みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
3.サスペンスものとしては、単純に面白かったと思う。主要キャストも見事にハマっていたし、永瀬正敏から椎名詰平へのバトンタッチもあまり違和感が無く、結果的にキャスティングは成功だったと言える。京極夏彦の原作は枕に出来るほど厚いそうだが、それだけ内容の濃い原作を、こうもわかりやすくシンプルにまとめられたものだ。ラストの展開は巨大な“匣”をCGを巧く活用してなかなか見ごたえのあるものになっていて良い。但し、原作を簡略化しているために消化不良気味のエピソードがいくつかあるのは残念。次回作以降はその辺をもうちょっと頑張ってほしい。でも、次も見たいと思わせる出来だった。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-09-30 10:02:21) 2.ベストセラー作家・京極夏彦の人気シリーズの2度目の映画化作品。 前作「姑獲鳥の夏」に続き、主要キャラクターを、堤真一を始めとして豪華な俳優陣が同じく演じている。(永瀬正敏が演じた関口だけ、椎名桔平に変わっていたが……) 不思議な映画だった。 ストーリーは、「匣(はこ)」に取り憑かれた男が繰り返す連続少女バラバラ殺人を軸に、怪奇的に紡がれるミステリーだが、その物語のテイスト以上に、“噛み砕けない”映画だったと思う。 京極夏彦の原作を未読で、物語の核心をつかめていないことが、そもそも入り込めない要因なのかもしれない。 おそらくは、原作はもっと緻密にストーリーの裏に蠢く人間の「闇」を描き切っているのだろう。 堤真一、阿部寛、椎名桔平をはじめとする主要キャストの掛け合いはとても秀逸で、彼らのパフォーマンスを観ているだけでも、結構魅せる。 ただそれが、そのまま映画の核心にリンクしていないという印象。物凄く面白いようで、とてつもなくつまらない。完全に相反する感想が共存する感覚が残る。 原作風景を意識した作り込まれたビジュアル、良い意味で仰々しい演技、見所は確実にあり、豪華な舞台作品を観ているようにも感じる。 自信をもって「面白い!」とは言えず、すべてが消化される「快感」はないが、ひとつの映画体験としては、こういうのもアリだとは思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-07-12 09:09:23) 1.一緒に見に行った会社の女の子たちは、「『魍魎の匣』は見たいけど、『AVP2』はスプラッタだから見たくない」と言っていた。「匣」の方がグロいと思うんだけど。わけわからん。 【センブリーヌ】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-01-17 00:09:33)
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