みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
7.ジブリ映画として考えたら地味だしちょっと暗いけど、この程度の説明不足の映画なんて山ほどあるし、中盤以降は黒幕クモのキャラが面白くてグッと話が締まったと思う。巷で言われるほどの酷評はちょっと大袈裟なのでは。 【54dayo】さん [地上波(邦画)] 6点(2018-01-13 14:25:50) 6.確かに名作揃いの宮崎駿作品と較べると格段に落ちるのですが、アニメ映画としては中の上くらいの出来にはあるように感じました。全体的に骨太で浮ついた所がないのは個人的に好印象です。ただ悪役が本当に悪役なんですよね。駿作品だと悪役でもどこか憎めない人間臭い所があるのですが、ゲド戦記の悪役は嫌らしい面しか見せません。そうしたキャラクターの魅力の奥深さを表現できていないのが残念な所です。 【もんでんどん】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-09-12 14:30:56) 5.中盤の間延びしたような展開や意味不明な部分が気になったが、思ったほど悪くは無かった。ただ、手嶌葵の棒読み台詞と歌が耳障りだった。 【クロ】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-07-29 16:20:34) 4.世間の評判がそうとうにヒドかったので、どれだけクソつまらない作品なのか笑ってやるつもりで見たのだけど、なんだそんな言うほどクソでもない。それなりに楽しめた。 まあ、世間で批判を受けている部分はおおむね同意ではある。「説明不足」というか、ほんとにわけ分からん所が多すぎる。なんでアランは親父を殺したのか。テルーはなんで竜になったのか(元々竜だった?)など、枚挙にいとまがない。 キャラクターにも魅力を感じない。主人公もテルーも何を考えているのか分からない。 テーマの描き方にも問題あり。テーマは「命」。一度きりの命を精一杯生きること、なんだろうけど、そんな根幹のテーマの割にそのテーマにからんだ「不死の命」がどーたらといった話が、物語の途中からふってわいたように出てくるのも問題だ。 しかし、まあ普通に最後まで見れたので、後半があまりにグダグダだった前作「ハウル」よりかは面白かった。 【椎名みかん】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-07-28 00:16:01) 3.ジブリと言えどもヒト違うんだしそんなに期待しなければ、勧善懲悪ラブストーリーがふつうに楽しい。少年の成長も、オバサン心をくすぐられます~♪その声が岡田クンっていうのもイイね!!浅く見る人はこのレベルで十分見られるし、ユング用語の影の意味を知ってるとかマニアックな知識がある人はもっと深いレベルで楽しめる。映画館であのソロの歌を(ブレスの音まで!)聞けたのはよかった。 ただ、アニメのコマ割りというのでしょうか、つなぎがなんか変で違和感あったのが残念。 【●えすかるご●】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-10-06 22:19:16) 2.映画監督の小栗康平さんがおっしゃっていることだが、「アニメーションには実存がいないという致命的な点がある」ということがまさに当てはまる作品だったと思う。「ゲド戦記」は題材として、人間の内面が非常に強く関わっている。人間の内面を描くには様々な手法があるけれど、僕らが日常的に特に多く用いているのが「顔の表情」ではないだろうか。アニメーションの限界は、「表情」の複雑さが表現しにくいという点にある。「モナリザ」とかはなんかありげだけど。今までのジブリの作品は、確かに難しくて複雑なテーマを扱ってきた。でも過去のジブリ作品で複雑さを担保するのは、キャラクターの顔ではなく、世界構造の複雑さだったのではないか。紅の豚ので、なぜ「豚」なのか考えると、まさに世界構造の複雑さを生み出していくアイデアだとしか思えない。そこでゲド戦記を見てみるとと、もっとも複雑なのは、ゲドを原点とした世界構造であるはずなのに、あえてアレンとテルーの物語にしたことで、世界構造の奥行きがあさくなり、しかも、最後の砦である若い二人の表情がアニメでは複雑に表現できないのであるから、この作品は無謀であるといわざるを得ない。でも、分かってそうしているなら、今後がんばって欲しい。その意味の期待感をこめてすこし甘めに6点。 【wunderlich】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-08-20 12:44:03) 1.「ハウルの動く城」で著しく失望をした。が、それでも僕は、自分の「映画を観る」ということを構築してくれた“天才”の息子の処女作に期待せずにはいられなかった。 結論から言うと、映画作品としては「ハウル~」よりはよっぽど面白い。それは確実。でも、宮崎映画の他の傑作たちの内どれか一つにでも匹敵するか、もしくは何かそういう要素があるかというと、それもない。 テーマはあり、物語もある程度まとまっているが、映画としてそれほど大きな魅力がないという感じだろうか。 一番分かりやすい要素を挙げると、キャラクターにインパクトがないというところだろう。それぞれが様々な葛藤や想いを抱えてはいるが、映画のメインとして語るべきキャラクターにどれも達していない。だから、展開の起伏のわりにどうも抑揚が付かず淡々とした印象を受けてしまった。 まあそれでも。何といっても「処女作」なわけで、充分な及第点レベルだとは思う。 でもね。やはり「天才の息子」というレッテルは絶対に付いてまわる。どうやったって酷評は逃れられないだろう。 何度も言うが、「ハウル」よりは面白いがね。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-08-01 22:47:48)
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