をつなぎ合わせたような展開。でもこの映画だけをみたら、「おろち」が一体どんな存在なのか、分かりにくくないですか?原作読んでた自分でも、何だかよくわからんモヤモヤした存在に思えたぞ。梅図センセイの恐怖漫画ヒロイン独特の表情、「頭の両側面に手の平を当てて(ひいいいいいいいいいいいいい~!!)」の構図が出て来なかったのがちょっと残念。でも、ま、こんなモンでしょ。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-10-10 09:57:10)
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