みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
7.夢か現実かって「イノセンス」を彷彿させましたよ。パレードもどっかでみたような感じだし。でもまあ全体の雰囲気は嫌いじゃないしパプリカもかわいかったので良しかな。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-04-14 23:09:15) 6.夢や妄想が暴走する作風はこの監督の得意分野ではあるけど、この作品においてはその侵食が進み過ぎて、作品としての面白味に欠けているような気がする。 夢と現実の境界を明確に区分けするのは難しいけど、恐らく物語の8割ほどが夢に支配されている。 理想を言うなら、夢をスパイスとして使う程度の方が本来の物語が持つサスペンス性が際立ったような気がする。 最終的にはいくつかの伏線が着地していたものの、作品自体が夢に侵食され過ぎていて、現実的なストーリーとして受け入れるのが難しかった。 それでも、パプリカを脱ぐシーンなど、映像的な斬新さは感じられたので、得したような気もするけどね。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-11-04 23:51:49) 5.これまでアイドルや映画女優など、人の夢の中で生きる女性を描いてきた監督だから、うってつけの題材のはず。イメージが氾濫する映像にもっと面白がってもいいのに、と自分で思いつつ、もひとつノレなかったのはなぜなんだろう。夢が画面を変形し、夢が画面に侵入してくる。たとえば映画館の天井から夢の内容物が静かに落下してくるあたりなどの瞬間瞬間はワクワクするのだが、それらが一本の映画作品としてのうねりにはなってくれないのだ。サービスし過ぎでこちらが夢に麻痺してしまったのか。パレードをラストの登場まで伏せておくなど、も少し抑えがあったほうが良かったかもしれない、などと思うものの、そうすると今度は淡泊だったなんて感想になったかも知れず…。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-09-25 12:16:10) 4.絵のタッチがあんまり好きではなかったけど力作っていうのはわかりました。時間もダラダラ長くなくコンパクトに収まってて良かった。 【SAS30】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-30 13:25:37) 3.極彩色(いや、もうこれは極楽色とでも言うべきか)に溢れる映像美、“可愛らしさ”と“気色悪さ”が絶妙のバランスで同居するそのビジュアルワールドは、「夢」を表現するにはふさわしく、映像美だけでグイグイと引き込む。 益々進化し続けるジャパニメーションのクオリティには、もはや感嘆するしかないだろう。 が、相変わらずというか、なんというか、やはりストーリーそのものに物足りなさを感じる。 複雑に難解に物語を入り込ませ、そのくせ核心となるテーマ性は中途半端で、チープさすら感じてしまう。 目まぐるしいまでに疾走するビジュアルに、ストーリーが追いついていないような。そういう印象を近年のアニメ映画に、よく感じてしまう。 今作の場合、「夢」という普遍的でありながら複雑怪奇な素材を展開しているわけだから、ストーリーの展開自体はもっとシンプルでも良かったかもしれない。 それにしても、この「夢の世界」を原作者・筒井康隆はどう文体化しているのだろう。とても気になるところだ。 まあそれはそれとして、繰り返しになるが、ビジュアルのクオリティの高さは物凄い。めくるめく“混沌”の世界にただ包み込まれることは、それはそれで一興だろう。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-02-24 14:53:26) 2.予備知識がないとついていけないかな…と思ったけど、意外とシンプルなストーリーに感じました。それは私自身がシンプル(おバカ)だからか?!ペンキのようなエナメルのような、ペカペカした色使いで眼がチカチカしましたが、それが可愛らしさや気持ち悪さを効果的に見せてました。エンディングの曲、あれイイですねー。ニコニコしちゃった。 【あまねね】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-02-02 20:28:11) 1.ま、典型的なマッドハウス・アニメです。「『スチームボーイ』はカッチンコッチンなアニメだったから、今度はグニョ〜〜ンなアニメ作ってみようか」っていうノリで原作セレクトした感じですね。なのでストーリー展開もスチボーの時の反省の色がなく、猛烈にステレオ。敵に精神をヤラレちゃったキャラたちの筒井節丸出しトークもあんまし壊れた迫力がなくて「前衛劇ならまあ普通かナ」って程度。この落ち着きの良さは何とかならんのか? ただ、演出は狂気としか思えないです。夢と現実が交錯する話なワケで、モーフィングやらホワイトアウトやら何やらかんやらとにかくもう3桁では足りない程の効果の嵐です。アニメーション視覚効果大全集みたいなマニアックな凄さはありますね。マッドハウスは今回でまた一皮剥けて、いろいろノウハウを手にしたんじゃないかな。次こそは、次の大作アニメこそは期待だ(笑)。 …でも正直に言うと、トルンカスタジオならもっと低予算で、もっと驚かされる効果を使って、徹底して抽象化した絵作りで『パプリカ』を製作できたと思う。この映画に足りないのは、まさにそういうスパイスだと思うんだな。 なのでオイラ的には、劇中のセリフの通り「パプリカの不足した」ぬるアニメでした。 【エスねこ】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-12-11 23:29:17)(良:1票)
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