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【クチコミ・感想(6点検索)】
3.どこでも映っているアメリカのテレビ、そのノンキさの対照のように映画には腐臭が漂う。『ガルシアの首』はボスの怒りゆえだったが、こちらは友愛ゆえ、でも死臭漂う執念を見せるのは同じ。腐敗を見せつけることも裁きの一環か。罪に向かわせる旅となった。いつのまにか師弟のように見える二人、ってジャンルの映画があるな。男の映画として一つの型になっている。盲人の農夫のエピソードが好き。食料を届けるせがれはガンで死んだらしい。何かしてほしいことは? に対して、撃ってくれ、と言う。荒涼とした生がここにはある。あとで国境警備隊が来たときは、欲しいものは? に対して、ない、とキッパリ言う。心の通う者と通わぬ者との違い。メキシコの乾いた風景がこの物語にふさわしい。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-09-29 09:54:50)
2.一見すると、罪をおかした人間が悔い改めたように見えるが、じつは主人公の暴力に屈しただけという見方もできる。いかにもアメリカ的な解決方法で、罰を与えた本人のみがカタルシスを得ている。ようするに、殺すか?それとも赦すか?という以前に「何ゆえにお前が裁くのだ?」という疑問を持ってしまう。もし人を裁くことについて監督に質問をしたら「親友だからその権利はある」と答えるのだろうか?これを見ていると、「友情」という1つのテーマは、単に罪をおかした人間に罰を与えるための手段に過ぎない気がしてならない。ちなみにアメリカという国は常に何かに対して「許さねえ!やっつけてやる」と叫んでいる。その怒りの源泉は分かりやすくいうと「義憤」である。本作の主人公の奇怪な行動もシンプルに説明するならばそれは「義憤」になる。日本人からすれば、たったこれだけの理由で?と思われる義憤でアメリカ人は時々激しい攻撃性を発揮する。しかもそれは自己陶酔をおびた義憤だから始末に終えない。主人公の老カウボーイはまさに典型的なアメリカ人を表現していた。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-19 18:57:35)
1.ちょい悪おやじはカッコイイですね。 【たま】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-04-03 22:55:55)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
21人 |
平均点数 |
5.95点 |
0 | 1 | 4.76% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 2 | 9.52% |
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5 | 2 | 9.52% |
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6 | 9 | 42.86% |
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7 | 4 | 19.05% |
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8 | 2 | 9.52% |
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9 | 1 | 4.76% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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