みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
9.ソフィア・コッポラのしたかったことがストレートに伝わるポップでキュート、少女趣味爆裂のブルボン絵巻。舞い散るフリルとレースの層に目がちかちか。ピンクでゴールドな小物の数々、可憐なお菓子。気合てんこもりの美術に目くらましをかけられそうになるけれど、K・ダンストのマリーは無邪気な女子高生みたいで、いやあだって当時14才で嫁いだという史実を思えば実際ほんとにこんなお嬢さんだったのじゃないかしらと思わせて好演だったと思う。後半の暗さは物語のボルテージを一気に下げてしまって、中途半端。マリーアントワネットをポップアイドル仕立てにしたかったのなら、あの革命をも軽やかに生き抜いたくらいの創作をしても良かったのかも。ソフィア・コッポラにタランティーノばりの胆力が無かったのは残念だ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-12 00:40:14) 8.ソフィア・コッポラが再びキルスティン・ダンストと組んで撮ったブルボン王朝絵巻。 ソフィアは「ヴァージン・スーサイズ」もそうですが少女趣味なのですよね。 デコラティヴなお菓子・ドレス・靴の向こうに空虚さが透けて見えそうで見えないもどかしさ。 「ベルばら」ファンでなくとも、「錠前屋」ルイ16世やフェルゼンはいてもオスカルやアンドレがいない…と思ってしまう不思議。 きれいなもの、おいしいものが好きな女性の小部屋。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-25 07:00:01) 7.無邪気で可愛いお馬鹿さんの悲劇。そこで終わるならいっそ写真集でいいのでは?と思うような内容ではあったが、実際そのつもりで見ているとそれなりに目に美味しく楽しめた。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-15 22:07:32) 6.やはりソフィア・コッポラはセンスがいいと思いました。イイ感性をしてる。 革命とその経緯、前夜に重きのある歴史大河ロマンを期待して観たら肩すかしをくらうでしょうね。そういうのは「ベルばら」で充分です、リアルタイムでコミックで連載されていた頃に読んでたし。 思うにコレはマリー・アントワネットが見たフランス王室で、宮殿を舞台にしたアントワネットの青春ストーリーみたい。 ドレスも豪華だけど、それよりも靴とスイーツに焦点を当てているのがいい。あのパンプス、ミュールの数々は今でも通用するデザインで、私の好みド真中でした。白い下着とネグリジェの可愛らしさね。ソフィア・コッポラのこういう着眼点に感心しました。 ポップな音楽も良かった。オープニングのタイトルロールで「マリアンヌ・フェイスフル」を見つけてどこにでてるのか気をつけてたけど、わからなかった。 マリア・テレジアだったんだ・・・ジュディ・デイヴィスというのもなかなかですね。 女優の選び方がいいです。 【envy】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-09-19 12:56:23) 5.「ロスト・イン・トランスレーション」はドキュメンタリーすれすれな不思議な映画だったが、今度は一転、現実ばなれした絢爛豪華な世界を、やはりあくまでも一人の少女の目線から見たドキュメンタリーのように見せる。やるねソフィア! ベルサイユに重おもしさは無く、おそらくこの時代にリアルに生きていたのなら、意外とこんな風に見えてるんじゃないかと思えてしまう。歴史ものってセピアっぽかったりするけど、その時代に周りがセピアに見えてるわけないじゃん。ねー? マリーが夫に相手にされず、買い物に走ったり、反動で?ロハスな生活を始めたり・・・時代に翻弄される女の一生は、いつの世もはかないもんです。 【ETNA】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-09-19 15:25:39) 4.あり得ない色にあり得ないデザイン! とわかってても、うっわ~、1度衣擦れってやつを体験したいなーって思わせてくれる? そんな作品かなぁ(笑)。ちなみにスィーツは全然美味しそうに見えませんでした、すごく美味しそうに撮れてませんでした。選曲も私には合わなかった~。 【ジマイマ】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-03-01 18:32:47) 3.ソフィアらしいポップでキュートなおしゃれ映画、でした。それ以上でも以下でもなし。そこそこ楽しめたと思います。人物の掘り下げや深さを求める映画ではないので、それでいいんじゃないでしょうか。 キルスティン・ダンストはホントにおいしそうなケーキみたい! 【longsleeper21】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-02-13 14:59:49) 2.ソフィアコッポラ色がよく出ていた気がします。彼女はインタビューで「ロストイントランスレーションでは東京の旅を2時間味わってもらったように、この映画ではヴェルサイユの旅を2時間味わって欲しい」という感じの事を言っていた。その意図はうまく表現できていたと思う。曲やテンポもロストイントランスレーションに近くてよかった。でも後半は正直ちょっとだらけ気味。6点ってことで可も不可もないけど、いかにもソフィアコッポラの映画だなって思った。 【珈琲時間】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-01-22 00:35:34) 1.そですネ・・・。six-coinサンの言うとおりなのかもしれません。飛躍し過ぎてるかもしれないケド,「宮廷」の生活は今のこの自分自身の生活に置き換えるコトができるのかもしれないなぁと思いました。今の世の中,ほんとモノがあふれてて,いろんな物無駄使いして,でも自分の意思で「ココ」にきたんぢゃないって言い訳して,外の世界に目を向けようとせず,勝手に孤独になって,狂気を起こす。えー,某アニメで「等価交換」とゆう言葉がありましたが,そうなんデスよね~。キレイな靴も,おべべも,おいしいお菓子も,国をちゃんと治めてはじめて,手に入れるコトができる。知らなかったではすまされない。それだけのことを,民は求めてる。でも,女目線から見てしまうと,あれはだんながちょっとヘタレすぎたような・・・・。もうちょっと,妻も国も真正面から向き合ってあげて欲しかったデス。 【小星】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-01-22 00:04:59)(良:1票)
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