みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
12.くすっと笑えるシーンもいくつかあった。 何より、それらがドリフにずいぶん影響を与えていることに改めて気づいた。こういう時代の笑いがその後長くに渡って日本で受け継がれていたことが驚き。冒頭の第一次世界大戦のシーン、導火線の火を確認させるのに、上官から部下に順番に押しつけていって、最後がいない、みたいなギャグは、ドリフの定番になっていた。そうした小さなギャグを積み重ねていって、お話を構成しているのだけれど、「くすっと」笑うくらいのもので、それが大きな感動につながってくるとそうでもなかったように思う。 「昔の人は、こういうものをおもしろがっていたんだなあ」というか。ただ、英語のネイティブでないものに、偽ドイツ語の演説がそれっぽく楽しめなかったということはあったろうと思う。サイレント映画をこだわりをもって作ってきた人が、(タモリのような)早口の「語りの芸」を見せて打って出たのはすごいとは思うけれど。当時の人もきっと驚いただろうとは思った。 最後の演説は、とってつけたようで、これまで民主主義を批判していた独裁者本人がいきなり、独裁体制批判を言いだしても、聴衆は困惑しただけだったろうに感じた。そうした間を埋める工夫が何もなかったので、これで「感動しろ」と言われても苦しい。 当時の時代を知り、後への影響を学ぶ作品としては、今でも見る価値はあるとは思う。 【KazumaK】さん [インターネット(字幕)] 6点(2025-03-02 17:04:00) 11.面白いシーンもありましたが、総合的に考えるとラストの演説以外はイマイチだったように感じます。チャップリンの映画の中では最も売れた作品だそうですが、個人的にはマンセーするほどではありませんでした。いえいえ十分に面白い作品でしたが・・ 彼がしゃべるのが嫌なのです。個人的には1920年代までのしゃべらないチャップリンが好きです。 やはりこの作品の肝は1940年代当時、全世界に向けて自分の顔と名前を晒して、、(暗に)正々堂々と批判するのが凄いです。批判する相手が相手なだけに、、ほとんど正気の沙汰とは思えない行動です。ただし、演説のほうは決してヒルケン(ヒトラー)や独裁だけを批判している訳ではなく、民主主義や機械主義(産業主義)からくる貧欲によって世界がゆがんでいることを憂いています。また人類は知識や富を得たことで他人を思いやらなくなったとも。 人種を超えてもっと扶助精神で助け合って対等かつ自由であるべきといいいますが、この理念は一歩間違えば共産主義とも思えなくもない考え方です。最後には肌の色や上下は関係なく互いが互いの犠牲にならないよう、お互い様の精神で自由な人生を楽しめと締めくくります。非常によく出来た演説ではありますが、お金持ち&権力を持った人からこの理念を遂行しないといけない訳なので、やはりちょっと理想論過ぎるかなと感じてしまいました。(ゲットーの人たちは自分の命すら危うかった訳で、他人を助けている場合ではなかったはずです) で、本作のお笑いポイントはやはりコインのシーンや、ヒルケンがイタリアの首相に頭が上がらないところなどでしょうかw あと地味にヒルケンの秘書たちの態度や仕草も笑えました。。ヒルケンとゲットーの床屋が瓜二つの姿であった説明が一切なく少々違和感を覚えますし、本作は喜劇というには少し真面目過ぎる印象です。政治色が強い作品なのであえて厳しめの点数にしておきます。(評価的には7点ですがあえて6点としました) 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-11-08 17:38:27) 10.ナチスが正しいとは思わないが、かといってアメリカが正しいわけでもない。チャップリンはこのことをその後思い知るわけだが。最後の演説では知性や知識を批判しており、「反知性主義」的な印象も受ける。そういった民主主義がどうなるのかは、トランプ登場で具現化されている。そもそもヒトラーを生んだのは民主主義であって、そこに知性や知識はあったのか?情緒的な感情に基づく大衆民主主義こそ知性や知識によって常に懐疑し、ポピュリズム的モンスターが登場しないように監視すべき対象であると思うが。安易な民主主義礼賛は警戒すべきである。実は最後の演説までもがコントであり、民主主義の愚かさや危険性を皮肉的に表現しているのならば、素晴らしい作品ではある。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-28 11:49:47)(良:1票) 9.床屋のチャーリーがおっちょこちょいなのはわかりますが、独裁者のヒンケルまでおっちょこちょいなのには笑ってしまいました。演説は、床屋でも独裁者でもないチャップリン自身がセリフを言っている様な感じでした。 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-23 09:15:41) 8.コミカルな動きがいい。 【フッと猿死体】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-11 16:34:03) 7.この時代にこの映画を作れたことは驚愕します。その時の時代を生きていたら評価は変わっていたかもしれないが。。 【ホットチョコレート】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2006-05-21 07:02:43) 6.最後の演説、高校のときの英語の教科書に出てた気がする。 【北海道日本ハム優勝】さん 6点(2004-01-01 15:42:45) 5.チャップリンの映画の中では、いやすべての映画の中でも異色作。最後の演説シーンは、もう映画とは言い難い。そこに立っているのは劇中の床屋さんではなくまぎれもなくチャールズ・チャップリンその人である。劇中で十分にナチスを批判しているのに、演説は必要なのであろうか?もちろんこの作品自体が命がけのメッセージで、それをしたチャップリンは凄いと思う。ココの皆様のレビューを拝見していると改めてその偉大さに感服する。ずっと点数つけるの迷ってたんですがこの点数、お許しを。 【R&A】さん 6点(2003-11-22 12:36:39) 4.笑います。ドリフみたい。というか、ドリフが真似たのか。 この映画作成最中~上映時には、ポーランド侵攻、フランス侵攻が進んでいるのだけれど、映画では、主として、ムッソリーニと争うオーストリア問題。 チャップリンの最初のトーキー映画ですが、『モダン・タイムス』の“ティティナ”ばりに、ドイツ語みたいなんだけど、ドイツ語じゃないせりふがおかしいです。タモリみたい。というか、タモリが真似たのか。 チャップリンの結婚相手で唯一20歳代(他は10代)のポーレット・ゴダードが可憐です。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2003-11-13 21:44:15) 3.独裁者と入れ替わるって発想は良かったのに、最後の演説が長くてちょっとうんざりです。チャップリンの出自からして必死だったんでしょう 【malvinas】さん [映画館(字幕)] 6点(2003-10-18 23:59:47) 2.改めてコメディアンの原点の動きに脱帽。でも今の感覚で素直に見ると「わはは~!」と笑うよりは「ほほう」と感心してしまう。笑いとしての古典の宿命。 【チューン】さん 6点(2003-02-10 01:00:26) 1.ごめんなさいm(_ _)mこーゆうテーマの映画って苦手なんです・・(^-^;でも最後の演説には私も共感しました。チャップリンだからこそ観れた映画でした。他の作品同様、チャップリンの演技は最高でした。 【ばかうけ】さん 6点(2001-12-14 22:21:06)
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